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春に『ゼロから学ぶ統計解析』を買って、カイ二乗分布とt分布で軽くつまずいて放棄したということもあって購入してみた。
この本ではカイ二乗分布とt分布に行く前につまずいてしまった。10-2の「信頼区間の『95パーセント』が意味するところ」あたりの説明がどうもよくのみ込めない。僕は筆者の意図するものが汲み取れないという状況が最もむずがゆく耐え難いものであり、一度はこの本ですら放置してしまった(お子様みたいな性格だ)。
しかしそこらへんの細かいニュアンスの理解はさておいて読み進めてみると、案外すらすらと読めるものであり後はほとんど苦もなく読み終えることができた。
カイ二乗分布やt分布の説明も非常に噛み砕いて説明しているのでわかりやすく、このおかげで分布そのものに対するアレルギーも少しは軽減したように思う(恐らく「一様分布」や「ポアソン分布」と言った他の分布も同様に取り組めばいいのだろうという耐性ができるからね)。
超入門の本だから?、数学もエッセンス程度に取り入れるにとどめていて、それが逆に『ゼロから学ぶ統計解析』よりもわかりにくくしているという部分もあるにはあった(少なくとも僕にとっては)。しかしものすごくありがたいことに巻末に今後の理解に合わせて読むべき本が提示されているので、それを踏まえた上で、この本をそういった本に対する「つなぎ」として位置づけて考えれば、この本のコンセプトも悪くはないのだろう。
さっそく『ゼロから学ぶ~』や筆者の紹介した別の参考書を読まなければならない。
(ちなみに「予言的中区間」は筆者の感じる統計学に対する違和感から生まれた新解釈らしいけど、その解釈のどこか従来の考え方と違うのかを今もって理解していないという意味では、僕はこの本の根底をなす意図を全くもって理解していないということになる)
(2006年12月11日)
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中学数学で統計学の必要最低限の知識が得られるようになっている本。回帰分析までは述べていないが、しばしば統計学でつまずくポイントをおさえつつ、独習でも出来るように様々な工夫が取り入れられている。
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前半は正規分布の解説を中心に、区間推定の考え方まで。
後半は「部分」から「全体」を推定する方法の紹介。
カイ二乗分布やt分布が何者なのか?何に利用するのか?が理解できた。
初心者の自分にとっては非常に分かりやすかった。
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仕事で統計データを扱う端くれとして、ボンヤリ程度の統計学理解で算術平均しか使えてないので読んでみた。
相対度数からの平均の出し方を知らず知らず使えていたことがわかってうれしい。
そして、t検定まで完璧ではないにしろなるほどと思えるレベルには理解できておススメ。
同じ著者の微分積分のも読んでみたい。
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これは満足のいく解説書ですね 高校も大学も、専門分野がまるで違ったために 数学の初歩にしか触れていない僕ですが、流れに沿って読むだけで 「選挙速報」のロジックが理解できましたよ。 各理論のつながりと理屈が落としこまれていってつながると けっこう「へーっ!」て感動するww。 「最短で理解させてあげますよ」という冒頭での宣言どおり、 確かにいろいろ省略はあるものの、納得はできる造り。 終わりに書かれているように、多分筆者も最初は理解にするまでに 相当な難儀をしたんだと思われる。 その苦労の経験を踏まえて、畑違いの人間が躓くところを うまく逃げて、消化して教えてくれます。 専門の人じゃ使えないんでしょうが、 そのほかの人がちょっと読んでみると必ず勉強になりますね。 …ただいつどこで使うのかは不明ですがw。
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標準偏差など他の本ではさらっと定義だけで流されるような部分が丁寧に解説されていて初学者にとっては秀逸な本だと思う。
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タイトル通りの統計学の入門書です。平均,分散,標準偏差,正規分布,χ二乗分布,t分布など,統計学が用いられる事項の基本的な概念と特徴,それらを用いた推定の基本的な考え方が把握できる内容になっていると思います。
本書の立ち位置として,数学的な厳密性よりも概念の把握のほうが優先されています。具体的に統計的な例を用いた解説もされていますので,まずは術語の概念をきちんと把握するということでは,良い本だと考えます。まずはこの本を入門書として,より詳細に説明した本に進んで行くのが良いのではないでしょうか。
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統計学を使う分野は多くありますが、統計の意味まで理解して使っている人は意外に 少ないのではないでしょうか。
私自身、こういうデータの時はこういう手法を使う、といった機械的な判断で使っており、手法の意味についてはぼんやりしたイメージしか持てていませんでした。
本書は、「統計学とは何か」を文章によって丁寧に説明してあるため、読み進むごとにぼんやりしていたイメージが明確になっていくのを感じます。統計学の最初の部分でつまづいてしまう人だけでなく、「分かったつもり」で統計学を使っている人も、読むとスッキリするかもしれません。
【福岡教育大学】ペンネーム:粉もん研究会会員
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* 標準偏差など用語の意味が分かりやすくてよかった。
* マンガで分かる統計学のような、ほんとにライトな入門書を読んでから読むといいのかと思った。
* 定義に関してはぼかしている部分もあるが、それはある程度基礎ができてから学べば良い気がするので、ちょうどよいレベルだと思った。
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入門書としてもたぶんこれ以上易しいものはないと思います。もちろん穴はあると思いますがとっかかりとしては最適。個人的には助かりました。
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仕事で分析するケースが多く、教育する機会もあろうということで、統計で検索かけて評判がよさそうだったので手に取りました。1章の内容は分かりやすく、なぜ統計が必要なのかが中学生レベルでも分かるものに仕上がっており素晴らしいの一言。ただ、2章から難易度が上昇し、色々記号や言葉が爆撃のように浴びせられ(一応著者は例を用いながら説明しているのですが)残念ながら理解には至らず轟沈しました。ただ、1章の内容だけでも統計の意味を把握できたのは収穫だったなと。ずうずうしくも2章をさらに分かりやすくした続編に期待したいところです。
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中学生までの数学だけを使って統計学を説明するとゆー、初学者に最適な一冊。
幅広い話題は取り扱わず、母数、標本、標準偏差あたりに的を絞った良書。まずは、基礎となる土台部分をしっかり丁寧に説明しているのは、ここが揺らぐとそもそも話にならないからなのだろう。
確率の話も出てこないし、モンテカルロ法などの、いろんな方法 (難しい言葉) も登場しない。ホントに、基礎の基礎にフォーカスして、丁寧に説明しているので、無学な私にもよく分かる内容になっている。もっと、派手なことを書いた方が売れるだろうに…と、余計な心配をしてしまうほど。 (^^;
統計学を学んだことのない人に勧めるとしたら、コレだね。 ^^
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統計学の授業の副読本として読んだ。確かに純粋な統計学とは違うものの、独習できるよう敢えて扱う範囲を削ったというのは良い試みだと思う。ざっくり読んだがかなりのページが標準分布関連に割かれていて、統計学の知識は無いけど統計が必要な人にも、がっつり勉強しようにもいきなり躓いた人にとっても有用である良書だと思う。
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大学の時に統計学の授業は単位とったけど、何にも身についてませんだした。統計データを見ることが多々あるので、統計学を学びなおしています。
正規分布、カイ二乗分布、t分布、検定、そして、「母集団が正規分布であることしか知識を持たず、母分散が未知の状態で少ない標本から母平均を推定する」方法を、そこそこマスター
次は、相関分析、回帰分析、いくぜーーーー
初心者でもOK わり算と平方根ぐらいしか使ってません☆
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ようやく入門レベルまでこれた気がする。非常にわかり易かったがそれですら時々追いつかないことはあった。