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サッカーは詳しくありませんが購入。
敗北の覚悟がない、誰もが負けを恐れすぎている。という、日本人論が印象的。
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リスクを負わない者は勝利を手にすることができない。模倣はどこまでいっても模倣でしかない。組織に必要なのは「規律」と「創造性」…。名将が書き尽くす、珠玉の戦術論、組織論、日本人論。日本人よ、「自信」を持て!
2ヵ月前に書かれた本だけあって、最新情報をもとにオシム氏がW杯日本代表のことを分析している。オシム氏が監督を続けていたら選んだであろうメンバーも窺えるし、中村俊輔や遠藤を高く評価しながら欠点も鋭く指摘している。岡田監督の評判が悪いことも知りながら「辞めるな、W杯後も続投を」と語る。それと矛盾していると断りながら、次期監督候補も2人挙げている。私は図書館で借りたが、この本が724円なら安いのでは?
(A)
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以前、木村元彦の「オシムの言葉」を読んだが、オシムの壮絶な人生とその中でもサッカーへのこだわり、プロとしての誇りに感動したこと覚えている。そんなオシムが、南アフリカW杯に出場する日本代表についてその考えを綴ったのが、本書。全体を通じて、若干、一般的な言及に留まっている印象を受けたが、もともとサッカー大好きっ子なので、対戦チームや日本代表選手の分析は面白く読むことができた。W杯の前に読むにはもってこいだったかな。
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レビューひとしきり書いたところでうっかり誤登録・・・。
引用登録時に、レビューも同時更新されるようになることを望みます。。
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コレクティブ、戦術的ディシプリン、リピートできるサイド
インテリジェンスのある選手、相手を崩すコーディネーション
噛み付く、ラストキック=無関心を美徳と勘違いするな
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2010W杯開幕。
オシムさんから日本代表へのエールとTips。オシム氏の日本に対する温かい思いを感じられる本。
・対戦相手の情報を多く得られる環境にいるだけに、相手を「怖れてしまう」。
・できる選手はもっと走りまわるといい。
・恵まれた環境に置かれているので、ハングリーさが低い。
・創造性が高いので「らしさ」を追求したほうがいい。
日本代表への課題を投げかけている。これらは私にとっての課題とも感じられる。
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サッカーのことは詳しくありませんが、充分に楽しめました。
4章以降の内容は、実用書として読んでも有益だと思います。
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2010/7/13
鋭い。
今だからこそ読んでその価値が分かる本かもしれません。
「敗北の覚悟」という考え方はサッカーだけの話ではないでしょう。
2010/6/21
ちょっと古い本ですがW杯関連という事で手に取ってみました。
店頭に置いておく三省堂さんもさすが。
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いわゆる「デラックスな選手」である遠藤や中村俊に対して、「なぜ前へ前へとリスクを冒せないのか、より完璧な選手になれるのに」という内容の一節があり、感じ入るものがあった。
「高を括っていては道は拓けない、リスクを背負って初めて成果となる」と訴えているのだと思います
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サッカーの前日本代表監督、オシムさんがW杯前に書いたもの。
デンマーク戦前に空港で見つけたのでふらっと購入~。
マスコミやファンへの苦言、日本人選手の欠点などを指摘。
予想以上に俊輔をかってたんだなーという印象。
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日本サッカーを良く知るオシム氏の視点は、厳しいけど暖かい。最近、サッカーは、実に面白いと感じられるようになってきた。日本では、サッカーこそが人生だなんて、とてもじゃないけど言えないけどね。
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iいつものオシム節。
あまり目新しい内容ではない。
ただ選手の表現力は一流。
トゥーリオをベッケンバウアーに例え、ジョンテリーを目指すべきというのは妙になっとくした。
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ワールドカップ南アフリカ大会が終了してから
読もうと思っていた本がある。
イビチャ・オシム
『考えよ!ーなぜ日本人はリスクを冒さないのか?』である。
まだスペイン対オランダの決勝戦は残っているが、
おおかたの日本人にとってはワールドカップは終わっている。
さっそく腰巻きが新しくなっていて、
名将の南ア杯予想的中!
岡田ジャパン勝利の理由
とある。目下、12万部を突破したところだ。
日本代表監督を辞任してからも
サラエボのオシムのところには
日本のメディアの人間がひんぱんに出入りしている。
ジーコ、トルシエに聴く以上に、
みんな、オシムの意見を聴きたいのだ。
Twitterを使いながら日本代表の試合を観ていたときに
ときおり誰かがオシムの言葉をツイートしてくれる。
オランダ戦だったか、本田がシュートに失敗したとき、
がっかりする僕たちを尻目に、
左をよく見ろ。もうひとり選手がいただろう。
ビデオをよく見直せ。
などとオシムの言葉がツイートされる。
本人の言葉かどうかは確かめようはないが、
なるほど世界で闘ってきた監督の視点がそこにあると思い、
僕は感心した。
私は「自分で考えること」「速く考えること」を
ピッチ上で求めるが、
どんな状況下に置かれても、
的確な判断と、創造力豊かな判断を身につけるためには、
こういう感情コントロールが不可欠になってくる。
(p.170)
例えばユース世代の育成についてオシムはこう発言している。
ピッチ上の話と断ってあるが、日本社会の課題、教育問題、
そして私たちがグローバル・プレイヤーになるための
洞察、ヒントが本書のあちこちに書かれている。
「自分で考えること」と同時に「速く考えること」は、
僕たちの意識や行動を変えるときのキーワードになりうる。
「自分で」「速く」考えるのだ。
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4月に出版されたにも拘らず、サッカーW杯の日本代表の結果が出た今読むと、尚更感慨深い示唆に富む内容。日本代表がベスト16、そのメンバー構成まで事細かに書かれた内容がことごとく当たっていてびっくりさせられます。
私にとって特に印象的なのは、やはり日本の教育の課題。
学校での教育が、サッカーの勝ち負けを左右するその姿勢に大きな影を落としていることが指摘されています。
試合中にタイムのないサッカーにおいては、目まぐるしく変化するピッチで選手自身が瞬時に判断をしながら局面を打開することが求められますが、日本人選手は、いつも誰かに指示を受けなければ行動できないと繰り返し述べられています。
みずからリスクを負って行動すること。
まちづくりにおいても全く同じだと思いました。
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オシム氏の談話には深みがあるといつも感じているが、言っている言葉には意味が複数含まれているように思える。この本でも誤解を招かないように敢えて書かれているが、一つの見解が複数の意味を持つことがオシム氏らしいと言えばそうなのかもしれない。
難しい言い回しにとらえられがちかもしれないが、物事はそんなに単純ではない、ということにも繋がっていると思えてならない。しかし、難しく考えすぎてもいけないというのがオシム流なのだろう。その一の心の持ち方、考え方によって局面はどんどん変化するのだ。だからこそ考えながら走らなければならないというのがオシム氏の持論。日本人には日本人に合った流儀がふさわしい。外国人として縁あって日本を長いこと見てきた彼だからこそ客観的に判断できることがたくさんあったのだろう。ヨーロッパで活躍した人の目から見た日本人の特徴を我々はもっと聞き入れても良いのではないだろうか。