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太田光の解説が親切で愛にあふれておる。私の知ってる太田光じゃない…
私たちの暮らす東京の街やなんかが、無作為に建てられているようでいて実は異星人からはるか土星へのメッセージなんて、そんなことを考えるとなんだか面白いようなわくわくするような。でもラムファードみたいな人にとってはむかつくんだろうなあ
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何も考えずに純粋にSFとして読んでも面白いが、物語の裏に隠された”人間社会への風刺”、“哲学的考察”などを感じながら物語を読み解くと、より一層楽しめることは間違いないだろう。
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ハヤカワのヴォネガットは全部読んだはずだけど、太田光の解説の版は読んでない。話も忘れてるし解説が読みたいので再読希望、と。
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人間は無力で物悲しく、笑いの要素は「愉快」ではなく「滑稽」。そういうものの中にある自分の小さな人生のこと思うと、普段の生活で悩むこととか、誰かを嫌いだと思うこととか、ばかばかしいのでやめようと思う。
マラカイの滅茶苦茶でくそったれな一生の中にも、ハーモニーやサロやタイタンつぐみやストーニィ・スティブンスンとの友情などの素晴らしく美しい要素がちりばめられている。
『人生の目的は、どこのだれがそれを操っているにしろ、手近にいて愛されるのを待っているだれかを愛することだ』
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メチャクチャな内容。なんだけど、ときどき深い言葉が出てきます。
『もし質問がいいかげんだと、答えもやはりそうなる』
『淋しくないこと、びくびくしないことーーーこの二つが人生で大切なことだと考えるようになった』
『だれにとってもいちばん不幸なことがあるとしたら、それはだれにもなにごとにも利用されないことである。わたしを利用してくれてありがとう』
『たとえ、わたしが利用されたがらなかったにしても』
新装版ということで十数年振りに読み直したのですが、新しい発見があり、楽しかったです。読み直す度に別の発見がありそうな一冊。
爆笑問題 太田 光 のあとがき?がちょっとかっこいい。
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太田の死ぬまでに読めの3つ
・カートヴィネガットジュニアの「タイタンの妖女」
こういうことをそべて総括したことの結論、確認 がある
SF 宇宙が生まれての全ての意味が この本のオチ メチャクチャくだらない
でも この人がとてもやさしくて感動して号泣
ヴぉ根ガットは 人間が生きてる意味なんてたいしたことないよ それでも人間は生きていていいんだよ
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面白く、深く考えさせられる作品。
人生の意味や運命性に対する考えは非常に共感するものだった。
終盤に感動がポンと渡される感じ。
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これは、爆笑問題太田が薦めている本です。帯にも一番と書かれている本であり、番組やラジオでしきりに言っていたので、読みました。
正直、よく分からなかった。
もう1回読むつもりではいる。
SFって他の作品も流れは一緒なのかなー?
とりあえず、この作品を読む前に、
違った作品を読んでみようかと思います。
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面白かった。
この人はなんかコミカルでシンプルな感じがする文体で、どちらかといえば淡々とストーリーが進行するのに、山場はしっかりジーンとさせてくるのがすごいなあと思う。不思議。
ヴォネガットさんの小説はどんなことが起こっても、そこにおかしさがあるところが好き。ユーモアのセンスがほしくなる。
どうでもいいけど、太田光の解説(?)は必要だったのだろうか。
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片手間で読むような本じゃなかったです…。
しかもこういうファンタジーには、何かしらメタファーなり啓蒙なりが含まれているんじゃないかと勘ぐりすぎてしまうのも敗因。
まだこの本を読むだけの器が私には無いのかも。
10.10.12
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太田光が強く推してたので読んでみた。
なんせ、事務所名を「タイタン」とするほどだからね。
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例えば《動》があって電気はうまれる。
この物語は、そんなカンジで、
人間が、全てが、《動》であるだけの存在となる。
とらえようによっては、とても危険な本だと思った。
戦争も、平和も、殺人も、救済も、全く同等になるのだ。
ただ、《動》であれば良い。
そのような無意味さを希望へと変換できた太田だからこそ、
この本を糧とすることができたのだろう。
さすが、光だねw
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爆笑問題の太田氏が気に入っていると聞いて、何故かとても納得してしまった。理由は特にないが、巻末の彼の推薦文を読むと思い入れの強さと拘りが垣間見える。
バラバラなピースが組み合わさって物語が完成する周到に考え抜かれた構成、
それでいて根底にはなんともいえない優しさが流れて・・・・
地球文明はたったひとつの部品を作るために作られたというアイロニー。
神様はあなたを愛しているというどうしようもなく独善的な、それでいてどこまでも優しい物語。
<テントテント、アッ、テント>
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時間と空間の中をぐいぐい引っ張りまわされたような読後感。
初ヴォネガットがこの作品だったのは違ったのか?
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主人公のマラカイ・コンスタントに思わず感情移入してしまう。レディ・ガガのPVを見てるようなクールで少しキッチュな世界観描写と、皮肉たっぷりの語りがなんとも心地よいSF。最後はホロリとさせるなど、これ一冊で二度は楽しめる??
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爆問太田光氏が爆笑問題のススメで薦めていた本だが その時語っていた事よりも 巻末に寄せている文章の方が良い気がする
結局人間は操られていないと生きている気がしないのかなとか
何かに縛られていないと生きている実感が持てないのかなとか
人間だとか宇宙だとかの存在をどう考えるか を考えされられた気がする