投稿元:
レビューを見る
映画は何回も何回も観ていたからそのイメージでさらさら読めました。
映画は木星への旅なのに原作では土星だったことを初めて知りました。
冒頭のヒトザルの章は映画ではいささか冗長な感じでしたけど
原作ではこの部分がいちばんおもしろく感じました。
投稿元:
レビューを見る
大変面白うございました。
でも多分映画を見てなかったらどうだろう、という疑問がちらつきながらの読了。
映画を見てからだと映像が頭に浮かぶ上に、映画の謎をあらかた解決してくれるので素晴らしく面白く感じるという…まぁ勿論映画が強烈に印象に残るので相乗効果とも言えましょうか。
小説が映画化されたわけではなく、映画ありきの原作として書かれているそうなのでちょっと意外というかなんというか。
いずれにしろ、映画が面白かったと思った人にはとてもオススメです。
投稿元:
レビューを見る
映画を観てから!
映画を観てから読むのが良いですよ!!
そんで読み終わったらもう一度映画を観る。
これがベスト。
投稿元:
レビューを見る
最初に映画を見て、面白さは感じたもののいまいち理解が及ばなかったので、より詳しい説明がなされているとのことでこちらの小説版を手に取りました。
確かに映画よりストーリーが明確で、HALの狂った理由や超越存在との接触などが詳細に描写されていてとても分かりやすかったです。
しかしそれ以上に、地球から遠く離れ仲間を失ったボーマンの心情描写やスターゲイトの開く演出など、いち小説として非常に面白いものだと感じました。
映画の解説程度に考えるのは非常にもったいない、SF小説の名作です。
投稿元:
レビューを見る
SFといったらこれがまず頭に浮かびます。
映画で見るのもいいですが、入門編としてこちらを読んでみてはいかがでしょうか?
個人的にはHALがオススメです。
投稿元:
レビューを見る
宇宙の描写はとても胸踊るものがあった。 おおーって、、、なった。 ただ幼年期の終わりの時もそうだったんだけど、なんかこう、ぶっ飛んで破滅的な、終わり方するよね。クラーク。 慣れないなー( ;´Д`)
投稿元:
レビューを見る
2001年宇宙の旅読了。あーこれが元ネタかー!って思うシーンがいっぱいっていうか、ほとんど全部元ネタだった。これだけいろんなものにオマージュされてる作品ってのもすごいな!ハルの反乱を映画で見たい。だが、そのうち思いつくだろう。
投稿元:
レビューを見る
現在と未来は神様を挟んで入れ子のようになっている。神様も神様の間に入って作られる。でもその仕組みを作った神様は?もっと神様がいるのかしら、全ては輪になっているのかしら。輪になるからつまりそれが宇宙なのかしら。
投稿元:
レビューを見る
あまりに陳腐な言い方で恐縮では有りますが、やはり「今のSFの原点はこの作品にある」ってことを、しっかり思い知りました。
とはいえ、SFは好きながらも、読了数としては決して多くないんですが、小生の嗜んだSF作品の幾つもが、多かれ少なかれこの影響を受けているな、と。まぁもしかしたら、より遡った過去の作品に源流を見ることが出来るのかもしれませんが、SF小説史に疎い小生には、そこまで考察が回りません。恐縮。
小生、映画は見つつも小説は未見だったのですが、小説を読んで、初めて映画の細部まで理解が及んだ気がします。そしてやはり驚嘆すべきは、この作品が1960年代のモノだと言うこと。クラークの科学的知識と洞察力、そしてそれをファンタジーに繋げる手法に、脱帽します。私的には、映画の鑑賞前に小説の読了は必須かと。
人類、道具、機械、知性、生命、etcetc。この、宇宙の一大叙事詩の扱うテーマは広範です。現代の我々(それは大きい意味での人類、小さい意味での個々人)の有りかたを、一度立ち止まって考えてみる時、この作品は(フィクションでありながら)絶好のテキストなんじゃないかな、と思います。
(2005年読了)
投稿元:
レビューを見る
「2001年宇宙の旅」は映画史に残る名作ですが、この小説は映画の原作として書かれ、一部映画の製作と並行して書かれたそうです。
ちなみに私は、映画を見たことはありませんが、小説は映画版で不明な点が描かれているらしいですね。
小説を読んで週末は映画を見る決心をしています。(TSUTAYAの売り上げに貢献せねば!!)
