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遺族のもとで長らく封印されてきたルブラン幻の遺作。
まさか今になってルパンの新作が出るとは思わなかった。
子供のころ、ポプラ社のルパンに熱狂したクチなので純粋に嬉しい。
恋あり冒険ありのストーリーだが、推敲途中だったからか、それとも私のルパンに対する思い入れが強すぎるのか、ちょっとあっさりしすぎて拍子抜けかも。しかし読めることに意義がある作品。
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「長らく封印されてきた正統アルセーヌ・ルパン・シリーズ未発表の最新作、ついに解禁」
なんてワクワクするあおりでしょう。 読むしかないでしょう、これは。
で、面白かった! ルパン、カッコよすぎます。 まさに『怪盗紳士』です。
今回は、子供達を導く教師としてのルパンが見られますが、しゃれっ気が効いていて、勇猛果敢で、優雅で美しい。 愛情と苦悩に揺れ動くルパンが愛おしい。
どちらかと言えばホームズ(探偵)よりでしたが、一気に逆転しそうな勢いです。いい機会なので色々読んでみよう。
「アルセーヌ・ルパンの逮捕」もよかったです。
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店頭で見つけて、フラッと購入。
ルパン、小学生くらいの頃、児童向けのを数冊読んだ覚えはありますが、
大人になってからは手に取ったことが無いかも、です。
ホームズは大人になってからも幾度となく読み返しているのと比べると、
自分でも不思議でしたが、、久々に読んでみて何となく得心。
そのなんとも情緒たっぷりな文体が、ホームズのそれとは真逆な感じで、
読むのに結構疲れる感じですかね、、こればっかりは好みでしょうか。
ん、終盤では、ルパン三世での"カリオストロ"を思い出してしまったり、なんて。
そういえば、ホームズ vs ルパンなんて一遍も出ていたような、、
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アルセーヌ・ルパンが生涯でただ一人愛した女性との出会い、そして…。
いやぁ~、ルパンに未発表作品があったなんて、ビックリ!!
ルパンを読むなんて何年ぶりでしょう。内容がどうより、21世紀に初めて世に出たルパンに、こんな事もあるのだと感慨にふけってしまいます。
作品としては、ルパンの好きになった女性は、ルパンらしい好みだなあと思いました。
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小学生の頃に図書館で借りて貪るように読んだルパンシリーズ、あれは紛れもなく恋してましたね。その70年振り未発表最新作、まるで初恋の人に再会する気分。
後書きにもあったように推敲不足の感は否めないし、あの頃感じたトキメキもない。もっとスーパーマンだったような気がするんだけど、初恋なんてそういうものですかね(笑)
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父親のレルヌ大公が突然自殺し、一人娘のコラは悲しみに沈んでいた。そんなコラを助けるのは、大公から後見を託された4人の男たち。大公は遺書の中で、じつはこの4人の中に正体を隠したアルセーヌ・ルパンがいる。ルパンは信頼に足る人物なので、それが誰かを見つけ出して頼りにするようにと記していた。やがて思いがけない事実が明らかになる。大公はコラの本当の父親ではなく、コラの母親がイギリスのハリントン卿との間にもうけた子だったのだ。高貴な血をひくコラは、にわかに国際的陰謀に巻き込まれ、そんなコラを救うべく、ルパンは動きだすが・・・。
小学生の頃に全作読んだほどルパンをこよなく愛してた私が、本家新作と聞いたら飛びつかない訳がない。推敲途中だろうが何だろうが、もちろん発売日に買いに走ったさ♪
確かに、作品としては未完成なのかなと思う部分もなくはない。だけどやっぱり好きだな。作品の完成度は星三つだけど、好きか嫌いかでいったらやっぱり私は何年たとうが五つをつけるだろう。女好きでちょっと軽くて、だけど弱者には優しくて、いつだってカッコいいルパンに再会できて、すごく嬉しい。時代の風潮に囚われないコラは一見尻軽女だけど、でも芯がある人だと思う。ルパンのことを色眼鏡で見たりせず受け入れて波乱の人生を楽しめる女性だよね。お幸せに!ところで平岡新訳での全集はまだですか・・・?これで人気が出ればいいのに。
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幻の遺作。
これを読めただけで幸せというものでしょう。
内容は…いい意味でも悪い意味でも【アルセーヌ・ルパン】らしい、と思います。
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小学生の頃、神奈川の県立図書館に週末に家族で出かけていたのを思い出す。明智小五郎、ホームズ、ルパン、よく読んだ。内容は覚えていないが、そのヒーロー像は記憶に染み付いている。
最後のストーリー、手にできてよかった。大作である必要は無い、長年馴染んだあのルパンがどう完結するか、それを目にできるだけで感動だ。
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今日から、読みますね。
(2012年10月10日)
読み終えました。
なるほど、ね。
(2012年10月17日)
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王道のナイト・ストーリー。
ルパン読んだのは何年ぶりやろう。
後半、ふとルパン三世の『カリオストロの城』を思い出した。ご先祖様はそっちの道を選んだんね。
おまけでついてる『アルセーヌ・ルパンの逮捕』の懐かしいストーリーも嬉しい一冊。
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ワタクシにとって、怪盗ルパンのシリーズは、ときめきロマンス小説なのである。
そんな人間からみた、この度、発見されたこの小説は、もう、ロマンチックでいい感じなのです!
