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ICU高校のキリスト教概論の授業に提出された高校生のレポートをまおめたもの。毎年この授業は、先生がテーマを出し、教室で先生と生徒がフリートーキングをし、その後生徒はそのテーマについてのレポート・感想などを先生に提出する。先生はそれにコメントを付けて生徒に戻す先生はこんな楽しい高校生の発想を自分一人で独占しておくのはもったいないと、この本として出版したのだそうです。
キリスト教概論なので、神についてのようなテーマもありますが、皆一緒でいいのかとか、国民性についてとか、マイノリティについてとか、なかなかシビアな意見が多い。帰国子女の多いICUならではの反応もあり、高校生らしい自由で正義感にあふれる意見が多く、良かった。
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社会に対して率直な疑問を抱くことができるのは、10代の一種、才能とも言える面だと思う。そのような疑問、不満、もやもやetcを素直に表に出せる(「発散」という意味でなく建設的な目的で)懐の深さがICUHSにはあるのだろうと感じた。高校生の意見だが、はっとさせられるものも非常に多く掲載されている。
久しく読んでおらずこの際売ってしおうとも思ったが、社会に染まりきって自分の生き方や社会の常識に疑問を抱かなくなった時に読み返したいので、手元に残しておきます。
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実際受けてもいた授業。
キリスト教について学ぶというより
聖書にある文章をきっかけとして
いろんなテーマについて質問を投げかけてくれる授業。
命についての回が未だにわたしの指針になってる。高校生のときなに考えて、どう思ったかを思い出せる本。