紙の本
もの足りない!!
2016/03/25 13:31
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投稿者:imikuto - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙も、内容もイマドキな感じ
ただキャラには工夫があり。
主人公の櫻子さんは、骨収集が趣味という変わり者。しかも男役風。
でもこのキャラが好まれるかというと疑問だなあ!
女流作家が書いてるから、こうなってしまうのか?
それにミステリーとしてもイマイチ。謎解きが唐突すぎる。
まあそれに関しては期待してなかったけど。
この種のライトミステリーには、「ビブリア古書堂」や「珈琲店タレーラン」があって競争ははげしい。
血なまぐささを出し、キャラをかなりの変わり者にしたが、総合的な人気では上記先駆者には及ばない。たんに若年層がねらいなのか。
いまさらキャラは大きく変えられないので、今後は上記2シリーズよりも本格寄りな謎解き中心で勝負したらどうだろうか。
ところでこのシリーズ、今も続いているの?
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読了、75点。
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骨をこよなく愛する九条櫻子は綺麗に標本を作る趣味ことを楽しみとし日々死体を見つけようと行動する。
そしてその彼女に突き合わされる羽目になる極々一般的な男子高校生である正太郎は
身近で起こった様々な事件に遭遇していくこととなる。
**
今のところ刊行はされてないようですが幾つかの新人賞を受賞した著者のデビュー作品。
出版社としてはミステリとしても売り出したいような帯文句ではありますがミステリとして期待すると正直詰まらないかと思います。
2話目では視点人物の正太郎が見ていない部分から話が進むので読者としてはどうにも置いてけぼり感が強く、また3話目も骨をメインに据えられてない上に、ミステリとしてはあまり褒められた出来とは言えません。
ただそれでもキャラクター小説として、登場人物が非常に魅力的であり、加えて著者の文章力、表現力も相当で、
甘えびを食べる心躍るようなシーンから、死体を見つけてその死体を具に描く際の前後のギャップは相当の落差があり、上手く描けていると思います。
今のところ櫻子と正太郎の出会いに関わる前日譚のようなものが明かされておらずその点でもしっかり読者の興味を惹く構成は悪くないと思いました。
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骨好きのお嬢様が探偵役、それに振り回される少年が助手役、という設定のライトな法医学系ミステリ。無理ありすぎなキャラも謎解き要素も悪くはないけど、なんかちょっと物足りなさが残る。
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骨を心から愛する美人お嬢様と草食系男子高校生の謎解きミステリー。
北海道旭川が舞台で、道産子にはたまらないご当地の内容も入っている。私の彼が道産子なので、聞いた事がある言葉(ザンギ→から揚げとか)があって当地感と食べ物が本当に美味しそうな表現ばかりで、ミステリーなのに、そっちをメインに読んでしまいました。
最初のエピソードはなんだかとても切なくて、読んでいて悲しくなってしまいました。ですが、読んでいくうちに私にはなんだか物足りない感じがしたのと、櫻子さんとの出会いのエピソードや居なくなってしまうエピソードがあるようですが、それが別の話でと言う事で今回の巻には乗っていないのに、話されてしまうのがなんだか先が読めてしまうようで残念な感じでした。
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タイトル買いしてみましたが、面白かったです。さらさらと謎解きをしてしまう櫻子さんのキャラも面白い。続きも買います。
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お父さんが検死官だったらしいよ。
で、
娘の櫻子さんは、
「鍋に犬などの死体をぐつぐつ煮て骨を取り出すのが好きなんだ」
と、
言うお話し?!
骨収集家の「櫻子」さんと、
まきこまれてる「正太郎」君のお話しじゃ!
舞台は北海道で、
この本を読めばそのうち北海道通になれそうな内容であるし、
警察物というのかな?
