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「なぜ大切な記憶が消えていくのか」…確かに。
何でもない日の出来事なんてどんどん忘れ去ってしまう。
でも、毎日の積み重ねを「見える化」できるようにすれば…。
読み進めるうちにどんどん"ライフログ" "自分本"を書きたくなった。
ほぼ日手帳ユーザだが、今まであまり活用できてない。
というのも、キレイに美しく整理して書こうという想いが強すぎたせいかもしれない。
この本で言うように、時系列にやったことを書く、それだけなら難しく考えず続けられそう。
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いわゆる日記術の指南書ってどんなことが書いてあるんだろうと思って購入。
細かい規則とか書き方がビッチリ書いてあるのかと思いきや、物凄くざっくりとした物だった。
ある意味、普通っちゃ普通だったな。
けど、なるほどと思ったのは”あとで読み返す”ってこと。
そりゃ、どんな物でも書きっぱなしじゃ意味ないよなぁ。
つけても反省しない家計簿のようなもんだ。
ただこの方法を実行するかはおいとくとして、自作の日記帳のテンプレートの参考にはなった。
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「情報〜」「読書〜」につづく元新聞記者、奥野さんの一冊のノートにまとめなさいシリーズ第三弾。今回は人生まで一冊のノートにまとめてしまいました。ライフログには、デジタルではなくノートのほうが向いているということを提唱する本。少し前でいうユビキタスキャプチャー?
未来はデジタルに、過去はアナログにまとめるが、それぞれの長所を活かせていいのかもしれない。
●日々をなんとなく過す「体験のしっぱなし」「体験のダダ漏れ」は、穴のあいた財布を使っているようなもの。
●書いたものは読まないと意味がない。
●好循環を作ることができるのはノートだけ
・気軽に書き込み、モノや資料を貼れる
・自分のすべてがこめられているから、少しでも時間があれば読み返したくなる
てんこの一連のノート作りが楽しいからもっと記録したくなる
●ライフログと手帳の違いは
手帳…これからの予定、タスク
ライフログ…した行動、している行動
●行動を書くと自己管理できる
●成長とは、やめたい行動を減らして、やりたい行動を増やすこと
●ノートに切り貼りする作業は、新聞社の整理部の仕事に似ている。整理部の担当者は、べつのきしゃが書いた大量の記事をすべて読み込んで、扱いの大きさや見出しを吟味する。
●ノートに行動記録を書くことが「記者の仕事」なら、資料を貼って見やすく印象に残りやすくするのは「整理部の仕事」に例えられる。
●多くの人がうまくノートを活用できていないことの大きな理由に、読み返しの不十分さがある。
●記録はノートに一元管理する。たとえ写真を撮っても、行動記録はライフログノートに書いておく。
●体験をより自分のものにできる→体験の自分化。体験のリサイクルを意識する。
●三ヶ月たってもなんのことかわかるように書いておく。
・固有名詞
・WHY
・HOW
●行動の切れ目ではなく、ふとした時に書く
あまり貯めないように1-2時間に一度くらいは書く。
行動を完了させてから書く必要はない。
●までログ、いまログ、からログ
●行動と思ったことを交互に書く、ねぎま式ノート
●因果関係は「→」を使って略記、追記
●区切り線を使い分けて情報量を増やす
通常…棒線
日区切り…二重線
週区切り…波線
●日付を目立たせる工夫。マスキングテープに日付を書いて貼る
●どんな筆記具で、どんなふうに書いているかも、多くを語る。
●ボラロイドTWOはすぐプリントできるデジカメ。SDカードにも保存できて、プリント単価は30円程度。
●ノート→自分の分身。
●旅行トランクにホテルや航空会社のステッカーを貼るのが「空間を旅した記念」だとすれば、ノートの表紙への貼り込みは「人生(時間)を旅した記念」。
●「欲しかったアレを買ったぞ」といったときには、レシートや商品タグやパッケージの切り抜きも貼っておく。
●就寝、起���の時間、飲み食いしたものとその時刻は最低限書いておきたい。
●当時は当たり前だから書くほどでもないと思ったようなことも一応書いておくと、あとで読み返したときに意外と役立つことも。
●出かける前の晩に、調べた乗り継ぎ方法、予習したことなどをノートにメモするかプリントして貼っておく。
