紙の本
大きな責任って怖い
2023/11/05 15:14
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
参勤交代って決まりごとの嵐ですね。あれもこれもそれ得なくてはならない。人もそろえなくてはならない。人が集まればいざこざも。責任を全うできるのか。ハラハラドキドキ。
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真面目に、一生懸命やっているからこそ、面白い
そして、人の心を打つことが出来るのですね
壬生義士伝や和違屋糸里のような悲しいことは無いけれど
人の情け、優しさ、ずるさを、浅田節で聞かされているようでした
後半は、一気読みで充実感たっぷりです
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江戸への山中道の難所を古式スタイルで越えて行く"蒔坂左京大夫"の行軍、うつけ者の殿様が実は賢主名君な殿様である片鱗を見せながら難を越えて行く。一路、勘十朗もそんな殿様を命がけで守る。ユ-モア、義、情を織り交ぜて織り成すストーリー展開は浅田次郎の得意とするところか、最後はブチと称する駄馬とされた馬までが褒美を貰うHappyEND。
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やれやれ。江戸に着いた〜
一路ご苦労!
殿が馬に乗って疾走するが如くにいっきに読んだので、脱力してます。
もう一回、今度はゆっくり読みたい。
来年20歳になる息子にもすすめたい1冊。
社会人として新しい環境で、自分の仕事における困難に立ち向かう姿は、時代は違えど同じかも…。
敵あり、味方ができ、上司のわがままあり?馬鹿のようにみえて尊敬できるところあり…
時代ものが好きな人の就職祝いはこの本がタイムリーです。
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2013/04/09
文芸書を読むのは、充実感を求めているからである。ハッピィーエンドこそ読書の喜びである。この著者浅田次郎は、いつも読者の期待を裏切らない。
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下巻も一気読みですごく楽しく読めた。
とにかく泣き笑い、お殿様が葱まみれなど細かいことを言えばきりがないが読み物として面白い。
もう少しこの参勤道中見ていたいと思うくらい。
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よかったよ。浅田次郎さんらしい、泣き笑いでした。
親が「笑っとたね。おもしろかったんじゃろ」
と言ったけど、感動して涙したところはこっそり一人でした。
なぜ涙が出るのか、自分で考えてしまうほど、
分かりやすい『お涙ちょうだい』ではなく、
ふかーいところでジンとするのです。
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一気に上下読了ー。時代もので、読めない漢字も多々あったけど、登場人物(馬も含め)がみな個性があり、面白かった。参勤交代の詳細を知れた。浅田次郎さんははずれないなぁ。
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江戸参勤は実に行軍である。雪の和田峠越え、御殿様の急な病、行列のなかで進む御家乗っ取りの企み。着到遅れの危機せまるなか、一行は江戸まで歩みきることができるのか。江戸までの中山道で繰り広げられる悲喜こもごも。
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今でこそ「児孫のために美田を買わず」と言えば様々な論を呼びかねないが、役目を担う家にとっての先人の言をあえてつまびらかにはせずに遺すことが、若くして家督を継いだ主人公に対しての主題・成長の糧になったわけで。
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芝居がかった面白さの中にある、武士を突き詰めた男の生き様、
みごと〜アッパレ〜〜〜!!
だが、下巻表紙の乙姫の顔が、一路の足に踏まれてみえぬのは、いかがなものかと…
ちと、不満じゃ
葱かよ…
関西の細いひょろひょろじゃない、下仁田の葱が久しぶりに食べたくなったヨ。あの葱だよ…
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2818.html
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この、参勤交代には蒔坂家のある家臣による、お家乗っ取りの企みがある。合わせて、一路の失態も画策。
主人公、一路より大変興味のある登場人物は、「蒔坂家39代、14代左京太夫」、蒔坂家当主。蒔坂左京太夫というお殿様。この人が物語の途中から非常に気になるようになってくる。うつけ、か名君、か・・・
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一気に読んだ。何事にも気持ちがあれば行動がついていくのかな。優秀な人こそ余裕があって、ひけらかす必要がない。納得。
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プリズンホテルシリーズを思い出させる泣かせ場面の波状攻撃。うつけ者との評判に自らを隠したお殿様、蒔坂左京大夫は実は名君。古式に則った参勤交替の行列を続けるうちに武士の本領が発揮される。魅力的な登場人物たちが(お殿様の御馬、白雪、ぶちを含めて)エピソードを積み重ねて、
師走の中山道はあっと言う間に過ぎていきます。幸せな余韻とともに…
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荒唐無稽なんだけど、泣き笑い道中おもしろかった。身を削り国事に奔走した牧野遠江守へやりとりには涙。おーとーのーさーまーは、愛嬌たっぷりの傑物!? でも人間臭いダメさもあって、ほんと「人間には隙がなくてはならぬ」