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自分の生き方を見直すことが出来る本。
「昨日があったから」「明日があるから」と思って、
適当に生きるのはダメなんだ。
明日の保証なんてなくて、死は盗人のようにやって来るから、
だからこそ、一日一日、
小さなことに愛をこめて、意味のある時間を過ごさなきゃいけないんだね。
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著者はカトリックのシスターで、ノートルダム清心女子大学の理事長を務める方です。
有名な方なので以前から知ってはいたのですが、本を読むのはこれが初めて。
カトリックのシスターという立場ですが、ほかの宗教に対して否定的な立場を取っていないので、カトリックとは無縁の私でもすんなりと入り込めます。
疲れたときや、落ち込んだときに目を通すと励みになるでしょうし、活動的な気持ちのときには指針になるのではないでしょうか。
ふさいでいるときに本書を読み始め、力づけられたように思います。
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面倒だから、しよう。
今日よりもう若くなることはない。
神様を悲しませるようなことはしない。
「しか」ではなく、「なら」で話し合う。
急ぐものから片付けなさい。
人間の自由とは、諸条件からの自由ではなくて、それら諸条件に対して、自分のあり方を決める自由である。
一生の終わりに残るものは、我々が集めたものではなく、我々が与えたものだ
愛をこめて生きる
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「祈り」
大きなことを成し遂げるために
力を与えてほしいと神に求めたのに
謙遜を学ぶようにと 弱さを授かった
偉大なことができるように
健康を求めたのに
よりよきことをするようにと 病気を賜った
幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと 貧困を授かった
世の人々の賞賛を得ようとして
成功を求めたのに
得意にならないようにと 失敗を授かった
求めたものは一つとして与えられなかったが
願いは すべて聞きとどけられた
神の意に添わぬ者であるにもかかわらず
心の中の言い表わせない祈りは
すべて叶えられた
私は 最も豊かに祝福されたのだ
(ニューヨーク大学にあるリハビリテーション研究所の壁)
p79
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昔の著書だからか、イエスがどうとか、復活したキリストが、聖母マリアが…とか、どっぷりと宗教的な部分が多い。信仰心のない自分は読み飛ばしたくなる部分もあるけれど、全体に人として大切なことが書かれている。だから読み飛ばさずにじっくりと読んだほうがいい。生きてゆくための土台となる教えが詰まっている。今どきの自己啓発本には無い、人として本質的なこと。