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見事に騙されてしまった。
結構さくさく読める気がする。
新書版を持っていたけれど、樒/室を持っていなかったので文庫版も買ってみた。
これを新書で1冊の本として買うにはどうかなーというレベルな気がした。
凄く鏡の登場人物が好きな人へのファンサービスみたいな気がした。
鏡★★★★
樒/室は★★くらいだと思う。
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これは絶対だまされるって!!な感じで。
私はこういうの好きです。館シリーズのオマージュらしいです。館シリーズも好きです。
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前回の「美濃牛」の時に「石動のキャラ良いからレギュラーにならないかな」と言っていたら、やっぱりレギュラーだったのね。
どうりで濃いキャラだと思った。
これは前回の「美濃牛」より面白かった。
折原一さんが得意とするトリックが2つ使われていて、でも折原さん程くどくなくって、あたし好み。
同時収録の「樒/榁」の評判がにちゃんで悪かったから、そんなに酷いのかと思ったら、それほどでもない。
まぁ冗談のような密室殺人には鼻で笑ったけど。
でもこの前本屋に行って評判が悪い理由が分かった。
「鏡の中は日曜日」と「樒/榁」は別々に新書版で発売されてたのね。
そりゃわたしでも怒るわ。
あくまでも「樒/榁」は付録みたいなものだからねぇ。
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初めて読む作家。
梵貝荘という館で起きる本格ミステリーとあったのが手に取るきっかけ。
館といえば綾辻行人を連想したが、残念ながら別物(あたりまえですが)。
せっかくの館も事件もぱっとせず読み薦めるうちに飽きてしまった。
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だまされた! という感じをつい、期待してしまい、結果、予想通り(?)だまされました。大好き。
ただ、フランス文学云々のあたりが無学な私にはむつかしかった…もっと勉強しようと思います。
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名探偵・石動戯作シリーズ第3弾。
石動戯作は未完小説「梵貝荘事件」の調査依頼を受ける。
「梵貝荘事件」は14年前に実際にあった事件を元にした作品。
探偵役の水城優臣もまだ生きているらしい。
水野の推理にはいくつか不審な点があった。
調査を始めた石動戯作が真相を目前に殺される。
2つの事件は輻輳し,驚愕の結末を迎える。
名探偵・石動戯作に愛着がわいて来た。
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まあ正直、本編はそれなりに楽しく読みましたよ。
しかしまあ、作中作ふくめ、完全なパロディですよね。全て。
しかもなんか好意的な感じのしないパロディな。ご丁寧に最後には参考文献に綾辻行人の館シリーズがずらっと載ってるし。
オマージュって言えるほどではなく、パロディといえるほど純粋な好意も感じられない。
なんだかんだでむちゃくちゃだったよな、とは思いつつわたくし暗黒館の努力は認めたいので、この作品は認められません。
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注:ネタバレしてます↓
まただまされた!叙述トリックに弱いです。コロコロひっかかる…でも面白いから好きです。すごく主題作も同時収録作もこってますね。水城と石動さんの行動の対比とか。悔しいからもう一回読み返して今度は自分がだまされた箇所をじっくり見つけてみたいと思います。
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名探偵・石動戯作シリーズの3作目です。14年前に梵貝荘で起こる殺人事件を巡り、水城優臣と石動戯作の二人の名探偵が、それぞれの推理を披露します。笑いと感動のあるまとめられた作品でした。
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粗筋(アマゾン引用)
梵貝荘と呼ばれる法螺貝様の異形の館。マラルメを研究する館の主・瑞門龍司郎が主催する「火曜会」の夜、奇妙な殺人事件が発生する。事件は、名探偵の活躍により解決するが、年を経た後、再調査が現代の名探偵・石動戯作に持ち込まれる。時間を超え交錯する謎。まさに完璧な本格ミステリ。続編「樒/榁」を同時収録。
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全体としては面白かった。
でも、序盤にフランス文学を語ったりしてるところには参った。全然興味ないのに。
石動戯作が出てくる他の作品を先に読んだほうが楽しめるかも。
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面白かったです。黒い仏と美濃牛を先に読了したせいで身構えながら読んでいたら綺麗に騙されました。オチと構成、よく考えてあるな〜すごいなと思いました
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ハサミ男から。奇をてらった(ぽい)ギミックにはうわーと思うけれど、作中の事件の真相は本当にそれで大丈夫なのか!?という粗は粗粗と見え隠れしたり。そんなこと言うのは野暮かも知れませんが。でもちょっと頑張っちゃった感。ハサミ男のがぼくは好き。
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うーん。
ハサミ男の作者ということで名前を見たら買うのだが、
どうもそれ以降の作品が、あたし的にはまったくヒットせず。
黒い仏、美濃牛、本作、キマイラの新しい城と、ことごとく自分的にはうーん。
今回はシリーズの探偵役、石動戯作が殺される!というのが振りだったわけで、
そのへんに関してともうひとつは少しひねってあったものの、それ以外はどうも‥
つまんない、とは言わないけど、うーん。
ハサミ男が衝撃的だったので、どうしてもそれを比較しちゃうとね。
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「完璧な本格ミステリ」という触れ込みに期待して読んだが、特にそう思わなかった。現在と過去が交錯する物語で、最初は、何か始まる。という感じがして面白かった。