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今回はエロくないらしいw
http://twitter.com/#!/shiozaway/status/134620648881389568
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ここまで中では割と地味な巻。小惑星における農業の話と、ノルルスカインの誕生から地球に絡んでくるまでの話が交互に書かれてます。やや説明的な感じもするものの、SF的エッセンスはたっぷり詰まってる。
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「そこに話が繋がるかぁ~」というような展開でありました。やるなぁ小川一水。続きがますます楽しみになってきました。
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まだまだ話は途中。
農業の話がどうつながるんだ、と思ったら裏でやってた話とつながっていたと。
あとかつて語られた物語とも少しずつ関連してきて、でも正直よくわからない。
どの勢力がどういう考えで関わってくるのか。
あの病気の元凶が明示されたのは大きいかな。
しかし、これがどう1巻とつながるんだか。未だ着地線は見えず。
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元海賊の農夫の話と壮大なノルルスカインの話が交互する。
シリーズの核心がちらほら見え始めた感じ。
しかし、小川一水の人間以外の心情や表現は秀逸だね。
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全十巻を予定している小川一水の《天冥の標》シリーズの第五巻。
これまで1~4巻で描かれてきた、スケールが大きすぎて物語の構造すら見えてこない壮大さと、各巻毎に取り扱われる独創的なテーマは今回も顕在。
今回は小惑星帯で営まれる農場というSFとしては一見地味に思える、
それでいて興味深いモチーフが中心に据えられている。
低重力環境での生活や、小惑星帯の生活圏における農家の立ち位置など、しっかりとサイエンスの延長線上としてのフィクションを丁寧に描いていて、世界観のリアリティの付与に大きく貢献している。
また1~4巻で今まで断片的に描かれてきた、繋がりの見え無かった各パーツがほんの少しずつ集まり始める様も見て取れる。
とくに本巻で1章おきに断章として描かれる《ダダー》の物語は、
やや地味に思える本編とは対照的に、ぶっ飛んだ濃厚なSF成分がたっぷりで、この物語が本来持つであろう世界観の壮大さを感じさせて楽しませてくれる。
最後の章で訪れる物語の急展開と、これまでバラバラだった各ピースが少しずつ集まり始める予感で、早く続きの物語を読みたい衝動にキッチリと駆られる。
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農家が医師団、宇宙軍、恋人、亡霊、石工、議会、救世群
どこにつながっているのかと思って読み進める。
これまでの様々な時代と人物、物語が
少しずつつながるように見えて、また広がっていく。
どんなラストになるのか、オチはあるのか。
毎回新刊が出るたびにそれまでを一気読みしたくなるが
できていない。
現在までの年表、登場人物辞典、用語集(あるのだとか)欲しい。
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昨日購入。はやる気持ちでざっと読んだら何がなんだかわからず今日きちんと読み直しました。相変わらず自分はせっかちだな。
このシリーズを読むときは最初からシリーズを読み直したくなりますがいつも出来ずじまいです。でも今度こそ読み返そうかしら。ようやく冥王班とその元凶、ダガーとの係わり合いが見えてきたような気がします。そして最後に近づく知的生命体って…
相変わらずどこに着地するんだかわかりませんがとりあえず面白いです。次も楽しみ。
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農家の物語を挟みながら進行する、そもそもの話の根底にある被展開体のストーリーを超ロングスパンの宇宙規模で語るストーリーが秀逸。ダダーのなんたるかと、何故に羊なのか、また六本腕の猿、冥王斑等、サーガの多くの謎の種明かしが進行するため、今まででたまりにたまった欲求不満が少しずつ解消していく。まさに物語の中盤に相応しい。ただし、何故に農家なのかとう点と、主意識流の眷属たる個人に定着したと思しき謎の女性や、ただ疲れもためらいも知らず黙々と増えて拡散する植物の手先となる一部の人間等、明かされた謎とは別に違う謎が提示され、これらがプラクティスやリエゾン、ラバーズ等、今まで登場した物語を彩る多くの背景に、どうかかわっていくのか、楽しみに待ちたい。唯一の弊害は、お粗末な自分の頭脳が以前の話を忘れてしまうということであり、張られていたであろう多くの伏線に気がつかないだろうなということである。次回作を期待したい。
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「天冥の標V」読了。ノルルスカインが発生するくだりが「造物主の掟」を彷彿とさせて楽しかった。今までのあれこれが繋がって来たと思ったら、ラストでまたしても新たなる展開。これからどうなるんだこれ?
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ダダーのノルルスカイン、6千万年前の誕生と今に至るまで戦い続けている敵ミスチフの正体。西暦2349年の小惑星帯での事件が語られる。
非常にテンポが良くて面白かった。
羊飼いも出てきたし、大体登場人物というかグループは出揃ったのかな?
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人類にフォーカスした宇宙開拓小説と、宇宙創世記の時間スパンで繰り広げられる概念生物の神話が並行して展開される構成。語られるに連れ、過去のエピソードもこの神話にほんのちょっぴり触れていたのだよという要約が、三行で纏められる。
うーむ
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紀元前6000万年から語られる歴史によって愈々全体の構図がほの見えてきた。
しかし、まだ誰が敵で、誰が味方なんだか。そもそも主人公は誰なんだか。
恐らく主人公(というかメインテーマ)は「知性体」そのものなんだろうな。
この物語とは関係ないレベルだが、電子機器内のプログラムに寄生して拡散しようとする自律プログラムのことを「ウィルス」と命名した人はすごいな。電子的なこの「ウィルス」と本来の生物学で言う「ウィルス」のこの性格の近さ。
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ようやく少し全体像が見えてきた巻。1巻にどうつながるのか、楽しみ!
いろんな宇宙の生命のバリエーションがでてきて、作者の知識と発想の豊かさに驚いたり楽しんだり、そんな体験も楽しかった!
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ノイジーラント、ロイズ、プラクテイス、海賊というでかい勢力が伯仲し、ダダーのノルルスカインと”いたずらっ子”ミスチフの影がちらついたⅢから一転、今回はパナストロの辺境惑星パラスの農家、タック・ヴァンディが主人公。零細農家はでかい勢力の争いに無関係なのに翻弄されるような存在のはずだが、彼には積極的に巻き込まれる理由となる秘密があり…。
タックのストーリーと交互に語られるのが、知られざる被展開体の生態、そしてノルルスカインとミスチフの因縁。
…というなんともややこしく濃厚な物語になってきましたが、みんな生き生きとしているので楽しく読めます。タックとザリーカの親子関係、零細農家の助け合い精神など人間ドラマに事欠かない。ミスチフがえらくかわいい。ノルルスカインの経験を通して被展開体とはなんたるかを明かし、宇宙時代の農家の営みを微に入り細を穿って描いてみせた手腕がやっぱり白眉です。
最新の科学的知見がふんだんに盛り込まれているのも濃さを感じさせる一因。「生命は早い」ていうのがちょっと新鮮に響きました。