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ヒロインが僕っ子、「やっふー」だの「はふー」だの、苦手な人、つまり私には受け付けない口癖を持つので読むのがしんどかった……。ストーリーは面白かったけど、トリックは割と早く解りました。それしかないじゃん!って感じ。僕っ子ヒロインを周囲の人間が無条件に受け入れ、可愛がってるのが不思議。かなり好みが分かれる性格だと思うけど。私だったら「うぜー」としか思わない。小学生ならまだ我慢できるけど、中学生でこのアホっぷり。天真爛漫って評されてたけど、実際に中学生でこんな子がいたら親を疑うよ。面白かったけど、いまいちという微妙な感想でした。でも続編、買っちゃうんだろうな。
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自分で自分の丹精込めて作り上げた城を壊すような展開にげんなりしました。これがミステリであるのなら、世の中のたいていの本がミステリとして通る。そういう話でした。
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「果てしないもどかしさを覚える。皆どこかで、何かを見落としている。いつ?どこで?誰が?何を?どうした?世界はこの五つの問いの上でしか成り立っていない。たった五つ、しかとその内のどれか数個の勘違いで犯人を見失っているはずだった。見つけなければならない。もう、事件を解決しなければならない。誰かではなく、自分が。」
面白いけど、最後のインパクトが小さいなぁ。
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見知らぬ人からの招待で、洋館に行く事になった少年。
ついてみれば、やたらに個性豊かな職業と人種。
そしてその次の朝、招待主は物言わぬ死体となって発見された。
一体誰が犯人なのか。
どうやって殺害したのか。
まったく分からないし、誰もが疑わしい状態…でしたが
最後の落ちに、何だそれ?! と言いたい物が。
そこに血道を上げた人は素晴らしいものがありますが
それを小説にしたら、何だかもうばかばかしいというか
死体となった人達、死に損では? と思ってしまいます。
文は読めましたが、この落ち…。
何かもう、こちらも損した気分です。
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館の主に呼び集められた人々が、一人づつ死んでゆく‼︎
という、所謂お約束な舞台ではありましたけれども、主人公が高校生なこともあり、ライトな一人称テイストでとても読みやすかった。
落ち的に色々あるとは思いますが、もう一味あればよかったと思います。
探偵役は一人でいいよ。
空回りぷりが、可哀想すぎる。
そこが、最後のがっかり感を増やした理由ではなかろうか。
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読者を楽しませる趣向がこらされた作品で
ベタといえばベタだけど、読んでいてワクワクしたり
ニヤニヤしたりすることに事欠かない楽しい作品。
信州奥地の謎の洋館、麦わら帽子を被った元気な僕っ娘
メイド服を着たメイドさん、変人の天才、
雰囲気作りのギミックがてんこ盛り。
その分どこかで見た感もゼロではないんだけど
それを差し引いてもキャラがよく動いていて
出来は悪くないと思っていたが
最後はさすがに頂けないバカミスになっていて
マイナス1点。
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クローズドサークルで起こる見立て殺人というミステリの王道だが・・・
殺人鬼の正体がアレとは。
決して、犯人とは呼べませんね。
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途中までワクワクしながら読んでいたのに最後で唖然
けどわたしは思い出した
お兄さんのあのミステリを皮肉った台詞を
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設定は好みだったが、オチというか、ミステリーとしては…()しかし犬神とハテナが気になるので続きは気になるかな…
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犬神清秀・果菜兄弟と白鷹黒彦が出会った最初の事件である。
正統派のミステリーではないけれど、何しろ主要な登場人物の設定がSF的なので軽いタッチで読みやすく、魅力的ではある。
もしも椙本さんがもっと多彩な表現力のある作家さんだったら、もう少し違った方向へと行けたのかな・・・とも思ったけれど。
これは、名探偵でも解明できな事件のような。
もはや推理の範疇を超えたところに事件の真実があるという、とんでも結末なのだから。
