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完結。
アスランダムは2巻出してるので今までより展開は遅い気がしたが、最後は一気に解決した感じがした。
孤立空間にいるみんなを救いたいということだったが最初はうまくいかず、状況は悪化していった。
“みんな”とは誰か。“絆”と言ったことがきちんと描かれていてよかった。
このシリーズは読んでて自分のことを考えさせられる良い作品でした。
最後に短編集が出るということで楽しみ。
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縁は異なもの 味なもの っていうテーマかな?
欠けているからこそ、互いにみたい、知りたいと思う気持ちに希望を抱く、抱こうとする。手に手を取り合う。
そういうものがたりでした。
作者さんはどう考えておられているかわかりませんが、これはこの人が大切にしてきた言葉を、育ててきた何かが反映されている作風なので、個人的にはあんまり続編は期待していません(笑)
ただ、この物語をアニメでしり、単行本を手にとれたことは、幸運だったと思っています。
おつかれさまです。そしてありがとう。願わくば次回作も、何かを切り取った物語を紡いでいただきたいものです。
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ココロコ最終巻です。
まさに自分が上巻の感想で書いてたことをひしひしと感じる
最終巻で、感無量!は感無量なのですが…
うーん、ひとつ納得いかん!
やっぱり、伊織たんが少し置き去りになってる気がします。
結構物語内で1番ひどい目にあっていた気がする子だと
思うんですが、色々な意味で彼女がちょっと置いてけぼりだった
気がします。
稲葉んも好きなので結末はとても嬉しいのですが、彼女がどんどん
いいとこを取っていくようになった感も。
この物語でクライマックスになっているシーンでも出てきますが、
1巻の最後の挿絵、あれが物語のキーになってましたね。
(中身が伊織たんの稲葉んと太一のハグ。
絵的には稲葉んv太一に見える)
そんな彼女のその後などが最後の短編集で見れるか
気になります。
今回の主役は、栗原さん&唯たん!と思います。
親友=心友、はまさに一生の財産ですね。
心友・唯たんの言葉に奮い立った栗原さん、凄く凄く偉い!
いじめなどの陰湿な行為ををやめるときに一番勇気がいるのは
「おかしい」って言う子だと思いますが、本当に本当に偉い。
これが出来る子が1人でもいる限り、世の中は捨てたもんじゃ
ないと思います。
あと、ある意味一度も悪役にならなかった円城寺さんも1票!
終盤のあの展開、泣けました。
上記のようなことを含め、学生生活って人生に必要なもの=
授業では教われないものがぎっしりありますよね。
それを知ることが出来るというのは本当に幸せだと思います。
伊織たん一押しだったので、★-1です。
こういう子が1番救われて欲しい今の世の中。
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ちょっと長かったが、良い最終巻だった。
よく諦めなかった。 よく踏ん張った。
奇跡は自ら起こすものだ。
良かった。 みんな最高や!
作者様、お疲れ様でした。
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完結。前巻の終わりで巻き返しの話になることは分かってたけど、こちらに入っても一筋縄ではいかずヤキモキさせられましたが、収束に向けて動き出してからは一気でした。最後に我らが藤島様がカリスマ様に進化されて感無量(笑)ひとまず完走お疲れ様でした。短編集あるらしいけど、過去二冊の「日常」感のある話が楽しかったので期待します。もういっそのこと全編通してデレばん全開でもいいのよ?
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くどいような印象も青臭いような印象もあるが、とても面白かった。ラストは最終回らしいリフレインで疾走感があって良かったし、本編でやりたいことは全部やり切っただろうと感じた。ふうせんかずらの花言葉や設定は、もし初期から考えていたとしたらすごいと思う。最後に短編集が出ることは楽しみである。
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ココロコネクト完結編。
いやいや、もうよかったよ、ほんと。
展開はいつも通りでしたが、やはりいつものカタルシスが心地よすぎた。
そして最後の王道展開!
安心させられながらも、どんどんページが進んでいきました。
結局この小説は心から楽しませていただきました。
ラストの短編集がただただ楽しみです!
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完結編に相応しいボリュームとスケールだった。
テーマとメッセージがすごくストレートでひねりがない。だがそれがいい。
物語が文研部の中だけでなく、もう少し広い世界に広がって終わるのが正しく等身大の、意味ある結末になったと思う。大事なことに気付かされるとかいうと恥ずかしいがそういう感じで。
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文研部の面々が、『孤立空間』にいる学校のみんなを助けるために動くもうまくいかず、状況は悪化していき……という、おなじみの展開をいつもよりスケールを大きくした感じの話でした。
最後の章がとても良かったです。期待通りの良い終わり方だったと思います。
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「三番目」が起こした騒動に巻き込まれた山星高校の生徒達。
様々な現象が生徒達に襲い掛かり、挙句の果てには『孤立空間』に連れ去られることに。
これを見捨ててはおけないと立ち上がった文研部の面々。
これまで敵対していたふうせんかずらの助力も得、いざ『孤立空間』に乗り込む―!