小説自身は、非常に面白い内容で、今読んでも古臭さを感じさせる部分が無いのは素晴らしいです。
あまり、科学的な事に詳しくはありませんが、内容を読む限りでは、科学的考証も相当されているのだと思います。
フロイト博士の宇宙旅行のシーンや宇宙ステーション、ディスカバリー号での生活、船外活動のシーンなどの描写は読んでいて非常に楽しくひきつけられるものがありました。
ストーリーも人類の夜明けから現代、そしてスターチャイルドまでの流れが描かれており、後半、少し難解な部分もありますがとても面白い内容でした。
HALの反乱以後の後半の内容が多少、難解で読み手を選ぶ所はありますが、傑作と評して余りある内容だと思いました。
投稿元:
レビューを見る
もうこれ以上余計な言葉を重ねる必要が無いと云える、不朽の名作。
私は劇場版ばかりを読んでおりましたが、これがもう面白い。
特にHAL9000、彼の細かな心理描写が私には嬉しかった。
劇場版を眺めるに、それとなく彼の心理は読み取れたが
しかし彼は無機物、AIである。
表情は無く、感情というモノも無い(と、されている)。
読み終えた後、私か彼がより好きになりました。
ハル、君も大変だったんだね・・・
それは兎も角
SF読むならこれですこれ。
アイアムロボットも捨てがたいが、先ずはこれかと。
投稿元:
レビューを見る
2011年でも宇宙に行けないぞ、庶民は。ましてや土星や木星なんて。人間を裏切るコンピュータはあるけどね。・・・僕のパソコンですorz
投稿元:
レビューを見る
私は未だ映画版を観ていないので、それを踏まえた上での感想になる。
キューブリックとアーサー・C・クラークが1960sにここまでの作品を構想し、ここまでの形に築きあげたのはとても驚いた。HALとの駆け引きは夢中になって読めた。
それと同時に、この作品はサスペンスSFとしての側面だけでなく、非常に精神的なものも提起しているように思えた。ボーマンとHALの駆け引きまではまさにサスペンス。HALの矛盾やそれを解決する手段はSF的でとてもハラハラした。
それを一転、ボーマンがスターチャイルドとして覚醒するまでのシーンは、どうもサスペンスとは全く別の事象になっているように感じる。言ってしまえば、少し前に流行ったスピリチュアル的思想で語られるような、本質がつかめないふわふわ感とでも言えばいいのか…
投稿元:
レビューを見る
クラークの代表作ともいえる作品。映画を見たからといって本書を読まないのは愚の骨頂である。まさにここには映画が単なる挿絵にすぎなったという事実がある。映画を見て解らなかった人も必読の作品である。
映画を見たから、そして難解だったから、さぞ書籍の方も難解だろう。私はこう思っていた。そかし読みはじめるとその先入観は一気に吹き飛んだ。映画は、この書籍の場面場面の描写に過ぎないのである。筋の通ったストーリーがここにある。映画を見て感じていた、長い間の疑問が吹
き飛んだというのが私の読後感である。本を読んでいるだけでも感じることのできる色彩、そしてスケール。これはクラーク独特の世界だろう。
別の作品「地球光」の戦闘シーンで感じたクラークのこの感性はこの作品では全体にわたってちりばめられているのである。
映画も確かにすばらしい。芸術作品であろう。しかし、書籍こそ最高のサイエンス・ファンタジーである。クラーク作品を読んでいて、順番に注意する必要がある。私は最後にこれを読んだことによって、これまでの「幼年期の終り」などにでてくる”変態”の概念をここに見いだすことが出来た。オーバーロードの概念が理解できた。クラークの2001年宇宙の旅はサイクリックな映画だと称されたが、それは違う。クラーク作品全体がサイクリックな作品だったのだ。2010年、2061年と続くこの宇宙の旅シリーズはぜひとも読んでみたい作品だ(まだ読んでいないが)。
投稿元:
レビューを見る
40年以上前に書かれたとは思えないほどの作品。
科学の進歩と人間の進化の行き着く先を描いているのも興味深い。