電子書籍
とりかへばや物語
2022/04/09 18:59
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
大変に類例の多い入れ替わりもの物語である。題名も題名だからラノベっぽい展開かなと思ったが、案外まともで正統派の展開であった。ハイライトは御前会議かな。かなりデフォルメはされているが、老舗の会社にありそうな出来事 考え方 社風である。ユーモアのある会話調の文体が軽くて読みやすい雰囲気を作り出している。西野さんの話だけが後味が悪いかな。
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会話のない父と娘がひょんなことから心が入れ替わって
父が娘で娘が父に!
だけどこれがきっかけで
お互いの想いだとか置かれてる状況だとか
分かっていって
心の距離が近くなっていって
逃げの姿勢は全てをダメにするんだな
と思った小説
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2009/10/18 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2014/9/5〜9/9
5年ものの積ん読本で、久しぶりの五十嵐作品。列車事故で父とムスメの人格が入れ替わり、という展開はありふれているが、その後の展開が秀逸。観てはいないが、テレビドラマ化もされていたはず。確かに、ドラマ向きの展開だなあ。こういうのは五十嵐さん上手いもんな。
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舘ヒロシとガッキーでドラマ化されてたのかぁ。
表紙の絵柄からして「強気パパ」と「ビビリムスメ」かと思ったけど、ちがった。
メインはどちらかというとムスメ(小梅)視点のほうかなぁ、と思う。
パパが勤める化粧品会社のあのプロジェクト、ムスメが口出ししたおかげで
どういった結末になるのかが一番気になる。
今では消費者視点で考えられるのが大体普通だけど、老舗ゆえにめんどくさいんだろうなぁ。
ママ視点も含んだ続編があるみたいなので、読んでみたい。
ドラマも見てみたいな。
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例によってグリニッジ図書館で借りてきた本。ただし娘が。
「TVドラマになったんだよねえ」
ああ、確かに。
読んでみましたが、おもしろかったです。たいしたきっかけもなく話さなくなってしまった父と娘が入れ替わっちゃったことで、また新たな親子関係になる話なんだけど、我が家のように中2になってもあいかわらずべったりの父子関係の場合は、どうなんだろう??
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この本はドラマ化されていて見ていたけどとても面白かったです。
主人公は某王手化粧品会社に勤め、一人の娘をもつ父親・・・
務める会社の方針で若者向けの商品開発チームのリーダーを任されてしまう。親子の仲は悪く娘は普段ろくに口もきいてくれない・・・
ところがそんなある日娘と中身が入れ替わってしまう。
これから娘と父親の大変な日々がはじまる。はたして仕事や学校生活はうまくいくのか?もとの自分に戻ることができるのか?親子の仲は良くなるのか?
話の内容も濃く面白いのでぜひよんでみてください
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パパと娘が事故に遭い、入れ替わってしまう1週間を書いた不思議な話。
入れ替わる前はパパのことが嫌いだった小梅だったが入れ替わってみてパパの苦労や努力がわかり、だんだん心を開いていくようになる心境の変化がとてもうまく描かれていました。
パパが小梅になって女子高生に一生懸命になろうとしているところがおもしろかったです。
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高校生の娘がお父さんを無視してるところなどとてもリアル。あと口調やしぐさなどで四苦八苦してるところなど、面白かった。香水プロジェクトにいろいろ言いたくなる女子高生の気持ち、「あーそういうふうに考えてたよねー昔」って感じだった。すごくリアル。最後、確執の原因みたいなことが明らかになるんだけど、事実はそんなものなんだろうけど、なんとなくストーリーから外れてるような感じもしたけど、すっきりはしたというか、落ち着くところに落ち着いてよかった。
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この本はあるきっかけで娘と父親が入れ替わってしまうという内容。
中身が女子高生のサラリーマンと外見が女子高生の大人…
2人のやり取りや、周りに気付かれないようにとの配慮は
本当に面白く読めた。
実際に自分が、父親と入れ替わったら・・・
本当にいやなものである。
自分の学校生活や、友達関係でのことがいろいろ
わかってしまうのと同時に、入れ替わった自分は
社会に出なければならないのである。
考えただけで、本当に嫌になってしまう。
本の中の世界だけで本当に良かったななどと思い
ちょっと面白くなるような一冊。
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ドラマを見て知りました。
父親と娘が事故をきっかけに入れ替わってしまい、周りの人にばれないように1週間過ごすという話。ばれないように娘になりきろうとする父親の姿や、父親が会社で努力していることを知り、心を開いていく娘の姿など、とても読みごたえのある話だった。
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昔からよくあるとりかえものだが、最後まで楽しく読んだ。口をきかなくなった娘と父だけになかなかだ。相手の立場に立ってとはよく言われる言葉だが、この設定こそがまさしくそれ。変わったことで父の会社での立場や、娘の交際がプラスに転がっていくところがよかった。
★は4以上。
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ドラマが抜群に面白かったので原作読みたい!と思い早○年…。父と娘が入れ替わるって設定が面白いですよね〜。
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この人の作品はデビュー作の『リカ』から読んでおります。
歴史物やホラーや青春物やサスペンス等々、幅広い作風で人気の作家です。
文章も良いしストーリーも良い。これでもう少し多作だったら良いんだけど、それでもレベルが下がるよりはいいかな?なのです。
で、この『パパとムスメの7日間』。
よくある『とりかえばや物語』の現代版です。
アイディアとしてはそんなに斬新なものではないですが、作品のテンポが良かったです。
ムスメにやりこめられるお父ちゃんがいいかんじです。
でもやりこめられてもムスメとコミュニケーションをとれることを喜んでいるお父ちゃん。なかなか可愛いのですが、でも、もうこのお父ちゃんと非常に近い年齢になってしまっている自分が、…、ってかんじです。
話は良いテンポで進んでいき、ムスメががんばって、お父ちゃんも会社で良いかんじになります。
やっぱり初心を忘れないで仕事するって重要ですね。
まぁこんなかんじにはいかないですが、これはこれってコトで…。
非常に楽しめた作品でした。
また次新しいのが出たらゲットしませう。
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有名どころを手にとってみたけど、面白かったー!ムスメよりお父さんの方が大変だよなぁコレ…とか思いながらトコロどころクスッと笑ってしまう様な描写があって面白かった!良くドラマ化したなぁこれ。お風呂のシーンとかどうしたんだろう。。。からだはってんなぁとか思う。てかお父さんカワイイぞー!ムスメも可愛くないがカワイイぞ。笑。
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人格の入れ替わりという、小説の世界では非常にありふれた設定ながら、五十嵐氏らしい温かさで楽しい作品に仕上がっています。
それにしても、入れ替わりはどうして父と娘ばかりに起こるのでしょうね。母と息子の場合を想像すると怖すぎるからかな...