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キーリは読んだことが無い。弟が買ってこないからだ(ぉ)
まず、絵を見て鈴木次郎だ〜っとほくほくしたのは言うまでも無い(笑)
次に、その絵を見てやけに俺好みそうな、スーツの似合う兄さんと、無精ひげおやじがいて、これまたにんまりする。
が、何よりも嵌ったのは、この世界観か。
近未来を想定したちょっと退廃的な街が舞台。
遺伝子操作された人間たち。
街に君臨する一族。
何をとっても、俺好みである。
展開で、何がいいかというと、ヒロインのマドカが死んでしまうことか。
こういう報われない悲劇は好きだ。
結局、マドカは色々あって戻ってくるのだが、その展開も無理やり感があってもよさそうなのだが、そのまますんなり受け入れられたのが、結構に驚きだ。
俺的には、死んだヒロイン(限定)は戻らない方がいいからだ。
あと、主人公三嶋の生い立ち何かも痛さ抜群で美味しい。
その友人も中々に面白く、続きがあるなら、今度は彼らが主人公の話をぜひ読んでみたいと思った。
話のテンポも読みやすく、成る程、これは一度キーリにも目を通しておいて損はなさそうだ。
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「キーリ」を書いた壁井ユカコ氏の新作。タイトルから察せられるように遺伝子操作がどーのとかそういうお話です。一応現代モノ。
設定は兎も角としてやはりこの雰囲気がとてもいいです。相変わらず流れとしては仲間内での他愛のない「日常」のやりとりがメインで、そんな日常の中に非日常が転がり込んできて、でもそれが日常になって。そんな独特のオーラといいますか、それにぐっと惹かれます。ストーリーは個人的に大ヒット。「キーリ」より好きです。というか今までに読んできた電撃文庫(といっても大して読んでませんが)のなかでもかなり上位に食い込む素敵さです。「キーリ」を読んで気に入ったという人は是非ともこちらも読んでみて下さい。400P 越えと少々厚いですが、いざ読んでみると全然そうでもないです。
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退廃的な世界での何気ない日常話。暗い設定や過去は多々盛り込まれているけれども、それでもすんなりと読めます。
中盤は思わず涙・・・・・。
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ラノベなのでとても迷ったんですが、本棚へ追加。キーリシリーズでおなじみの壁井さんの作品。ゆるゆるとした和やかなお話とエンターテイメント的な話の展開。キーリシリーズも大好きですが、こちらを本棚に追加します。
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キーリの作者である壁井ユカコさんの二個目のシリーズ。買いだめしたまま読んでいなかったのですが、いやはや素晴らしい。遺伝子操作はSFの定番で、そう目新しいものでもなかったのです。しかし、マドカという少女と三嶋の関係がすごく微笑ましくて、序盤は緩やかに進んでいきます。ここまではほのぼのとした感じで心地がよくて、中盤は物語が盛り上がってきて、シリアスですが序盤とは別の意味で良い感じ。最後は物語の展開からいえば予想はついたにはついたのですが、綺麗な描写と序盤のような緩やかな雰囲気で終わったので、一息つけ、「ああ、よかったな」と素直に思えました。日本語でも良い所で外国語を異様に使っていた(アーケード、エントランス、シンクなど)は気になったけれど、細部まで練られた構想と綺麗で丁寧な描写には感服ものです。描写が丁寧で、少しグロテスクな表現が妙にリアルでしたが……それも作者の腕が素晴らしい証拠でしょうね。目新しくはないけど、作品の雰囲気やキャラクター、そして今回は絵も素晴らしくいいです。綺麗。電撃hpでは短編がいくつか書かれているので、短編集とか二巻とかも出るかもなので期待しています。
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よかったです。すばらしい。何か壊れた感じの家族がみっつくらいでてきてましたが壊れきっているわけではないのがいいです。家族大好き。家族的にいえばススキ、キャラクター的にいえば三嶋がわりと良かったです。
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壁井ユカコさんのキーリ以外の初作品。今のところ一巻だけの読みきりになってますけど、続きが出るのもいいかなと思います
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壁井さんの書く無気力でゆるい感じの青年が大好きです。そしてそんな彼らを助けたり愛したりする女の子も大好きです。何度も何度も読み返したお話。
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文庫にしては分厚い。設定がちょっと難しい気もするけど、設定を飲み込んだら後はスラスラ読めました。ちょっと凝った話を読みたい人にはお勧めかも。
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ずっと読みたいな〜と思っていてようやく読んだ。結構ぶ厚い・・・。相変わらずこの著者の作品は世界観がたまらなく好きです。あと、キャラもいい。内容として目新しいワケじゃなかったけど、そういった世界観とかすべてがツボで引き込まれる作品でした。メッキらぶ。
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壁井ユカコは大好きな作家さん。漂う雰囲気が素敵。文章のセンスが素敵。登場人物たちのなんともいえない性格が素敵!とにかく素敵です!!
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私と電撃文庫の出会いがこれでした。表紙買い。不法侵入してきた女の子に刃物で脅されて・・・同棲かよ!(笑)そんな三島とマドカが大好きです。人間の遺伝子操作とか、未来にありそうだなぁ。こういうストーリーはありがちだと言われるかもしれないが、流石壁井ユカコ。独特の世界観でカヴァー。あっという間に読み終わっちゃうし。なんていったって、ウチの学年でカスタムチャイルドブームがきましたから!ボロボロになって戻ってきましたから・・・!
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壁井さん好きはココから始まりました。
友達から借りたのがきっかけです。
結局買うくらい好きになって、出版されている本は全て持ってます。
番外編なんかもチョロチョロ集めてますが、集まるかなぁ……
恋愛ものは壁井さんの作品しか読めなくなりました、ね…orz
カスチャは三島×ススキとか妄想したり。(腐ってる!
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出版社に限らず壁井さんの本は大好きです。
壁井さんの本は独特の世界観が特徴的。
何も起こらない時は本当に何も起こらなくて急展開する時はノンストップに急展開するんですが、この本は急展開多めだったんじゃないかな。
普通じゃありえない人たちばかりなのに、なぜかみんなに共感できる少しずれたキャラクターがステキな本でもあります。
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実はキーリよりも好きかもしれない。壁井さんの書くゆる〜い無気力キャラが好きです。短編集のような形で続編希望。