ミステリーっぽいライトノベルという表現がいちばんしっくりとくる。
果菜のキャラクターがとにかくいい。
可愛くて無邪気で純粋無垢で、天真爛漫を絵に描いたようなキャラクターだった。
黒彦とのやりとり、魔人館に閉じ込められた人たちとのコミュニケーション、兄・犬神へ甘え方。
どれもが愛らしくて、果菜に会いたいがためにこのシリーズを読んでいるような気もする。
物語とはまったく関係ないけれど、表紙に描かれている果菜が自分が思っていたイメージと違いすぎてちょっと残念な気が・・・。
犬神もちょっと違うような・・・。
黒彦はまあこんなものかなと。
カバーイラストを描いてくださった人、勝手気ままな感想でごめんなさい。
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黒彦と犬神兄妹のシリーズ(と言っていいのか・・・)1作目。
次回作の内容をぜんぜん知らないので、
上記3人とも再登場しているのか定かではありませんが。
とりあえず、シリーズ物として認識しています。
簡単に要約してしまうと。
陸の孤島で繰り広げられる連続殺人、魔術風味です。
誰が探偵役なのかいま一つすっきりしないけど、
黒彦くん(16歳)が頑張ったよ、という感じです。
医者、IT実業家、天才博士に、有名シェフに画家と、
多才な面々の中、一高校生がやむにやまれず推理しています。
かなり乱暴ですが。
探偵役として(読者と登場人物両者から)一番期待された天才博士は、
その変人っぷりが遺憾なく発揮されて、てんで非協力的です。
トリックやら犯人像には賛否が分かれる気がします。
私は少し大雑把に感じました。
あと、館に足止めされた面子ですが、
館の主と執事以外皆20代(かそれ以下)と、
妙に世代に偏りを感じて違和感が少々ありました。
ただ登場人物達は興味深かったです。
犬神(兄)はそのエキセントリックさが、
犬神(妹)はその天真爛漫さが共に過剰気味で、
その裏に何かあるのではと期待させられますし、
黒彦くんにしてもまだ何か有りそう・・・。
その辺りはシリーズを通して徐々に判明するということなんでしょうか。
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久しぶりの館もの。
ハテナ、黒彦、犬神博士。その他、蒲生や紅岩など登場人物は誰も好感が持てる人ばかり。
特にハテナ絡みのシーンのコミカルさは、陰惨な殺人事件をふと忘れてしまう温かみが面白かった。
それだけにトリックや動機が残念。
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異色のミステリーですね
私は果菜ちゃんがR…だったことは、最初から睨んでいましたけどね(笑)
犯人が誰か?についてはマンマとやられましたけど
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全てにおいてツッコミどころしか無い。でも、キワキワのところで組み立ててはあるので、独特で楽しかったです。最初100ページくらい減らしてくれてもいいけど。黒彦と果菜の話だけでもいいけど。
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覚えのない女性からの電話により、「魔神館」と呼ばれる洋館の落成パーティに参加することになった高校生・白鷹黒彦。果たしてそこは、12星座に見立てた石像と、妙な配置の部屋がひしめく妖しげな洋館だった。そんな館での夜、不可解な殺人事件が発生。嵐で孤立する中、その後もありえない状況で次々と人が殺されていく…犯人は参加者か、それとも館に佇む魔神像の仕業か!?黒彦と世界最高の知性・犬神清秀の推理が始まる。
うーん。正直、そんなオチあり?ってなった。誰がどんな理由でどうやって事件を起こしているのか。すごく気になった。だけど、結構なボリュームだからかなかなか進まない。ちょっと読むのに苦労したところはある。そして、探偵役だと思っていた人物の失踪。事件も佳境に入って、何度か推理ショーが開かれるが惜しいところで合っていない。
そして、最後の最後に導かれる推理。え?は?ってなった。それはいいけど、ちゃんとした真犯人はいるんだよね?って思ったけど、結局そういうのはいなくて終わってしまった。なんだったの…一体。
タイトルの副題になっている少女のハテナちゃん。確かに、可愛い子ではあるけど14歳の割には幼くないか?ってすごいなった。ぶっちゃけ私の中では10歳ぐらいの女の子だと思ってたよ。まぁ、それには理由があったけど、それにしても…ってかんじだった。あと久しぶりに僕っ子だったというどうでもいい感想も。
なんか評価が低い意味がわかった。これだけ風呂敷広げて、そのしまい方がなんか…ってかんじだし、読むの少し苦労しながら読んだ結果がこれかぁってなった。
2023.2.21 読了