●自分以外の社会風景、新聞を賑わすニュースなども書いておく。
当時の世相がわかって、行動記録はもっとその時のようすがわかる「立体的な情報」になる。
著者は新聞一面の600字程度のコラムのネタをメモしている。(一言、名詞程度)。一面トップは国内政治ネタが多く、続報ばかりの場合も。
●内省、心情、愚痴は読み返せない。事実、記録、写真、資料はアルバム感覚で読み返せる。
●目的地を持ってノートを開く→チェック作業など
●スクラップにも使えるミシン目カッター
●ノートを書類ファイルに変える、薄型マグネット
●テキストサーファーは、クレヨンのようなゲル状インクを塗りつけるので、ぼんやりした線しかひけない。狭い範囲の境地には向いてないが、ざっくりしたチェックに使える
●ライフログノートは、「あと戻りできない旅」のパートナー。
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ほぼ日手帳でライフログを実践しているのだが、2011年からどうアレンジを加えていこうかと考えていた時に見つけた1冊。
ライフログの概念から、それをどう実践していくかを極めて簡単に書いた本。初心者、これから日記でもつけてみようかと思う人にはうってつけかも。
ライフログとは「人生をそのまま記録すること」である。過去を出来る限りそのまま残し、いつでも振り返れるようにする。そのためにするのだ。
この本を読んで行動記録の撮り方なんかは参考になった。でもすでに実践している自分にとってはそこまで新しい発見もなく。内容はわかりやすく書かれている分薄かったかな―。立ち読みで十分のレベル。概念を理解するなら、「ライフログのすすめ」なんかもおもろいのでオススメ。
ちなみに僕はほぼ日手帳カズンのデイリーページに、行動記録と、Topicとそれに対する思考を書き遺している。これだけを書き残すだけでも、後に振り返るときに新たな発見があっておもしろいのでおすすめです。
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【ライフログは手帳・ノート術】
初めはどうしても買う気になれなかったんです、この本。
タイトルがどうしても受け入れられなかったのです。
「人生を1冊のノートにまとめてどうすんねん」
と思ったから。
以前からの著書との兼ね合いもあると思うので、
仕方ないというかこういうタイトルにしたかったのかな?
とも思いますが。
だけど、読んでよかった。(課題本じゃなければ読んでない)
来年の手帳をどう使いこなしていくか、ちょうど悩んでいたのです。
たくさん書き込みたいけど、具体的にどうやっていこう・・・。
テンプレートを作って書き込み式にしようかな・・・。
など。
かなりたくさんのヒントをもらったので、
素直にそのまま、今からやってみます☆
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30分で読了。
読み終わってもアナログのほうが優れてる理由がいまいち納得できない。
ただ、デジタルでのライフログをつける際の参考になる記載は多かった。マメさが違いすぎて真似できるかが問題だが。
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「過去の自分が発したメッセージを未来の自分が受け取れるようにする」。これがライフログの真意なのかもしれません。そして自分の課題意識や悩み、考え続けていることが記録の蓄積によって明らかになり、自分だけの考えを深化させていける。これも醍醐味といえるでしょう。
最初は「スケジュール」の記録かと思っていたのですが、ライフログとスケジュールは明確な違いがあります。
・ライフログ=もう済んだ過去の出来事を記録する
・スケジュール=これから起こる未来の予定を記録する
これまでライフログ的な記録をノートにしたためていたこともあったのですが、多くが予定にひも付いた未来の出来事でした。そのため、消化した予定を振り返ることはあまりありませんでした。一方ライフログという既に起こったことを逐一記録し、考えや意見を追加していくという手法は、「あのとき自分は何を思ったか」という振り返りの行為が起こりやすくなるのではないかと思います。「記録を見返すクセが付く」というのが、ライフログの大きな利点ではないでしょうか。
