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読む前から絶対にいい、とわかる本がありますが、こちらもそんな1冊でした。道に迷いそうになった時、不安になった時、何度でも読み返したい。
静かな夜の時間に一人ゆっくり読むのがおすすめです。
世界の中には不変の真理のようなものがある、と私は思っており、それは国籍や宗教を越えて共有できるものだと思っていますが、ここに書かれているのはそういったもののように感じました。すべてがニュートラル。
他人の目を気にして行動するのではなく、自分の軸をしっかりと持ってブレないことの大切さを丁寧に説いていました。
「正解だと思われる道を選択するのではなく、
選択したのちに、その道を正解につくりあげていくのです。」
という言葉は、本当にそのとおりだなあと思います。
不安を抱きやすい時代なのは、個性の時代でもあるからだと思います。みんな一緒じゃない、環境も安定しない、そんな時代。
だからこそ、ちゃんと考えて自分の軸を持っていきたい。周りに流されず、自分がまずは自分の味方をしてあげたい。
1つ1つの章がどれも深く、手の届くところにいつも置いておきたい1冊でした。
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印象に残った言葉
1.自分軸をつくるには、常に自分が戦ってる分野で全力をで頑張る
自分だけの山を登ることで、最終目標エベレストが見えてくる
2.時間はその密度、内容によって価値が決まるから、年老いても、何もせずにただ時が過ぎただけなら、その人には何も残らない。
3.孤独の中で自分を見つける。孤独を楽しむ。
4.幸福のものさしは自分の中に持つ
5.自分の決めた道を正解にする努力が一番重要
人生では選択した瞬間に答えがでるわけではない
6.幸せの本質は歩みにある
何かを目標に頑張る時が、その時が一番幸せ
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タイトルがとても良い
比較しない
幸せの循環を自己完結させる
努力できていることが素晴らしい結果なのである
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一杯飲みながら幸福とは何か考えるか~という雰囲気のタイトル。
さて、この本には自分で模索し、試行錯誤し、考えた人間観の跡があると思う。
ただ、どこかで見たいろんな文献のフレーズをノートにちりばめている結果、万人に薦められるものではない。
少なくとも学生にとっては、スピリチュアルな本を数冊目にしたくらいでは真に理解できないだろう。都合の良い断片的な解釈をする可能性が大きい。
なぜかと言うと、殆どの人は著者と対面し、言外に語る本質には触れられないから。
各章ごとで、論旨はまとまっているものの、全体では表面上の矛盾が生じている。
その矛盾をより上位の視点から統合するのがスピリチュアル(霊性)なのだが。
残念ながら著者の立場上からか、その核心を避けてしまっている。
例えば別の事例で言えば、こういえばお分かりだろうか。
(ますます「はぁ?」かもしれないが、曖昧に事例を)
引用
【松下幸之助は、3時間ぶっ続けで叱り続けた・ 江口克彦】
「叱るときには、本気で叱らんと部下は可哀想やで。策でもって叱ってはあかんよ。
けど、いつでも、人間は誰でも偉大な存在であるという考えを根底に持っておらんとね」・・・この「人間存在の偉大さに対する認識」が核心なのだが。
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素敵な本と出会えました。
誰しも幸せを願い生きている。
その中で知らず知らず他者と比較したり、競争したりしていると思います。
本書と出会い、本当の幸せとは自分の中にのみ存在し、それを自分自信が感じることだと理解しました。
最近、やりたい事だけをやるとか、嫌な事はしなくていい的な本が増えた中で、好きなことをやるということも幸せだが、やるべきことを好きになることも幸せである。
との一文は自分の心の中にかかっていた靄がすーっと晴れていく感じを得られた。
「我々が生きる今日という日は亡くなられた方々が夢見た明日である」ただ息をして生きていることにも感謝をしながら、幸せを感じながら生きていこう。
※読みながら著者であるジョン・キム氏の本を新たに購入して来ました※
説明
内容紹介
著者は、幸福を次のように定義する。
「その人が自然体で生きていること。
自分が愛せる自分自身として生きていること」
そして、そのための条件として、
「ぶれない軸が自分の中にしかりとあること」
をあげる。つまり、
自分の人生を支える確固たる軸があって、その軸と日常の思考・言動を一致させてはじめて、人は幸福に生きることができる。
けれども、ともすれば周囲に流され、自信を失い、将来に不安をいだく私たちにとって、必ずしもそれは容易なことではない。
いったい、どうしていけばいいのか? どこに向かっていったらいいのか?
著者自身の悩み多き二十代とその努力の日々をも率直に語るそのさまに、いつのまにか、心が浄化されていくような不思議な読後感の一方で、
自分自身の人生の波を自分で作り出すべく、身も心も引き締められるのである。
さらに、豊富にちりばめられた著者の言葉は、まさに、魂の言葉だ。
「昨日の未熟な自分に心から感謝し、明日の成熟した自分を喜ぶために、今日の努力する自分を生きること」
「世界に招かれるのではない。我々が世界を招待するのだ」
「沈黙の世界から生まれてきて、沈黙の世界へ戻っていく我々」
「人生は他者と競争するものではない。人生を比較する基準など存在しない」
「人生の目的とは他者に勝つことではなく、より成熟した自分に向かって歩くことだ」
「結局のところ人間の不幸というのは、いま自分が息をしていることに対する感謝の気持ちを忘れたときに始まる」
「幸せというのは影のようで、追いかけると逃げていくが、太陽に向かって走り出すと、追いついてくるものである」
「我々はいちばん忘れるべきものをいちばんよく覚える。我々はいちばん覚えるべきものをいちばんよく忘れる」
「好きなことをやるということも幸せなのだが、やるべきことを好きになることも幸せである」
「我々が生きる今日という日は、亡くなられた方々が夢見ていた明日である」
……
内容(「BOOK」データベースより)
比較しない。競争しない。今日を生きる。『媚びない人生』に続く、不安の世代への衷心からのメッセージ。
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「媚びない人生」に続くジョン・キムさんならではの言葉で自分の心を燃やしてくれる本だった。
AIが普及し、人間の価値が問われる現代にとって
「交換不可能な自分」を作るためにはどうすればよいのか?そんなことを考えさせてくれる本だった。
常に自分にベクトルを向けること、その地道な努力が「幸福な人生」への歩みにつながっていることを感じられたので、一度手に取ってみて欲しいと思います。
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渋い。達観している。ストレスに役にたつ。
疲れた時に読みたい。割とシンプルな本で読みやすい。
全部でなく、部分的に読んでも良い。