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冒頭を読んでやはりあまり面白くなさそうと感じた。/けれど、読んでいくうちに面白い箇所もチラホラ・・・。
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誰かが何かでオススメしてたのを聞いて面白そうだと思ってAmazonでチェックしていて買ったんだけど、その時のオススメ文句の何が気に入ったのかは思い出せないまま読み終わって普通に面白かった
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目の付け所がとっても面白い。荒廃した世界観のはずなのにあっけらかんとしていて、かつ、不思議な存在がいて、自由な雰囲気がする。
女の子の主人公の、語彙の多さに比例しない、やる気のなさと、でも真面目に仕事に向き合いたいようなかんじが、とても不快だった。態度がいまいちわからない。
続けて読むことをためらいました。
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わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は"妖精さん"のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人との間を取り持つ重要な職、国際公務員の"調停官"となり、故郷のクスノキの里に帰ってきました。祖父の年齢でも現役でできる仕事なのだから、さぞや楽なのだろうとこの職を選んだわたしは、さっさく妖精さんたちに挨拶に出向いたのですが……。
田中ロミオ、新境地に挑む作家デビュー作。
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面白くなる要素なんて何処にもないと思う。
そのはずなのにとても面白い。
これは、全てキャラクターの効果によるものだというしかない。
世界観としては、かなりガチのSFで理論的にも複雑なものを垣間見ることが出来る。バックボーンに人間の新化の歴史を知識として持っているからこそ描ける世界のはず。
なのに、緩い。メチャ緩い。
人類、いや人間が絶滅しようかという時代なのに、のほほーんと生きているようにしか見えない主人公。この語り口調が妙に独特で、それでいて和ませてくれる。
何処にたどり着くのか見えてこないが、このニュルっとした世界にずっとどっぷりと浸かっていたくなる。そんなこと間違い無しだ。
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人類が衰退した未来
はびこるなぞのメルヘン妖精
彼らは一体・・!?
みたいな
面白くない~~
わたしだけ・・?
ラノベだけどいわゆるラノベ要素がまったくないめずらしい小説
2巻以降おもしろくなるのかな~
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妖精の生態を知っていく”わたし”さんと妖精のお話。
雰囲気や世界観は違うのにどことなくキノの旅を思い浮かべてしまった。
物事に対する皮肉な捉え方をするキャラ達にくすりとくる。
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「単純に言えば、妖精はたくさん集まると面白いことをおっぱじめる、ということだ。 人間以上の知性とリソースと効率と情熱を総動員してな」
ゆっくりと人口を減じ、科学技術も失われ、都市は放棄され、生活圏も縮小し、今にも消え去ろうとしている、人類。
そして、引退したヒトは、地球人類の座を彼ら「妖精さん」に明け渡した。
という、「人類は、衰退しました」。
ほのぼの終末モノと言うことで「ヨコハマ買い出し気候」かと思いましたが「ねこめ~わく」の方でした。
小さくて可愛い生き物達はヒトが大好きで、ヒトの状況はとても寂しい物ですが、悲壮感はありません。
なにしろ後を継ぐ者たちがいるのですから。と言うと、ほら一緒。
主人公は、ヒト最後の学校を卒業した「わたし」。
卒業後の進路を、妖精とヒトの仲立ちをする「調停官」に求めて故郷に戻ってきたところから始まります。
妖精さんを捕まえて名前を付けたら女神に祭り上げられたり、妖精さんが一夜にして未来都市と巨大ロボを作り上げたりする第一話と、
妖精さんが折り紙で光合成原核生物を作ったら
進化しちゃって大変…?な第二話で構成されています。
二話目のオチは、SukosiFusigiな感じでとても良かったです。
内容の薄い、ただのほのぼのかと思っていたので予想外に当たりでした。
ヒト以上の知性を持った後継種族が、ぽやんとした子供もみたいな妖精、というのも面白い。
