投稿元:
レビューを見る
デフレからの脱却は日銀にしかできません。政府がいくら成長戦略に精を出しても、潜在的な生産力が向上するだけです。というのがまったく同感できない。日銀はレジームチェンジのような緩和でインフレを実現できるかもしれない。それは需要創出するだろうか?単に生活費が上がるだけでは?経済の成長しない中でのインフレほど最悪なものはない。
投稿元:
レビューを見る
金融緩和がインフレを引き起こす理由がよくわからない。インフレ期待がインフレを引き起こすのはわかるけど。金融緩和が生むのは、あぶく銭、資産バブルでしかないのでは?
投稿元:
レビューを見る
いろいろな仮定を置いてリフレ政策の「正しさ」を論証していますが、それが論理的なのか、私の経済学の理解レベルでは判断できません。
ただ、政府・官僚には成長産業を見極める能力は無い、産業政策は無効と繰り返し説いているのは岩田先生の従来の主張通りで、これには完全に同意いたします。
投稿元:
レビューを見る
リフレ派の著者が多くの図表を用いて、リフレ政策の正しさを証明している本であり、非常に初心者用にわかりやすくと書こうとしているのがわかる。
内容は、日銀だけが金融政策の誤りのために世界で日本だけがデフレ状態になっており、まずこのデフレ状態を脱することが大切であることを主張している。デフレを脱却するためのアベノミクスの第一の矢であり、そのうえで、第2.3の矢を放つべきだとしている。名目GDPが上がれば、増税する必要もなくなるとしている。4章では、世界の経済状況が減速し、今後ユーロは、リスクが高いことも指摘している。
グローバル化というのは本当によいことばかりではないことを考えさせられた。
投稿元:
レビューを見る
序論:アベノミクスとは:「大胆な金融緩和」「機動的な財政出動」「民間投資の成長戦略」の3本の矢である。日本のデフレギャップを金融緩和で埋める。
①金融緩和競争:リーマンショックに対してアメリカ・EUは金融緩和によって乗り越えた。アメリカは国債+MBSもFRBが買い込んだ。FRBはLSAPs(大量の資産購入政策)により長期金利の低減=デフレリスク軽減。デメリット:資本市場の機能不全→量的緩和を終わらせられない→バランスシートの負債→
②アベノミクスの金融緩和:デフレ要因→不良債権・IT革命・生産労働人口・中国・雇用形態→これらが原因とは断定できない。お金の流動性不足。予想インフレ率→円安→貯蓄~投資へ→株価up→設備投資→賃金上昇→消費増。日本財政がデフォルトは起こす可能性が低い。
③名目成長率をあげよ:ドーマー条件=名目成長率>国債金利にすること。名目成長率→4%の成長率が必要=2%のインフレ+2%の実質成長。それにより税収を上げる。14年は経済縮小で需要の減少で危機的状況になるかも・・・
④減速する世界経済:ユーロ危機・ESM・
⑤
投稿元:
レビューを見る
図表などが多用されているが、あくまでも「海外との比較」となっているように思えた。日銀・官僚批判本とも受け取れなくもない。