最後の恋、なのですよ。
ルパンが大志を抱きながらも、メロメロなのですよ。
うふ♪
題名にもなっている「最後の恋」と、もう一編。
ルパン初登場の、初めて雑誌に掲載された小説も載っているのですが、そのお話も、託された宝物と心の行方が、とてもロマンチック(>▽<)
読んでいる途中は、ずっとニマニマしっぱなしだった自覚ありです。
文句を付けるなら、もう少々、古くさい文章で読みたかったな。
なんたってルパンは、時代がかった気障な男前なのですものね!
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うーん。
いくらルブランとはいえ、いくらルパンの未発表作とはいえ、ルパン最後の作品という点以外は出版に値するレベルの小説とは思えない。
ルパンは懐かしいのだけれど。。。
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懐かしいビニールカバーとポケットブックサイズ。初版は2012/9/15でこれは再版,どういうこと?~父がピストル自殺し,遺されたコラが受け取った遺書には,四銃士の一人がルパンであるから,その言うとおりに動いて幸せになることを願っていた。伯爵はパリから車で30分の城を買い,大尉は子どもを集めて,暴力を振るう大人達を懲らしめている。実の父であるハリントン卿から贈られる金を積んだ飛行機から袋が消え,三悪人がこれを運ぼうとしているが,大尉はこれを捕らえたが,コラ嬢を攫って身代金が要求される。コラの身柄を確保した大尉との仲が接近するが,大尉は現英国王の甥オックスフォード公と結婚し,王妃になるべきだという。まだ敵の攻撃があると考え,パリの邸宅に戻るが,手下の子ども達の情報収集から敵が英国諜報機関で,ルパンが先祖から受け継いだジャンヌ・ダルクの供述を記した本を狙っており,手先のカーベッドがコラ嬢に劣情を抱いて忍び込む計画を察知し,罠を仕掛ける~ルパンシリーズは多分ちゃんと読んだことがないんだ。どうも世界に入り込めない。ブランの書き方は,最初電報文のような素っ気ないスタイルで書き,推敲に推敲を重ねて完成させるスタイルだが,推敲の最中に脳血栓で倒れ,それでも頑張っていたが完成できずに死亡した。子は不完全だと発表せず,孫娘が著作権の切れた71年後に原稿を発掘し発表。確かに粗っぽい気がする。最後の恋と言うことは結婚すると言う事だった。まあ目の前にこの本があって・・・読めて良かったかな
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まさかルパンの新作を読める日が来るなんて!読み終わった今は、静かな満足感でいっぱい。
ルパンは愛情深い。でも、知り合って愛した女性と結ばれることはなかった。
この本では、いつものように快活なところはそのままで、さらに教育者として、福祉者として活躍する面を見ることができた。付き従う子供たちのまっすぐさに心踊った。
こんな気持ちのいい愛国家がほかにいるかしら。ルパンだってまっすぐな人だよ。
大好きなルパンは、幸せになりました。幸せな結末をありがとう。
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ルパンといえば、三世が思い浮かぶだろーけどこっちが最初だな
変装の達人、神出鬼没な怪盗なんだけど悪者っていうよりかは正義の味方のような立ち位置だね、ルブランの作品の中で。
最後の恋ということで恋多き男ルパンの活躍がみられる。教育者としての一面も。
俺はホームズよりルパン派だから、楽しく読めました( ´ ▽ ` )ノ