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ラスト
2022/08/10 02:26
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
全体的に猟奇的で……好きになれないなぁと思いながらも、なんとなく、こうかなぁ、こうだったら面白いかも……と予想して読んでいたら、ラストが、当たってしまいました。その後、二度読みを、おすすめします
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「そうじゃないんだ。問題はもっと微妙な点にある。なぜ人を殺してはいけないのか? それは、人が死ぬところを見るのが不愉快だからさ。倫理や道徳とは関係ない。やさしさとも人間愛とも、同情とも共感とも無関係だ。たんなる不快感。ゴキブリを叩きつぶしたときに感じる気持ち悪さと、本質的にはまったく変わらない」
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少女の首にハサミを突き立てて殺害する「ハサミ男」。
「ハサミ男」は3人目のターゲットを付け狙い、準備を整えていた。
しかし、いよいよというところで、ハサミ男はターゲットが殺されている現場を発見してしまう。
凶器も手口も同じ・・・偽ハサミ男の出現。
本物のハサミ男は、偽者に興味を覚えて調査を始めます。
もちろん、警察でも捜査が進行。
ラストには、意外な展開が大きいもので2つ用意されてました。
その内の1つは、前半で『これはもしかして・・・』と気付いてしまっていたのだけど、それでも面白かったです。
読み終わってすぐに、もう一度確認しながら読みたいなあと思うような作品でした。
何となく読み進めていた部分も、読み返したら『そうだったのか!』って思う気がする。
ラストの後はどうなったんだろうと思うと、少しモヤモヤ。
でも、そういうことをアレコレ想像しちゃうってことは、やっぱり面白かったってことなんだろうな。
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人物トリックっていうのかしら。巧妙な語り口で、犯人の姿を誤認させられます。その描写はとても面白く、完全に騙された。それは面白かったのだが。
読後いまいちすっきりしないのは、医師のせいかなぁ…。
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知り合いから「すっごい大どんでん返しがあって面白かった」といわれて読んだ本。その大どんでん返しについて予想をしつつ読んだら予想がドンピシャで(苦笑)純粋に楽しめ無かった・・・。やっぱり本は無心で取り組まないと駄目だなあ。この手のどんでん返しは嫌いじゃないんだけどね。
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完全にやられました。
最初何が起こったのかと思いました。
これがデビュー作とは凄い。
メフィスト賞としては異色の部類に入るんじゃないかしら。(どうもメフィスト賞というと清涼院とか西尾が浮かんでしまうので…)
若干腑に落ちない部分はあるのだけれど、それを補って余りある筆力。最後までどきどきさせられました。やってくれるぜ。
他の著作も読んでみたいと思います。
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美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯『ハサミ男』 三番目の犠牲者を決め綿密に調べ上げるが自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目にはまる。
非常に面白かったです。
まさかの展開におぉーとうなってしまいました。
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面白くてどんどん読み進めていると、突然「あれ?!」というページにぶつかり、そこで頭が混乱。やられた!って感じだった。
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一番最近読んだ本。
やられた!!って感じの結末で、久しぶりにスッキリ納得の終わり方でした。
今、もう1度読み直しているところです。
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「上手く騙された」それが率直な感想。ミステリーというものは、裏を探りながら読まないといけないと痛感。映画化されたそうだが、そりゃ、映像化は難しいわい。読んだ日:2005年5月14日
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読み進めるごとにおもろくなっていく、ほんで最後びっくりで、もう一回読み直したらさらにおもろくなってた。
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久しぶりに「やられた!」と思ったミステリー
細かい描写や丁寧なストーリの運びで読みやすい。
ただ、オチが若干弱い感じもするかな。
しかし、買って損はないです!
これを読んでミートパイが無性に食べたくなったのは私だけだろうか。
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何にも考えずに読んでたら、まんまと騙されました。でも絶対騙された方がお得です!文体も読みやすいし、「ハサミ男」のキャラも犯罪者なのに何故か憎めなくていい感じです。スゴイ好きな本の1つ。
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美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作!
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3章目くらいで、
作者の用意したトリックがわかってしまった。
・・・けど、それを1回自分で否定して、
2度引っ掛かるという失態。
自分の直感を信じればよかったのね
直前に3度目を読み返した、
我孫子武丸の某ミステリー(96')の
トリビュートだよな・と思ったら
Amazonの「あわせて買いたい」に
しっかり載っていた。
しかも同じ講談社。。。
我孫子作品を読んでいなかったら
ミステリー的にももっと驚いて楽しめたかな?
ところどころの言葉遣い、最後の説明的すぎる章にも
若干違和感が・・・と思いながらも、
さらに複雑化した人間関係(の設定)&殺人者の心理、
我孫子作品との比較するという側面から、
充分味わうことができた。
どう映像化されるのかも、気になるところ。