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当たり前に数を数えたり人間はできるけれども、果たして動物は数を数えられるのだろうか。
そんないつも気にしないようなネタが詰まっている本です。
薄いのでサラッと読めますが、読み終わった後の満足感はたっぷり味わえます。
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図書館で予約している本が切れたので、だいぶ以前にダウンロードしていた電子書籍のコンテンツを読むことにしました。
矢野健太郎氏と言えば高名な数学者ですが、私の中では「高校参考書の著者」としての印象が強いですね。お世話になったのは、もう40年以上前になりますが。
本書は、その矢野教授による数学の初心者を対象にした軽い読み物です。1936年に書かれた著作とのことで、今読むとかなり「時代」を感じるところもありますね。
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数学への愛とその愛情を少しでも共有したいという優しさがあふれる作品でした。
各世代の大数学者たちの逸話が散りばめなれて、ほっこりする。アルキメデスのエウレーカはヘロン王の王冠の鑑定方法を熟考していたのかとか、ニュートンのネコ偏愛大天才が子ネコのために新しい通り道を作ってあげようとするとかは愛情は人を盲目にさせるねとか。人間味を感じてしまう。
各用語の丁寧な解説がありがたい。メジャーな定理の証明は懐かしさを感じながら頭の体操といった感じ。数学アレルギーを緩和させてくれる処方箋ですね。
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なぜか実家にあった謎の古びた本
誰も興味なさそうなタイトルなのになぜ?
初版はなんと1961年。
歴史を感じます。
数学とはいうものの、とてもわかりやすく書かれているのと、ページ数もそんなにないので、苦手な人でも読みやすいと思う。
「負の数字×負の数字=正の数」の解説もあるが、あれをわかりやすく説明するのは、男女間の友情くらい永遠の課題なのかもしれない。
あと、アラビア数字がインド発祥ってのは目からウロコだった。
世の中間違いだらけだわ。
全体的に中学1年くらいかな?
あれ?球の体積とか表面積っていつ習うんだっけか?
有意義な読書タイムをありがとうございました
この読後感を噛み締めつつ
最近、中学入試の図形問題を解くYouTubeにハマってるんだが、三角関数とか三平方とか使わず、小学生の範囲で問題を解くってのが面白いのよね。
解説動画で補助線引かれた時のあの感動がたまらない。
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中学生の時、数学の証明問題が大好きだったことを思い出させてくれました。
とてもよい本なので、時代錯誤の表現はぜひ改訂してほしい。