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言わずと知れた小泉さんの秘書官だった飯島さんがプレジデントに連載していた物をまとめたもの。端的に言えば、思ってることを言いたい様に言っている感じ。とはいえ、この人はやはり名参謀だったんだなと思う。本書の終盤は特に印象に残る内容で、もしこの人が現役だったらまた色々違ったかなと思わせられた。
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普通に面白かった。
題名と内容に多少違和感があるかなーとは思いましたが
言いたい放題言っておられるので、サクサク読むことができます。
その中でもリーダーとは?今後の日本とは?といったところに
著者ならではの視点が散りばめられており
読みやすいけど意外に濃いというのが初読の感想
この人の本をもう少し読みたいと思える人です。
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読了。
著者の飯島勲さんは、言わずとしれた元小泉首相の秘書官で、小泉政権を陰から支えた黒幕。
この本は雑誌「プレジデント」に連載されたエッセーをまとまたものということで、話はあちこちに飛ぶし、やや軽い筆致だがなかなか興味深い内容も。(全てではない)
震災の危機状況下における菅直人政権の危機管理批判の章がこの本の白眉。
一方、「話をあまり聞きたくない相手からの会食の誘いをどうしても断れない場合はカニ料理に連れていけ、とか、職場では5歳以上年上と5歳以上年下の人間を大切にせよ(上下5歳以内の同僚は全て本質的には敵だ)など、超実践的な内容も。(笑
帯に「気配り」とあるが、確かにいわゆる「KY」の対極だとは思う。まあ、私などは自分自身かなりKYだと自覚しているので大変に勉強にはなったが、ここまで周到…悪くいえば打算的にはなれないなぁ…とも。(苦笑
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・は特記事項、☆は自分の感想を指す
・小泉元総理は、それまで総理になるために必要だと言われていた財務・外務、経済産業大臣を経験せずして総理になった。しかし厚生大臣を経験して社会部記者たちと対峙した経験がリーダーシップに役だった。
・「夜の11時を麻の5時だと思って仕事しろ」
☆まさにこうして猛烈に働く人が少なくなっていることが問題だろう。
・さぬきうどんといっても、めんの小麦粉の大半はオーストライリア産である。
・ソフトバンクのメガソーラー構想に筆者はものもうし、自分の周りでソフトバンク携帯を使っている人はいないという。
☆ソフトバンクの経営手法には賛否両論あると思うが、日本のネットをここまで広げたその手法には脱帽せざるを得ないと思う。
・シベリア鉄道を日本にまで延伸させる計画に注力したいと筆者は述べる。
☆まさにそうしてくれ。私自身もそれが必要だと前から思っていた。ただこの話を北海道の人にしたら安全保障上とても気がかりと言っていたのも参考になったが。
・筆者は外務省をかなり嫌っている。手柄は自分に責任は他人に、という外務省の体質が問題。民間大使を起用されたときも、中国から深夜に呼び出された、という情報をリークしたが、実際は丹羽大使と中国側の都合上そうなっただけの話。
・クロマグロで日本が勝利したのは、外務省ではなく水産庁がこれまでずっとODAを頑張っていたから。
・M資金と呼ばれる、政界がらみの大型詐欺事件があった。詐欺事件は政界ではなぜかよくある。
・ウガンダなど最貧国は実は経済活動が活発。しかも国連が定めた最貧国(バングラデシュなど)で生産した製品には関税をかけない先進国がほとんどだから、ビジネスチャンスが多い。
・ビジネスマンは、自分が経営者になったらこうする、という思いをいつでも持っているべき。
・民主党政権には、フライシュマン・ヒラードという米国のPR企業がついている。
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【読書その62】小泉元首相の首席秘書官だった飯島勲氏がプレジデント誌で連載中のコラムを加筆・再構成した本。
特に印象的であったのが、コラム「AKB48柏由紀さんと考える本物のリーダー」。
小泉総理の首席秘書官であった飯島氏が、自民党総裁選挙とAKB選抜総選挙を比較し、その中でAKB選抜総選挙で3位に急上昇した柏由紀氏を分析して、アイドル、政治家、経営者のあるべきリーダーになるための方法論について論じている。
