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結局は柱時計が12時の鐘を打つ間の夢なのか。理解不能。でも非常に後を引く。まるで終らない作品。もう一度読んでみようか。
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脳って何だろう、神経って何だろう、意識って何だろう。夢か現実か幻覚か、自分という存在が曖昧に思えてくる衝撃的な作品。
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終始アタマの中がゆわんゆわん。
特に終盤は、もう本当に文字に翻弄されっぱなしでした。
「何」が本当で、「誰」が味方で、「僕」は誰で、「今」はいつで...
映画・論文・遺書・漢文・読み語りがゴチャ混ぜで
現実がパタパタひっくり返っていくので
初読時はとにかく展開に追いつくことに必死だったと記憶しています。
決して「難しい」、と敬遠する様な難解すぎる話ではないです。
ある意味、脳髄を舞台にした推理小説。
淫靡な猥雑さの中にも清潔感があって、文章はとても好きでした。
わたしが女の匂いのする文章が苦手で
男性の書く文章を好むせいもあるかとは思うのですが。
読むと狂う、のではなく
自分の中の狂気を見せ付けられる気がする、そんな作品。
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日本小説界三大奇書のひとつとしてすでに磐石 読むと発狂するとも謳われるが確かにその情報量と圧迫感、展開によってめまいさえ感じる程 中盤延々と続く緻密で執念じみた記述は読見続けるのになかなか苦労させられるが それがないと全体の倒錯感も薄らいでしまうのでじっと我慢すべし ぱっと見ミステリーのようでもあるがどちらかといえばファンタジーの範疇 まあファンタジーというのも随分語感が違うが
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完読するのに何度読み返したことか・・・。余裕があるときでないと一度つまづくとなかなか先に進めません。論文を読んでいるような気分。時間の感覚を忘れる1冊です。
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夢野ワールド全開!!!独特の会話文章が好きで、気が付くと「アハアハウフウフ」言っちゃってます。イッちゃってます。この空気を出せるのは、夢野さんのこの作品しかないんじゃないだろうか。難解ですが、面白い。脳みそ融けちゃいます。
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売れっ子ミステリ作家の森 博嗣が超愛読していると聞き、読んでみた。よくわかんない(爆) でも、深みにはまっていく感じが好き。表紙はグロいかもしれないけど、中身はそんなことないですよ(ふふふ)。森さんは、このミステリーのトリックがわかったそうです(笑) いつか解説書だしてほしいな。
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ミステリではどこにでもありそうな書き出しから、じわりじわりとくるなんともいえないズレ、違和感。できれば一気に読むことをオススメする。
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夢野久作の代表作。凄い小説。一読の価値あり。これだけの内容を70年前に書き上げたとは恐るべき。その要は誰が犯人であるかという謎掛けでありながら、恐るべき民俗学的、心理学的知識を溢れるほど投入し、普通ならそれが横溢して物語が破綻する所を狂気で包んで破綻させていない。その今にも物語が崩壊せんばかりの絶妙なバランスが恐ろしい。ところで、なんでこんな誤解を招く表紙にしたんだろう・・・?【0511新】
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描写が恐ろしくクリア。
手に取るように分かる。さすが夢野九作。昭和10年の1500枚書き下ろし作品。日本一の幻魔怪奇の本格探偵小説、幻怪、妖麗、グロテスク、エロテイシズムの極とうたった宣伝文句は、読書界の大きな話題を呼んだが、常人の頭では考えられぬ、あまりに奇抜な内容のため、毀誉褒貶が相半ばし、今日にいたるも変わらない。
これを読んだ者は一度は精神に異常を来すと伝えられる、一大奇書。
かなりお勧めです。
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強烈な世界観。自分が本当に正常と言えるのか疑わしく思えてくる。こんな作品が何十年も前に書かれたとは驚き。
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この独特の世界観、好きな人は好きだと思う。最初のくだりが大好きで、引き込まれる。
いい現実逃避させていただきました。
苦手な人は苦手かな。
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読み終える頃には発狂してしまうと言われた日本三大奇書の一つ。
奇天烈な世界に当惑しながらも、のめりこんでしまった。
2年に1度の割合で読み返している私は気づかぬうちに発狂しているのかも・・・?
チャカポコチャカポコ。
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過激な表紙以上にぶっ飛んでマス。学術論文並の内容、論理的構成に文学的表現、様々な言い回しが混ざり合って面白い。精神異常というテーマの下、主人公に降りかかった謎を紐解いていく本書。背表紙の『これを読む者は、一度は精神に異常をきたすと伝えられる、一代奇書』という文句の真偽の程は。これから下巻読みます。現段階ではこんな見方があるんだ、といった感じ。
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精神病院でのなんともふしぎなやり取りと、いきなり始まる文献の奇妙なことときたら。。。
ちょっと自分には読むには早かったかもしれない。