また著者は「ノートの束が自信になる」と指摘しています。蓄積していった自分の情報が目に見える形で残り、それが映し鏡となり、わずかな前進を可視化してくれるのです。ささいなことかもしれないませんが、確かに「成長の一歩を歩んでいる」という実感をライフログは与えてくれるのでしょう。「自分の考えを長い時間かけて深める」ことにもつながるとしています。
本著では、ライフログを1~2時間おきにつけることを推奨しています。メモを取ったときまでに何をしていたかを淡々と書くことが唯一無二の秘訣です。さらにディテールを意識し、具体例を添えた事象を書いていくと、記憶を鮮明によみがえらせることができます。また当たり前と思うことも一応書いておくと、あとで読み返した時に役に立つとのこと。
2011年はひさしぶりに「ほぼ日手帳」を使う予定なので、デイリーページにライフログ的なものを書き込むつもりです。そして未来の予定であるスケジュールは、なるべくデジタル(iPhone)で管理します。このように使い分けを徹底し、紙であるほぼ日手帳を自分の考えを深めるための唯一のプラットフォームにしたいと思います。
【目次】
●序章――ライフログノートで体験を「資産」にする
ライフログとは「人生そのまま」を記録すること
「空気」を残すにはアナログ手法がいい
過去を消さずに自分を作れる
「読み返し」を身につけることでノートの効果は数倍に
焦らず、自分のペースで、とにかく前に進もう
●第1章――ただ行動8を記録することの意外な効果
「1冊のノートにまとめる」3つのルール
手帳術よりずっと簡単、誰でもできる
日記より気軽に日々の雰囲気が残せる
何でもないメモが「自分の分身」になる
厚く、太く、ノートとともに自信が育っていく
「やめたい行動」がやめられる
「続けたい行動」が続けられる
書いてみることで「しっかりやっている自分」を認める
●第2章――ノートを自分の分身にする
効果発揮のための3ステップ「書く」「貼る」「読み返す」
【ステップ1】書く――「行動記録」でライトな自己管理を始める
【ステップ2】貼る――「資料収録」して多くを語るノートを作る
たった1枚の紙切れがすべてを語る
手を使って作業することが「自分化」につながる
【ステップ3】読む――「読み返し」で、じわじわ自分を変えていく
ぱらぱらめくることで得られる「思わぬ発見」
体験をリサイクルし、今の自分に生かす
自分で考え、自分の言葉で語れるようになる
すべては「楽しく使って、生々しく残す」ために
「軸足」は必ずノートに置いておく
どんどん試して「自分の分身」となる一冊を選ぼう
●第3章――どうやってノートに残すか
続けるためにも効果的な「記録への工夫」
ノートに向かうことで自分の「作り直し(レクリエーション)」をする
書くことで体験を引き寄せて「自分化」する
読み返しのためにWHY・HOWの情報を盛る
「行動の切れ目」ではなく「ふとしたとき」に書く
時間情報は「までログ」「いまログ」「からログ」で
「ねぎま式」で行動&思考を対照させておく
因果関係は「→」を使って略記・追記
「区切り線」を使い分けて情報量を増やす
「1日当たりXページ方式」で使う
縦書き・横書きだけでなく、筆記具も使い分ける
貼ると10倍楽しくなる
ポラロイドでお手軽育児日記
「割り付けプリント」で1日の流れを残す
とどめの一発としての「ご当地スタンプ」
表紙にもどんどん貼って「キャラ付け」する
本の帯、補充カード
パッケージ、タグ、説明書
お酒のラベル
古切手、はがき、手紙など
●第4章――何をノートに残すか
まずは普通の生活をそのまま記録してみる
睡眠と飲み食い――基本的なことから自分を知る
自分の行動と状況――生活の意外な豊かさに気付く
思ったこと、考えたこと――自分の考えを作る
旅行・行楽・イベント――ライフログノートの醍醐味
自分を追うドキュメンタリー取材班
社会や世間のニュース
見たモノ、聞いたこと、食べたもの……すべてに「自分」が映る
ノートと連動する「書き込みシート」で定点観測
継続するための大原則は「1シート1テーマ」
マルバツシート――いちばんシンプル、でも効果大
グラフシート――わずかな増減を視覚的につかめる
僕のある1日――ライフログノートがある日常
「良い過去」=「自分の歴史」を持っておく安心感
●第5章――どう継続し、読み返し、活用するか
ノートを書きっぱなしにせず、読み返す方法
体験の「使い捨て」をやめて、リサイクルする
定期的に自分にカウンターパンチを浴びせる
「自分だけのノート」は、かっこ悪くていい
あらかじめ「自分の要素」を薄めておく