以上が大まかな上巻のあらすじ。下巻読むまでほとんど忘れてたよ・・・。
まぁ冒頭でさりげなく振り返ってるから、忘れてても問題なしです。
さて・・・『孤立空間』内での物語。
一般の生徒からしたら、人格入れ替わりや欲望解放などといった現象が急に起こって。
わけもわからない空間に閉じ込められて、現象も止まらず。
暗示がかかっているからパニックまではいかないとはいえ、そんな状態が続くと不安になるなっていう方が無理な話だよね。
そんな中文研部は、「落ち着こう、周りを信じよう」って理想論をかざして生徒に説得を試みるわけですよ。
周囲の生徒が「どうしてあいつらは落ち着いていられるのか」って疑問に思うのも当然のことで。
文研部の動機やモチベーションを知っている読み手からしても、正直気持ち悪くてしょうがなかった。
感情移入できないものだから、一連の流れもどこかイマイチだったなー。
何も知らない藤島がそんな文研部のことを「怖い」と言うのも至極真っ当。
別方面へのリーダーシップをとる香取がいる以上、文研部がはじかれるのは当然の結末でしょう。
そこからどう立て直すのかなと注目して読んでたけど・・・うーん、少しあっけなかったかな。
これだけ極限状態におかれてあれだけみんな文研部を疑ってたのに、ちょっと角度を変えて説得されただけでコロッと信じちゃうものなのか。
自分が文研部を否定的に見てたからそう感じちゃうだけなのかな・・・他の人の意見も聞いてみたいところです。
まぁ香取の示す方法に乗り気じゃなかったっていうのはあるだろうけどね。
あ、でも演説のシーンはよかったです。特にウルトラマン藤島。
ラストの、ちょっと長めのエピローグ。
青木にくっつく唯かわいいwいつも通りなのかww
一番最後の太一のセリフも好きだなー。漢字二文字にいろんなことが込められている。
そんなこんなで、ココロコネクト見事に完結!
個人的にピークは2・3巻かなと言ったところだけど、デビュー作でここまで書き上げるのは見事の一言。
次回作にも期待しています!
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ついに終わりました、このシリーズ!
この巻で言えばとてもらしい終わり方だったと思います。
最後に太一が叫んだことがね、今までを振り返るとこみ上げるものがあります。伊織派の人もいるでしょうに(笑)。
このシリーズ、総じて言えばかなり青臭いです。
でもこの気持ちは忘れたくないなーと読んでいて思います。
そうです、叫びたいわけじゃなんです(笑)。
人の感情や想いを扱ったうえで、いいところに着地した作品でした。
お疲れ様でした。
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今回はすべての「最後」へ向けて後編
最後のエピソードらしく壮大で大掛かりな現象が起きてどういう風に締めくくるか気になっていた前編。
この巻はそのまとめといったところ。
面白かったんですけど、やっぱりちょっと壮大すぎたのと最後はこうなるだろうなと思ったところに着地していい意味での読者を裏切れなかった気がします。
まぁ、ある人物が自信を取り戻したのはなによりでしたが(笑)
いままでありがとうございました!
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久しぶりのココロコネクトシリーズ。完結です。ま、短編集が出るそうなので、もうちょっと楽しめそうですけど。
Amazon袋から開けた瞬間、「厚っ」と確かに思いましたよ、あとがきにある通り(笑)。
アオイだクサイだと、なんだかんだといいながら、このキャラクターたちが好きなんだな、オジサンは。なんでこんな高校生学園ものラブコメが気に入っているのか、我ながら不思議ですが。読んでいて面白いと思うんだからしょうがないか。藤島委員長も最後締めたし、八重樫太一の最後語りも良かったし、「姫子」と呼んで終わるのも良し。
結末は、予定調和的ハッピーエンド。もう少し波乱を期待したでもないけど、これまでを振り返りながらの結末は、過去話を思い出しながらで良かったかな。最初のヤマ場は病院だったもんね、なんて。心地良い終わり方だったと思います。
小さなことでも良いから行動すること、一歩でも半歩でも良いから前に進むこと、を強く謳っていると思う。ウチもこの歳になってやっと、そうやって少しでも何か行動すれば、何かが変わると実感しています。この読メやブクログで、誰かの感想にコメント1つ入れるだけで、相手からの反応があって、それがうれしくて、なんかこう1つ進んだ気がするじゃないですか。
仕事をしていてもそう。確かに初めはわからないことだらけだから受け身になってしまうけど、どこかで踏ん張って1つ進めると、周りの人からアドバイスもらったり、怒られたりすることもあるけど、それでも進んだ、ステップアップしたと言えると思うんですよね。なので、若い人には、ちょっとでも良いから、何か行動してみたら、とか思っちゃうんだよ。
ま、そんなアオクササを感じることがこのシリーズの楽しみ方なのかと思っていますよ。なんだか作者の思い入れを感じますしね。
パラレルワールドではないけど、そうなったかもしれない世界,そうならなかったかもしれない世界。胡蝶の夢か。先に読んだ「ヤンのいた島」や、「絶園のテンペスト」もそんな感じの終わり方だったかな。いろいろ考えるけど、目の前の「現実」と思われる世界を生きていくのだ。
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好きな作品だっただけに、なんだろうこのモヤモヤは、、
とにかくこの最終巻は全体を通してくどい表現が多かったように思います。
作者がキャラクターの気持ちを代弁し過ぎというか、それまでの流れやセリフ、状況で十分理解できてるのに、更にごり押しで語るものだから、読むのが苦痛になってくる。
映画を見ている横で解説されてる気分と言えば、ご理解いただけるだろうか?
読み物の場合は、ある程度読者に想像させた方が、より感動できると思うのですが、、、
あえて辛口な評価となりましたが、好きなシリーズだからことという事でご理解ください。
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最終巻はまさに筆者が表現したかったものをあるがままに書いた、そんな印象を持ちます。
確かに文章だけで言えば至らない部分もありますが、こんなに直球な作品も最近ではあまりないのではないでしょうか。
好みは分かれると思いますが、この作品は細かい部分まで世界への想いに溢れています。最後の太一の独白はまさに筆者の言葉を代弁したかのようです。
その青臭さが僕は好きで、だからこそ最後の瞬間まで一喜一憂しながら読めたのだと思います。