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ジョン・ハートの最新長編。期待に違わず面白かったです。
一年前に双子の妹が誘拐され罪悪感と絶望で父親が失踪、支えを失い残された母は土地の有力者につけこまれて無気力状態。残された最後の子供(The Last Child)のジョニーは13歳の少年ならではの生真面目さで独自に妹の行方を捜し続けていますが、、、。物語は担当刑事ハントとジョニーの2人の視点から交互に語られて進行。前2作同様に設定はやるせなくつらく悲しく作品全体の雰囲気も重いのですが、今回少年が語り手であることもあってか、読後感は意外にも爽やか。読み終わってタイトルの妙に改めてうなりました。
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前作の時も思ったのですが、主人公役以外、メンタリティが弱いキャラばっかりなのが気になって仕方ない。とりあえず下巻へ。
単純にこの著者の作品は好みでないだけの気がしてます。
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上巻なので特に引用はなし。
とにかく、息をつかせない。
それでも、どこか希望を見出させてくれるのはなぜなんだろう?
とてもドキドキしまくった。
ジョニーを、お母さんを、ハントを物凄く身近に感じてしまった。
とにかく新境地開拓のつもりで買ってきたわけなのだけれど、当たりだったかも!
ホントは最初SF!?
って思ったのだけれど違いました。
まさに本格ミステリ!!
それでも、そこには人間関係の細やかな描写が!
とにかく先が気になりまくる1冊。
アリッサ、もしかしたら生きているのかな。
どこかで出てきてくれるのかな。
それとも、先には絶望しかないのかな。
もうジョニーは天涯孤独になってしまうのだろうか。
あぅあぅ、下を読まなければ!!
【6/10読了・初読・個人蔵書】
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コテコテの洋物ミステリー。
なんというか、大味なんですよね。
なかなか惹きつけられるシチュエーションがなく・・・
うーむ、下巻に期待しましょう。
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前作「川は静かに流れ」も良い小説であったが、
本作も非常に優れた品質の作品。
プロットが素晴らしく、
一気読みさせられてしまう。
不安、恐れ、悲しみ、葛藤、
信頼、愛情、友情、赦し。
様々な感情を追体験する、
ミステリの範疇を超え広く愛されるであろう作品。
早川書房創立 65 周年 & ハヤカワ文庫 40 周年記念作品。
2010 年 アメリカ探偵作家クラブ賞(MWA賞)長編賞受賞作品。
2009 年 英国推理作家協会賞(CWA賞) イアン・フレミング・スチール・ダガー賞受賞作品。
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電車乗り越したぜぃ
絵が見える、けど終わりは見えない!キングみたい。でも頭重苦しい感じは若干弱し。にしたって重い話なのにどっぷりつかっちまった。
面白かった!
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海外作品は苦手なんだけど、週刊ブックレビューで見て面白そうだったので。はじめはとっつきにくかったが、途中から引き込まれた。続きが気になり一気に下巻へ。
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双子の妹の誘拐事件をきっかけに、家族が崩壊した哀れな少年。妹を見つけ出し、家族の再生を夢見て闘い続ける姿が健気で、胸が打たれる。
キャサリンやハント刑事、リーヴァイなど、他の登場人物がどのように交差し、そしてどのような結末を迎えるのか非常に楽しみだ。
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1年前に双子の妹が誘拐された兄、少年ジョニー。事件後に、父が失踪し、母が薬物におぼれる中、失われた妹=幸福な生活を取り戻すため、怪しい人の地図を作成し、一つずつしらみつぶしに調査していた。その調査には、彼の親友であり、妹が誘拐されるシーンを見ていた少年も付き添っていた・・・。
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誘拐された双子の妹アリッサ。
彼女の誘拐をきっかけに幸せだった家庭は崩壊する。
母と息子を置いて失踪した父。
全てを失い酒と薬に溺れていく母。
そしてそんな過酷な状況でも、妹の無事を信じ
家族の再生を願う息子ジョニー。
あまりにも儚く残酷な設定だが、信念を曲げないジョニーの姿に
どこか救われる想いが生まれる。
次から次へと出てくる一筋縄ではいかない登場人物たち。
謎が謎を呼ぶ展開。
まさに息つく暇なしのミステリーの傑作である。
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双子の妹アリッサが行方不明になって1年。
少年ジョニーは探し続けている。
近くで捕らわれのまま生きていると信じて。
10歳ぐらいにしか見えない13歳の男の子の頑張りように応援せずにはいられません。
娘を一人にしたと妻に責められた父は出奔、母キャサリンは酒浸りとなり、言い寄ってきた金持ちの男ケンの言うなりに。
調査に当たった警官クライド・ハントもまた、人生を狂わせていた。
あまりののめり込みように半年で妻が去り、高校生の息子アレンとは上手くいかない。
同僚にも半ば引かれている有様だったが…
ここへ来て新たな展開が?
同じ学校の少女ティファニーが行方不明に。
事故現場に行き合ったジョニーは、倒れている男が死に際に「あの子を見つけた」というのを聞く。
たった一人の親友ジャックと共に懸命な探索を続けるジョニー。
スリリングで引き込まれます。
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2月13日読了。ミステリーマガジン2011年版海外1位。このミステリーがすごい2011版海外5位。展開早くて読みやすかった。
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2011年このミス1位の文庫化上巻。主人公は13歳なのに、車は運転するし、銃は持つ。う~ん。。。アメリカって怖いところだな。。。
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「キングの死」でデビュー、「川は静かに流れ」が、日本でも評判をよんだジョン・ハートの第三作。双子の妹が誘拐され、父も失踪。まもなく母親は薬物におぼれるようになり、地元の実業家が家に出入りするようになる。すっかり崩れてしまった家族。ジョニーは妹の行方を追い続けるのだが。ポケミスと同時発売。文庫上下巻と同価格というのが面白い。でも、ポケミスのイメージとはちょっと違う作品なのではないかと思ったりもします。下巻に続く。
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妹が誘拐され、そのショックで父は失踪、母は薬物依存で地元の有力者の食い物になってしまった一家。13歳の少年が一人、妹がまだ生きていることを信じて絶望的な捜索を続ける。