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小学生の頃は、「世界で一番最後の竜」「目に見えない子」「もみの木」が物語として分かりやすく、アニメで映像化もされているので好きだったけど、
社会人になった今、すべての物語を読み返して面白いと思ったのは、「この世の終わりにおびえるフィリフヨンカ」「しずかなのがすきなヘムレンさん」「ニョロニョロのひみつ」だから、本当にムーミン物語はすごい。
まさに、大人になっても楽しめる。
ムーミン物語のキャラクター達は、ファンタジー要素に溢れているけど、彼らの身に起こった出来事を解決するのは魔法の力なんかではなく、彼ら自身が内面を見つめたり、ほかの人からヒントをもらって解決していくことなのである。
なんら私達と変わらないところが、また愛しい。
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短編集。
時々よくわからん、時々ほっこり。
騒がしいことが嫌いなヘムルの話が良かった。
見た目が大好きなニョロニョロの生態もちょっとわかった。
クリスマスの話もいかにも童話って感じで良い。
ニンニは…ちょっと性格に難あり。
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短編集。
ニョロニョロのひみつ、この世のおわりにおびえるフィリフヨンカ、しずかなのが好きなヘムレンさんが特に面白かった。
また、スニフとセドリックの話では、大人びたスナフキンと、めんどくさ可愛いスニフのやりとりが良かった。
特に印象に残ったニョロニョロのひみつは、無い物ねだりをして、理想化した他人の生き方に憧れていたムーミンパパが、ラストでは自分らしく生きること、その中に自分の幸せを見出していく話。
それは、現代社会に当てはめると、
SNSを通して良く知らない人のキラキラな部分だけを見て憧れ、自分、そして身近なことを肯定できなくなってしまった人が、自分を取り戻す姿にも見えた。
目に見えない子 に出てくる、ニンニはちょっと怖い子。ムーミン一家の優しさにふれて姿が見えるようになったのは良かったけど、思い込みが激しくて気性が荒い性格で、最後に判明したお顔も可愛くないキャラデザイン。ラストまで闇が深い話だった。
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この本は1963年に出版された。60年前ということだ。これからもずっとムーミンは愛され続けていくのだろうな。何故なんだろう。物語を何冊か読むうちに、気づいたことは、ムーミンやその仲間たちの独特な個性が魅力的であることが大きいと思った。欠点もあるけどでもいいとこもあるよと肯定的なところもいい。ムーミンのお家には沢山の仲間たちが寝起きを共にする、不思議なお家だし、冒険大好きな一家だ。繰り返し読むことでムーミンのお話はさらに深く心に染みてくると感じる
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ムーミン谷の、お馴染みさんや初めてさんが登場する短編集です。スニフは久しぶりかも。「見える」ようになったニンニ、可愛いなぁ。
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読み終えてから、たのしさがひたひたと波のように戻ってきて、くすくすっと笑ってしまいたくなるようなすてきな一冊。短篇集で、会ったことのない登場人(?)物たちも、おなじみのメンバーもそれぞれにおはなしを繰り広げる。それぞれがそれぞれらしくあって良い、というような本。
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「旅人スナフキン、すがたが見えなくなってしまったニンニなど、ムーミン谷に住む仲間たちの物語を集めた短編集です」
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短編集
どの話も穏やかな中にも締まりがあって好き
特に
「この世のおわりにおびえるフィリフヨンカ」、「しずかなのがすきなヘムレンさん」
あとはニンニの話も懐かしかった
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可愛いくて残酷なファンタジー。年金は年寄りになった時に誰にも邪魔されずに好きなようにして暮らすことのできるお金、とヘムレンさんは聞かされたそうですが、本当にそうならいいですね^_^
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ムーミンシリーズの短編集
ムーミンの家族だったり、ムーミン谷の住人視点の話だったり
少し怖いなと思う物語や、うーん…いまいち意図が掴めないと思う物語もあったり
ただ普段とは違う日常の場面や初めましての登場人物との出会いはとても楽しいものだった
この中だと、しずかなのがすきなヘムレンさん という物語が好きかな!
日常の中でヘムレンさんの優しさが伺えるような物語で、子供には分かる優しさが溢れてる人なんだろうなって
目に見えない子も結構面白かったかな
ニンニちゃん、この先の作品で出てきたりするのかな!?