正直、自分自身AKB48は詳しくないが、自民党総選挙の舞台裏や小泉総理のリーダーシップのエピソードも紹介されており、両者の分析によるリーダー論は興味深かった。何より飯島氏の守備範囲の広さに驚愕。
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小泉元首相を支えた秘書官のエッセイ。在任時の裏話の他、菅直人はじめとする民主党の面々のだらしのなさを、めった切り。話をしたくない相手とは蟹を食いに行け、ライバルとなりえない5歳以上、5歳以下との付き合いを大切に・・など処世術も参考になる。
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問題のある市民運動家 1すぐ言い返す2すぐあげつらう3すぐ怒鳴る 追補 すぐごまかす
かに料理 話したくない相手との会食 かにをむくことに夢中になって会話が弾まない。話したくない相手とはなす必要もない。
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「リーダーの掟」という題名とは裏腹で、どちらかといえば批判コラムの寄せ集め的な内容。
所々で、小泉元首相なら、とかプーチンがどうのとか書いているが、民主党批判のイメージが強い
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○元総理秘書官の飯島氏の著作。
○小泉元総理の秘書官時代の経験を中心に、自身の政治家秘書の経験を踏まえ、「政治」とは、「外交」とは、「リーダー」とは、というそれぞれの意味・資質について分析したもの。
○秘書官時代の話しは、他の著作と同様のものが多く、新鮮みは少ない。
○民主党政権に対する、適確な批評、鳩山由紀夫、菅直人の分析については、大変面白かった。
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リーダーの掟とは?
→経験を積むこと、つまり日々働き続けることが大事
健全な野望を持つことで、ゴールが変われば意識が変わり、意識が変われば視野が大きくなる
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かなり毒舌。事実なのだろう。週刊誌に書かれているような内容に思えるが、書かれている問題が起こらないようにするにはどうすれば?に繋がる解を読者に考えさせる。
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雑誌プレジデントの連載をまとめたもの。小泉政権・大物フィクサーのお話なんだけど、タイトルとは違って、かなり与太話の羅列。所々役に立ちそうなサジェスチョンも含まれていたけど、思ってたんと違う、でした。
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プレジデントに連載されていたものをまとめた一冊。
小泉元総理の秘書官を務めていた飯島氏の、当時の裏話的なものや、後の政権の批判。危機管理や処世術、仕事術なども書かれているけれど、副題に「仕事術」とあることから想像していた内容とはちょっと違っていました。
内容は決して軽くありませんが、軽く読める文体で読みやすく、面白かったです。
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【由来】
・
【期待したもの】
・
【要約】
・
【ノート】
・読了後、3ヶ月もしてから急に思い出したが、確か、冒頭で、AKBのまゆゆはすごい、みたいなことを書いてなかったっけ?
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小泉純一郎の首席秘書官。
非常に細やかな気配りができて、発想力もある。
いろんな話がやってくるんでしょうね。
そんな中での詐欺師の見分け方など、面白い。
どこかに、脇の甘さがあることを見抜く。
手柄を自分のものにして、失敗は転嫁する。
外務書のお役人については、厳しい評価だ。
どこに、顔を向けているのかがわからないところがある。
菅直人のスタンドプレーを厳しく批判する。
エイズも、カイワレ大根も、スタンドプレーのたまもの。
そして、総理になろうと思わなかった菅直人が、
やはり、無理があるようだ。
組織やシステムの中で、総理が動かなければならないが
スタンドプレーで、動くことで、収集がつかなくなる。
原発メルトダウンの対応の不味さは、
菅直人のスタンドプレー的行動と断じる。
そして、ワンボイスにならないことが、問題なのだ。
飯島勲。結構面白い。