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学生時代数年上の先輩たちはいい思いをしたなぁ、と思いながら手に取った1冊。舞台は合併した都市銀行。金融庁の検査に保身のためなら梯子を外しまくる人の数々。主人公はそんな人間にはっきりモノを言い、自身のバンカーとしての矜持を守り抜く。同期入社の面々との連帯感がいい。「夢を叶える」バブル入社頃だと組織に染まりきって忘れがちだが印象に残ることば。
この世代は合併を繰り返し、自分はどの銀行に就職したんだろう?と思い、社内に残る旧銀行の勢力争いもリアル。
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経済のお勉強のために読んだ。
勉強になったかどうかは別としてエンターテインメントとして十分楽しめたので、よかった。
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と言うことで、続編を読みました。前作同様、バブル時代に銀行員になった半沢を中心に同期の勧善懲悪的活躍を描くものですが、今回は半沢の扱う伊勢島ホテル他に近藤が出向したタミヤ電機の2つの企業の話が絡むので、近藤の活躍(葛藤?)もあります。
半沢はスカッとするスーパーヒーローなんですが、あまりにスーパーマンすぎて、どちらかというと近藤に等身大の感情移入ができるかもしれません。入社した時のそれぞれの性格や半沢の実家の話など知っていたほうがより面白いでしょうから、前作から読まれることを勧めします。
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「オレたちバブル入行組」がとっても面白かったので、
続編もすぐに読んでみました。
※オレたちバブル入行組
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167728028#comment
今回は、主人公が老舗ホテルの再建を任されるという話。
その間も、金融庁や銀行内の悪役たちと
ガチンコの戦いを繰り広げるのは読んでいて爽快です。
前作同様、「正義v.s.悪」の分かりやすい構造、
ハラハラ・ドキドキする展開、どれを取っても文句なしでしょう。
この2作を読んで、個人的な池井戸さんの評価がグッと上がりました。
この本の続編も是非出てきて欲しいところです。
■半沢シリーズ
・ロスジェネの逆襲
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167904381#comment
・銀翼のイカロス
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167909170#comment
・半沢直樹 アルルカンと道化師
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4065330718#comment
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あえて下町ロケットより先に読んでみる!
サラリーマン小説って読みづらいのかなぁ・・・
とやや敬遠気味だったけど読みはじめたらほんとに
一気に、2時間弱くらいで読んだと思う。
実際こんな正義をふりかざして上にたてついて、って
うまくいかないような気もするんだけど
何よりその姿勢がかっこいい。仕事する気になった(笑)
結局正しいことは信じるしかないし、何より自分が
共感できる相手とは強く人間関係でつながるのが大事なのだと。
思ったより軽く読める、エンタメ小説として。
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オレたちバブル入行組の続編。粉飾決算とか、不正する上司とか、少しパターン化している部分はあるけど、やっぱり面白い。
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2011/8/30読了。
前作よりも現実離れしている感はあるが、展開のスピード感と駆け引きの緊張は前作以上か。
個人的には主人公の奥さんのキャラがツボ。
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星4に限りなく近い星3。前作のダラダラ感が解消されていて、テンポよく読めて楽しめる作品。前作のキャラクター設定は忠実に守られながら、今作では二つの話が同時進行しているので飽きる事なく、読み進める事が出来た。善悪ハッキリさせているので、より感情移入しやすくなっている。大オチ、それぞれの選択、結末。の流れがまた良い。
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シリーズ2作目。
勧善懲悪の爽快な展開。
悪者側の、ちょっとした事情や家族の様子がかかれているのが、現実味がああって良かったと思う。
面白かったので、また続編があったらいいな。
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題名からすると、バブル期という特殊な時代に社会人になった世代の独特な会社人生と思われるが、どの世代にも共通するサラリーマンとしてのジレンマ。
主人公のように、思ったように行動したり、言いたいことを言ったり、ができないのが現実。それだけに主人公の行動力に痛快さを感じてしまうのだろう。
言いたいことがいえずにいるサラリーマンにっとって、ヒーローがあらわれたような企業小説、痛快だ
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バブル世代に入社した男たちが、銀行を舞台に銀行内外の敵たちと戦うお話。
池井戸作品を読むのは三作目ですが、安心のクオリティですね。本作も先を楽しみにしながら読むことができました。
いつもより主人公の逆境度は低いですが、敵たちをやっつけていく爽快感は相変わらずです。
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前に読んだ「バブル入行組」よりあとの作品のせいか、「入行組」よりも更に進化してる感じがしました。特に、「テンポ感」と「話の構成の仕方がより緻密」になってる気がします。それと益々、サラリーマンへのエールが強く感じられました。
登場人物の中の言葉→「人生は変えられる」「・・・オレたちサラリーマンがイエスとしかいえなくなっちまったとき、仕事は無味乾燥なものになっちまうんだよ」
熱いっす!
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久々の読書。
やっぱり池井戸潤さんの著書は、
面白い!‼
バブル崩壊後の団塊ジュニアにも
読み応えあり、「ようし、やってやるぞ!!」っていう気になりました。
まさに年始に読むとヤル気倍増。
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合併後の企業内での派閥争い、企業への融資の際のやりとり、金融庁の検査などなどバブル入行組を悩ませる問題が多発する中、それをきれいさっぱりと片付けてく主人公のスタンスには本当にスッキリとした。憧れるサラリーマンの姿だなー。
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バブル入行組の続編、半沢が又々大活躍。池井戸さんもこういう思いをされたのかな~と思いながら読みました。