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リストラされた冴えない男が、突然失踪した妻を探すうちに・・・
主人公のとぼけた感じがなんともいい味で、サクサクッと話は進むのだが、やっぱり失踪理由がね、なんだかねって感じだった。
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『烙印』を全面改訂して書き下ろしたものである。
主人公の迫水の俺の一人称で物語りは進んでいくので、感情移入も
しやすくテンポもいいので読みやすかったのだが、真相の原因となる
動機がどーにも納得し難いのがもったいなかった!
迫水の嫁が突然家を出て行ってしまう。 嫁を探し出そうとするのが
あらすじなのだが、探していくうちにヤクザが絡んで来る。
最後まで嫁の失踪は謎として進むのだが、ヤクザ思惑、登場人物の
謎が次第に解明していき、最後にそもそもの問題の発端である
嫁の失踪の原因へとたどり着く。
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主人公のほのぼのした性格とアンバランスな緊迫した状況にどんどんはまりました。
毒のある終わり方も最高です。
この人何冊か読んだけれど平均して面白いです。
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ここまで「ヤクザ」って言葉がでてくる小説は初めて読んだね。たまに「マフィア」も出てくる。
内容はまあまあ。途中の疾走感は○。終盤の失速感は否めないね!
自分的に慟哭もそんなやったし、貫井さんの作品は、ユーモアミステリの方が好きやな!
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前半、中盤のリズム、テンポは素晴らしい。
それだけに、事の真相が見え始める辺りからの失速感には正直、残念。
真相があまりにも強引過ぎるというか、やっつけ感が否めない。
むしろ、書きながら、結末を綴ったのではないかと思うくらい。
衝撃の結末と形容するには、難あり。
え?そんな片付け方!?
しりすぼみ。
しかしながら、途中までの吸引力は花マルです。
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失業中の夫の元から美しい妻が突然家を出る…よくある話がだんだんヤクザを巻き込んだ騒動に繋がっていく、という展開はとても引き込まれたが、中盤以降がお粗末。予想を裏切るエンディングで後味が悪かったなあ。
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予想以上にハードな話で、思わず手に汗握ってしまった。
あくまでも妻探しを諦めない主人公の執念にはびっくり。
手がかりを追いかけるうちにエラいことに首を突っ込んでしまい、自分なりに決着をつけようとするが、その方法にもまたびっくり。
しかし、はた迷惑な夫婦だ…
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厳しめに☆2つ。「烙印」を改訂して、ハードボイルド調を薄くしたらしいけど、私にはまだまだ濃くて苦手だった。ヤクザやらマフィアやらが出るとちょっと…これは私の好みの問題かも。でも、無理矢理感は否めないし、奥さんの失踪理由がそんなこと…という感じ。とにかく色々気になるし合わなかったな。残念!
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白貫井さんっぽいお話でした。どっちかと言うとコメディチック。本来2作目だった【烙印】をリライトした作品だそうで。【空白の叫び】や【乱反射】などを読んでからなのでなおさら白作品に感じました。軽くさっくり読める感じでこれはこれでアリですね♪
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事件に関係してるかもわからない妻の妹(妻本人ではなく)を、やくざに追われながら探し続けるのは少し動機付けが弱いように感じた。
明かされる真相にも大きな驚きはない。
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読み終わった瞬間『へ~そんな感じね』という印象でしたw
確かにミステリーだと思うけど、あまり見どころがなかったかな。
初心者にわかりやすい内容でもないし、ちょっと中途半端。
本当に普通っていう感想でした><
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「慟哭」がおもしろかったので続けて2作目も読んでみることに。
うーん…イマイチかなあと思いました。
物語の始まりのキッカケとしては面白いと思ったのですが
イマイチ引き込まれなかった。
伏線回収もパッとしなかったし最後のあっけない感じも
すっきりしなかったです。
「慟哭」がおもしろかっただけに期待して読んでしまったのが
良くなかったのかもしれないです。残念。
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絢子の突然の失踪。迫水は絢子を追うが、周りに不審なヤクザが現れ始める。徐々に真相に迫っていく所ではハラハラした。荒井の妹を装った麗子が持ってきた手紙によって、本当は台湾人だったのか?錯覚を起こされた。
絢子が真実を語らなかった事によって話が複雑化し、本当は怖かったのに親切に助けてくれた後東が死んでしまったこと、絢子が拳銃を持って消えた後の迫水の回想はグっとくるものがあった。
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後東いい奴過ぎる&可哀想過ぎるだろ!
「烙印」の改訂版小説です。貫井作品では初期の作品が元となっているだけあって、ちょっと不慣れ感があるかな?
緊張と緩和のバランスがいまいち取れていないような・・・倉庫での麻薬受け渡し辺りから緊迫感がようやく出てきたかな。
迫水の未熟さは好感持てました。自分の行動が他人に迷惑をかけている。それは間違いない事実なんだけど
「こうしていれば・ああしていれば」と甘えを捨て切ることができないのは、人間として仕方のない部分でもありますよね。
迫水・絢子・後東。この人たちの行動については同意しかねるぞ。小説的なご都合主義を感じてしまうよ。
絢子が「どうせ途中で諦めるから」と消えた理由を告げなかったのも、とは言え中途半端に首を突っ込むのだって危ないはずですし。
迫水が兄を最後まで頼り切らなかったのも「苦手だから」では通じないでしょ。絢子を台湾人と思い込んで
「もし強制送還になったら・・・」と考えるのも分からなくはないけど、じゃあ不法入国かどうかを確認する寸法に
切り替えていけばいいんじゃない?と思ってしまいます。
後東に関しても友情の為に命を懸ける、という言うは易し行うは難しを深い葛藤もなく行ってるように見えたような。
全体を通して娯楽作として悪くはないんだけど、人物たちがプロットに沿って生きている印象が残った作品でした。
ダチョウは危険が迫ると土に首を突っ込んで危険が去るのをただ待つ。これ本当かな?面白い薀蓄だね。
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まず、主人公を好きになれない。
魅力が無いからだが、途中からは、その考え方どうだよ?と、感情移入よりも、呆れてしまうことばかり…。