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投稿者:みんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
夢中で読んじゃいました。めっちゃ怖い!!!
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主人公が恐ろしく痛々しい女だった。
こうはなりたくないなと思うの女の人の典型だと思う。
怖いのはどこか自分の痛い部分が分かっているらしい冷静な部分があるのを端々に感じるのに、プライドでそれを打ち消しながらどんどん自爆していくところかな。
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SNSの画面をそのままプリントアウトしたようなページ構成。
横書きの小説に読み慣れていなくて最初は戸惑いましたが、行間も広くてあっさりと読めました。
主人公はHN「勝ち女」。
それだけで既に痛々しい雰囲気が漂っているような気がしますが、なるほど色々こじらせてますね。
ふた言目には出てくる「私は『デキる女』なのですから」「私は『勝ち女』です」との書き込みも、自分自身に言い聞かせているようでした。
共感できるところがほとんどない主人公ですが、その傲慢ぶりがいっそ清々しいです。
しかし、読み進めていくうちに何が彼女をここまで歪めてしまったのか……とだんだん哀れになってきました。
「親友」には逃げてばかりで向き合ってこなかったと言われましたが、子が「努力」しなければ仲良くなれない家庭って、どんなに上手く取り繕ってもどこかが歪んでいると思うのです。
そして、そんな家に育った「勝ち女」が歪むのもやっぱりな……と納得してしまいます。
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勝ち組女がSNSで「潰したい女がいます」と呼び掛け、
自分の潰したい女を皆で潰してしまいましょう~
という内容の小説?!ですが、
コレ読みづらくて読み掛けで2年以上放置の上に
やっと読み終わりました。
以前にゴマブっ子さんの本を大量購入した中で、
一番最後で一番読みづらかった作品。
皆さんのレヴュー、どれを見ても主人公を
「痛い女」と書かれてありましたが、
私はコレを読んで「プレタポルテ」という映画を思い出しました。
ファッション業界の裏側を収めたこの映画には、
皮肉や嫌味などがゴッソリ出て来た挙句に、
殺人事件まで起きるのですが、
ファッション業界=SNS
時代は移り代っても女の人の考える事って変わりないのかな?と思う所が沢山ありました。
そういえば、ファッション業界に携わっていた時に教えられた事の一つ、
「女は女が居ないと着飾らない」という、
何とも悲しい性も、この本には載っています。
要は同性よりも一つでも勝っていないと気が済まないのが女であるという事らしいです。
「あの子よりも綺麗でいる為に、、、」とか、
「あの人よりも可愛くいる為に、、、」とか、
コレはクレオパトラの時代から変わらない女の人の感情なのだとか、なんとか、、、。
そういう訳で主人公の「勝ち組女」は私は月収60万も貰ってる優秀な人材なのだから!と自分に相応しい彼を探し始めるのですが、
なんと意中の人は意外な人の旦那になったりして、
踏んだり蹴ったりの末に色々な人も巻き込み、
勝ち組女は復讐の鬼に化してしまいます。
「あぁ~もうチョット上手に生きれよ~」
と思うものの、ラストはホラー?!、、なの?
みたいな終わり方で、小説を読んでいて、
イイだけ翻弄させられた挙句にフィニッシュは、
コレッポチ???みたいな気持ちになりました。
ストーリーは面白いのかもしれませんが、
もう少し大海原で航海させて頂ける作品だったら面白かったと思います。