続刊にも期待です。
「にんげんさんだー」「うおー」「まじなのです」「ちかよってもへーき?」「おこられない?」「これからどーなってしまうのかー?」「あやー」「おおきいですー」「ごぼてんすきです?」「ひえー、ひえー」「のっけてくださいー」
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これは今まで読んでいなかったことを全力で後悔しました。
この世界観、設定、妖精さんの言動に潜むサイエンス・フィクションの美味しいところだけ持ってきて作ったデザートのような奇想が実に素晴らしい。
お菓子のような冗談のような作風で、それが超科学を持ちながら「ゆめとげんじつのあわい」に棲息しお菓子が大好きで暢気なヘンテコ新人類「妖精さん」の設定にマッチしているんですね。
人物造形はいわゆるライトノベル的なゆるい感じなのですが、しかしギリギリのところで紋切型でもない感じです。
「失われし未来史」みたいな話が好きな人とか、ユクスキュルやローレンツが好きな人とか(2巻)、人類学や民俗学が好きな人なんかには相当ヒットする内容かと思います。
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「妖精さんたちの、ちきゅう」
調停官としての初仕事。
妖精さんとは何者なのか、謎が多すぎる…。
そういえば、名前を貰ったあの四人は今後も登場するのかな。
「妖精さんたちの、あけぼの」
歴史を辿るペーパークラフト。
彼らは一体どのタイミングで作られたのだろう。
そしてどうやって進化していったのか気になるな…。
「四月期報告」
あのペーパークラフト達はまだ残っているのか…。
出会っても害は無いだろうが、この後まだ進化を続けていってしまうことは無いのだろうか。
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高度に発達した文明華やかなりし時は去り、人類はゆっくりとした衰退期を迎えていた。その人間たちに代わって、地球の「人類」の名を与えられているのは、妖精さんたち。彼らの生態は旧人類の常識とは隔絶している。そんな時代に、今や新旧人類の間を取り持つ機関となった国連の調停官として、主人公の「わたし」は故郷のクスノキの里に帰ってきた。調停官事務所の所長である祖父の下、妖精さんたちとの交流が始まる。
1巻には、「妖精さんたちの、ちきゅう」、「妖精さんの、あけぼの」を収録。
友人に薦められて読んだのだけど、だんだん引きこまれていって、途中から最終巻までは一気に読んでしまった。独特の世界感。イラストも良い。
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タイトルは聞いたことがありつつも読んでいなかったが、アニメOPを聴く機会があり心に残ったので原作に挑むことにした。アニメは多分その後に。
前知識ゼロで読みだしたためこの先どうなるか全く分からないけど、1巻読んだ段階だと世界史のパロディみたいに原始時代から現代までを追いかけるパロディみたいになるのかな?と感じた。高校世界史の教科書とユーモアと皮肉でトッピングしたような面白さ。
妖精というド直球のファンタジーはあるけれど、それを科学的に見つめる祖父の存在。SF、それに付随する哲学臭さも併せ持つ、(自分が読んだ)2000年代後半のライトノベルの馨りが鼻腔をくすぐる。
2010年前後のラノベへのノスタルジーに陥ってしまいそうだけど、ノスタルジーに留まらない何かをこの作品から受け取ることができたら嬉しい。
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アニメの途中から見て良かったので、原作も読んでみたが、アニメ同様に読み心地が良かった。原作の雰囲気を上手くいかして映像化していたんだなあと再確認。
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audibleで再読 シリーズのラストを知ったうえで改めて読むと、違った視点で楽しく読める。妖精さんの可愛らしさとブラックジョークの掛け合いのテンポが良い。
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再読。とても面白い。ああ、いいなあと登場人物を羨む体験は久しくしていなかった。思えば自分の原初の読書体験もそんな部分が大きかったかもしれない。ラノベということで挿絵もあり、キャラクターの外見が分かりやすかった。こうすることで読者が作者から遠くなり、時々オエッとなるようなキャラ臭さが抜けるのかなと思う。それと読みやすい文章ではあったが結構知らない日本語が多くて語彙力高いなあと思った。