検死官的な知識も手に入れられるがグロいです。。。
表現がところどころグロい。。。
ある意味じゃ、
これはミステリーではなくホラーかもしれないグロさです。
この巻は3本立てで3話目が好きかな。
2巻目もでてるらしいがグロいから遠慮するかもです。。。
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とあるPodcastで薦められていたので読んでみる。骨好きというちょっと変わった美人お嬢様と高校生男子というラノベ設定でありながら、萌える描写はあまりない。ひょっとしてラノベとして読んではいけないのかもしれないと思いましたが、かといって美人お嬢様の歪んだ性格を鏡にして事件を掘り下げるでもなく・・・
う~ん、かなりヘビーな設定にしたほうが面白いのではないでしょうか
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骨が主題と見せかけて全く関係がないというのが面白い。ある意味ミスリードを誘う
内容的にはホームズ系。「こんなこともわからないのかい?ワトソン君」
重いオチがついてるのもよかった
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読みやすいです。
ライトミステリです。
地元が舞台なので、分かる地名や施設がいくつも書かれていました。
作者さんは食べ物の描写が上手で読みながら、(主人公ではありませんが)だんだんお腹がすいてしまいました。
骨が好きという一風変わったお嬢様が探偵役というキャラクターは面白かったのですが、一つ一つの話しをもう少し掘り下げた方が、ミステリの醍醐味である謎解きまでのワクワク感やドキドキ感を出せたのかなと感じます。
キャラクターが良いので次回作に期待です。
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旭川が舞台の中心。骨好きお嬢様と食いしん坊男子高校生の周りで起こる3つの事件。最大の謎は、なぜこの作品を探偵小説風のなにかとして出版してしまったのか、ということだろう。
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知り合いの美人なお嬢様には、大好きなものがある。
人様には理解しがたいそれは、骨。
そんな彼女が行く先々で骨の元を見つけ
それに関する謎を解いて行く。
連続短編集になっているので、読みやすく謎…というか解説? も
分かりやすかったです。
流れるように喋り出す彼女に、本当に好きなんだな、というのが
ものすごく理解できましたし、妙な知識も増えましたしw
とはいえ、探偵役、というよりは解説役みたいな感じなので
犯人追いつめて自首させて…というわけではないです。
これがこうだからこうだ、という説明だけ。
結果、該当者が出てきたり逮捕されたりはしてますが。
出てくる食べ物は美味しそうだし、食べっぷりは楽しそうですが
やってる事は骨…をどう綺麗に取り出すか。
そのギャップが素敵ですw
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一風変わった死体好きの櫻子さんと、それにいつも付き合わされる高校生の正太郎のコンビはとても面白いです。 あまり知られていない死体の保存法や骨の構造など、ちょっとした勉強に良いかもしれません。 夏は程良い暑さと冬の厳しい寒さが舞台の北海道。 話と舞台がマッチしていて楽しめる一作だと思います。
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妙にリアルな描写と後味の悪い話。
いちいちイラっとする櫻子さん。
主人公も散々な目に会い、散々なことを言われているのに
櫻子さんが可愛いという理由だけで成り立っているような関係。
読んでて途中でやめようかと思った。
が、なんか最後まで読めちゃったし、最終的には櫻子さん可愛い感じがする不思議。
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正直あまり好きではない。
骨が好きだからという理由でなんでもかんでも許されすぎなような・・・。
そしてちょいちょい櫻子さんにイライラしてしまう。
途中でやめようかと思いましたが、とりあえず最後まで読んでからじゃないと・・・と思い全部読みましたが、読み終わった後でやはり自分には合わない作品だと感じました。
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お知り合いの方からお借りしました
書店で見るたびに気になっていたので、調度良かった~
短編集形式になっていますね。元々は投稿サイトに掲載されていたもののようです
短編形式ということで、読みやすかったですね
ミステリーとして読むと、少し物足りないかな、という気も致しますが
1話目の死んだ女性がちょっと報われないなぁと
自分の恋人が妹と浮気してるとか、ある意味よくあるものではありますが…
3話目の死んだ男性も、嫁はいるけどゲイでいろんな男の人と遊んじゃってたとか…
というか、遊び相手の一人が神父という点に、読んでて凄く引っかかりました(;´Д`)
キリスト教でゲイってタブーじゃなかったかしらと…。もちろん、宗派とかによりけりだろうとは思いますけど、ちょっともにょり
星5はつけてありますが、4.5くらいがいいかなー、という感じでした(私の星評価は減点方式です)
一応、若干のグロ描写もありますよ、とだけは付け加えておきます