「自分のテーマ」が見えるようになる
心理状態をなぞってテンションを高める
読み返せない最大の理由は「アクセスが悪いから」
読み返しの真髄は「マーキング&タイミング」
マーキング――読み返しを作業��す
タイミング――読み返しを生活に組み込む
使用中ノートの「逆読み」と「順読み」
索引を作る過程で読み返す
×年前の今日の記述を読み返す
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◯読書メモ
・手書きのノートにはデジタルにはない空気感がある。
・「どこかにカリスマ社長がいれば、その人の説を丸ごと受け入れる。本に書いてあることをまったく疑わず、なんの葛藤もなく、あっさりと自分の考えと同化させてしまう。その結果、出てくる言葉はみんなどこかで聞いたようなものだらけになってしまうので、「また、この手合か」と思われてしまう。」(p.68)
・ライフログの目的=日常から一歩ずれて人生を眺め直すことができる。
・読み返しのためwhy how情報を追加する。
◯考えたこと
・デジタル化が進むけれど、私も手書きが好きなので、ノートを作ることを推奨してくれて頼もしかった。
・日記にwhy howを追加しようと思う。→目的が何かを意識できそう。
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著者のライフログの書き方・続け方をまとめた本。手帳術の本には時々、読者のライフスタイルは考慮せず、上から目線で著者の方針を押し付けるような印象を受けるものがあるが、この本はそのような印象は受けず読みやすかった。むしろ、このような本を書く方でも、自分の昔の手帳を読み返すときには気恥ずかしさがあるんだなあ、と率直な記載に好感が持てた。「読み返してこそ、ライフログの意味がある。」ライフログを付けるにあたり非常に重要なメッセージだと感じた。何回も読み直したい本。但し、私はデスクワーカーではないので、著者のように頻繁に手帳に書き付けるのは困難。手帳術全般にありがちだが、仕事中に書き物の時間がとれない場合などにどうするかは一考の余地あり。
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昔から日記とか3日とかしか続けられないから、この方式は真似できないなあ。この作者はめちゃめちゃマメな人だ。でもまあ映画の半券とかをノートに貼っていく等、日記部分以外の活用はできそうかな。
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予想通り面白かった!
ライフログ…つまりほぼ日手帳そのものじゃん。
って思った。
私のやってる事間違ってないねぇみたいな。
来年はもう少し自分に厳しく?楽しく?
書き方工夫しようかと思案中。
カラフルか、シールか。
カズンは来年以降に持ち越し!
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ライフログ(ユビキタス・キャプチャ)を,一冊のノートでやろう!
ポイントは:
・すきま時間にちょこちょこと書く
・内省(日記で)よりも,行動記録を
・書くだけでなく,貼ったり,スタンプ押したり
行動記録と思ったこと(コメント)を交互に書く(ねぎま式).
定期的に読み返す.
・1日の終わりに
・1週間の終わりに.
・ノートを替えるときに
○年前の同じ日のノートを開いてみる.
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以前から今考えていることを記録したいと思っていた。特に、今年に入って仕事でいろいろ考えるようになって、そして、あちこち旅行に行くことから、今のうちに体験したこと、考えたことを何か残しておきたいと思っていたが、なかなか行動に移せないでいた。この本はそんな自分の背中を押してくれたと思う。ライフログを書いてみて読み返して、自分の成長を感じたい。
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アナログによるライフログの作り方。
完全に真似するのは難しいかもしれませんが、ノートを持ち歩く習慣は身につけたいですね。
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奥野さん・・・大きなノートに乗り換えたんや!!
作者の生活の変化がよくわかる。
まさにライフログか!?