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模試の問題文として出会い、惹かれるものがあって読んでみて、そして大好きになった本。主人公達の繊細な心の動きにハッとさせられたり、ドキドキしたり、涙が出そうになったり。青春は切ないけど、失うものばかりじゃない。とりあえず初めて進研模試に感謝。南無。
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「絵」という、二人の共通項をを通してつづられる、みのりと木島、16歳ふたりの物語。
幼い頃にいなくなった父親の影を引きずって、「絵」にも、部活動のサッカーにも、いまひとつ本気になりきれない木島。
好きなのは「絵」と、絵描きであるおじさんだけ。好きも嫌いもはっきりしすぎていて、親とも友達とも、うまくやっていけず浮いてしまうみのり。
似顔絵が得意な木島なのに、みのりの顔だけ、上手く描くことができない・・・
切なくて懐かしい。
私にもこんな時代があったなぁと思い出す。
何もかも上手くはできなかった、やたらじたばたしていた16の頃。
もう16歳ではない大人のための物語だと思います。
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ときめいた、の一言でしょうか。こんなにまっすぐに心の中に落ちてきた恋愛ってないです。恥かしいほどに、一生懸命で、愛しい。
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母親がいらんから持っていきと帰り際に渡された本。
黄色い目の魚の章がよかったが、あとは蛇足な感じがする青春恋愛小説。
お近くの図書館にあるなら読んでみてもいいかも。
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大好きな本です。佐藤さんの作品はこれが初めてだったけど、すっかり惚れ込んだ。学生の痛みをよくこんなにも描けるものだ。ベタなラブコメでもどろどろの愛憎劇でもない、陳腐でもないただの青春。高校生っていいなあと思う。墓に入れてほしいくらい、人生で最も大切な本。一冊だけ選べといわれたら間違いなくこれを選ぶ。私のエバーグリーンです。
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等身大の同年代の恋にすごくドキドキして共感した。本当にひとりでも多くの人にできれば中高生のときに読んでほしい。
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進研模試の過去問にあって気になって読んだらすごくすがすがしい本でした。
木島の等身大の高校生の気持ちと、少し背伸びしたみのりの気持ちの交錯、葛藤、こんな青春っていいなあと思えます。後味最高。
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シンプルで繊細で、心にストン、と落ちてくる話です。凄い上手いですよね。
基本はみのりと木島の恋愛。でもそれだけじゃなくて、友情とか情熱とか、青春というか若さの一つの形が描かれていると思います。
心が洗われた――行き詰まっていた私の心が少し楽になりました。
とても疲れていたんですよ。もういい加減苦しくて。残像が頭から離れなかったんです。
それが少し癒されました。
この話にはたくさんの恋の、愛の形が出てきます。
哲生と歩美、玲美と根岸さん、みのりと通(授業で読んだ時、この2人が真剣に愛し合うんだと思ってしまいました)、通と似鳥ちゃん、似鳥ちゃんと木島。そしてみのりと木島。
それぞれの愛に、自分の思いを肯定する力をもらいました。
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「明るい濃い色が染みていくように、じわじわと好きが増えていく。世界が広がっていく。」
この本は本当におすすめ!!○●自分の感情に素直で、不器用なみのり。無口でどこか「マジ」になりきれない木島。二人は「絵」を通して繋がっていく。
"好き"という気持ちの表現の仕方がだいすきです。。爽やかで、そしてじんわりとくる青春+恋愛物語**゜
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抜粋――
[人は変わっていくけど、それでも、まったく別の人間になるわけじゃなくて、忘れてしまった気持ち、なくしてしまった笑顔がふいに甦ることがあるのかもしれない。]
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絵を見るのが好きな村田みのりと落書き好きだった木島悟を主人公に2人の高校生活が書かれている。家族とあわないみのりは画家である叔父の通のアトリエに入り浸っている。父のテッセイが死んでしまってもテッセイから解放されていない木島の家族。マジになるのが怖くてサッカーも絵も中途半端になってしまう木島。ある日美術の授業で木島がみのりを描いたことになってよって2人の関係は近づいていく。
読んでいてわかるなーと共感できる部分が多かった気がします。青春ていいなーと思いました。独特な書き方の文章があって最初はなんか変に感じましたが、読んでいくうちにこれが主人公たちの気持ちをより読み手に伝えてくれているという気がしました。
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はじめのうちはちょっと読みにくいなーと思ったのだけど、読み進めていくうちに主人公のふたりにするっと感情移入ができてしまう。こういう青いかんじはすきです。
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すごく大好きな作品で、何度も読み返しています。
こんな恋がしたい。本当に運命みたいな(と言ってしまうと陳腐に聞こえる)恋だけど簡単には上手くいかず、主人公のひねくれた気持ちもよく書かれています。
佐藤多佳子さんのその辺りの表現は、本当に秀逸。
みのりと木島のキャラが大好き!
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周りを敵視してからに閉じこもる少女と、何かに本気になるのが怖い少年。どこにでもいるような思春期真っ只中の二人の恋。これという恋の言葉があるわけでもないのに、二人の距離感、二人の関係がステキ。青春時代に読んだら、もっと心が震えたんだろうなー。今読むと、「ああ、こんなだった!」と懐かしさに胸が締め付けられる。やっぱり青春ていいよね!(と、クサイ言葉。)
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イヤなことばかり。絵もサッカーも上手くいかない。でももう逃げない。自分だけのモチーフを
見つけたから。舞台は鎌倉、揺れる2人の16歳を描く長編。