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FBI捜査官とレクター博士との緊張感溢れるやりとりが「羊たちの沈黙」の魅力だとすれば、本書は連続殺人犯の異常さと事件に対峙する犯罪捜査班内のインサイダー同志の葛藤が重層的に拡がりサスペンス感を絶やさない。二転三転する展開に戸惑いさえ覚えるが、進化したサイコスリラーを堪能できる。
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始まりはミステリーだったはずが、進むにつれてホラーに。
左腕が発見されたにもかかわらずその少女が生きているとか、
その親が警察内部の者で仲間の刑事を陥れることを強要されるとか、
少女のモノローグが主人公の過去だったとか、
独り言の録音を聞かせて殺人を暗示し実行させるとか、
いない子供を見た気にさせられたとか、
ミステリー要素はとても面白いのに、
霊能者の登場を差っ引いても、ホラー。
どうしても、ホラー。
最後のどんでん返しが強烈に怖いからかも。
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これは凄い!!
「羊たちの沈黙」なんか比じゃない
なのに、こんな装丁って・・・
ハードカバーであるべきです
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久々に読み切った!
最近、なんだか入り込めず挫折する本が多かったけど、
この作品は一気にいけた。
でも、なんだか、最後がもやもやもや・・・・
話がてんこ盛り過ぎて、消化し切れない、もったいない。
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出だしの設定から引きこまれたが、
後半は三文ミステリーとなってしまった。
途中から捜査班に犯人や犯罪関係者が居るのがみえみえだ。
読後感も悪い。
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序盤〜中盤は、面白くて続きが気になって仕方なかった。
終盤〜ラストは…。勿体ないよ。
捜査チーム、好きになれないキャラが多すぎる。
主人公が一番よくわからない。
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霊媒師は要らなかったのでは。。
それがなくても盛り込みすぎ。
面白い展開もあって読めたけど最後はなんだかな。
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森の中に埋められていた6人の少女の左腕。捜査が始まる中、遺体が次々に発見される。しかもそれは犯人からの何らかの信号ともいうべき指令があった。捜査をするのは、連邦警察行動科学部の部長、メンバー3人に、犯罪学者ゴラン、子供の失踪を専門とするミーラ。主人公はミーラなのだが、これが何やら過去にあった様子。自分の腿を傷つけて意気高揚をするのだ。その理由は最後の方で語られるが、この捜査とも無縁ではない。
残虐な死体、性格破綻な犯人像、そして犯人周縁の人たちもまた破綻している。残虐な描写は読むのに堪えないが、少し過ぎたあたりからどんどん筋に引き込まれる。ちょっと犯人関係者が多くて焦点が拡散している気も。
どこの町と特定しない書き方。
ミーラがかつて受けていた精神分析医の言葉
ミーラが他人に共感できないことに対して、
「心の痛みなど存在しない。ほかのあらゆる感情とおなじように。すべては化学の問題だ。愛というのは、ただのエンドルフィンにすぎない。全身麻酔を注射すれば、どんな感情的な要求も取り除くことができる。われわれは所詮動く肉体にすぎない」・・この言葉を聞いてミーラは心が軽くなった。
2009イタリア
2013.1.15発行 図書館
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外国の作品もたまには読んでみようと思い、手に取ったのがこの本でした。
結構リアルな描写も多く、楽しく読めました。
ですが、最後の方は話がごちゃごちゃしていて何を言いたいのか理解できませんでした。