紙の本
せつない
2013/07/31 08:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:luke - この投稿者のレビュー一覧を見る
全体的にはせつない話が多かったように感じました。短編集だから仕方ありませんが、もう少し続きが読みたかったと感じた話もありました。我が家でも犬を飼っていますが、今以上に愛情を注がねばならないと感じさせられた本でした。
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イヌとヒトの関わりの深さを改めて考えさせられた。
とはいえ、決して小難しいわけでなく、心にすーっと入ってくる。
言葉が交わせないから、“相手”を深く考える、想う。
純粋で強い絆に心が揺さぶられた。
魂のふれあいの小説。
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馳星周なんだけど、むしろ石田衣良のイメージのような…いい意味でセンチメンタルで、情緒的。
本当に本当に犬を愛してるんだなあ…と分かる。
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鬱で小説が読めない日々だったがこれは一気に読んでしまった。おかげで睡眠不足だ。余命幾許もない愛犬の為に軽井沢に引っ越した作者だから書けるんだろうなと斜に見てしまうが、まあ判っているのは自分の王子を大事にしようって事だ。
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犬の不思議な力。また久しぶりに犬を飼いたくなった。犬好きの人にオススメ。
犬種の異なる短編になっていて、読みやすい。
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ペットロスを経験された方にとって見るに耐えない物語やドキュメント番組などが多数ある昨今、こういったジャンルを敬遠される方も多いかもしれません。
経験者の私もそうでしたが、勇気をふり絞り手にとって見ました。
「これは大丈夫!!馳インチャ(ファン)ならば絶対読んでほしい。」
311以降原発に関する作品が少なくない先生ですがレガシーな馳星周ビヘイビアが戻ってきた!と感じた一冊!
とはいえギラギラ、胸の奥のチクチク感は無いのでご安心ください。
心の温まる情感にあふれた素晴らしい作品です。
アニモ!ワルテル! (ANIMO, Vamos Walter!!)
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冒頭の犬の十戒を見て、泣けるのを確信しましたが、意外とほのぼのしてて楽しく読めました。犬種がタイトルになった短編集です。離れて暮らす父と息子を描いた「ジャックラッセルテリア」が好きでした。そして最後の「バーニーズマウンテンドッグ」はご自身の体験を元に書かれたそうです。これはかなり読むのが辛かったです。
でも犬好きの方は必読の短編集ですね。
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短編集。著者の実体験がもとになっているという最終話には涙があふれた。犬というのは人間のパートナーとして、他の生き物とは異なる特別な生き物なのだな、と、あらためて思った。それを重すぎる、と感じる人がいても仕方のないことだろう。うちの犬は笑っているかな・・・
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テレビで紹介されていて気になっていました。
見た目で選んではいけないこと、特に最初の詩には考えさせられた。
今は「飼う」より「買う」ことが多いのかな・・・
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犬好きなら必読か?
魂の伴侶(ソウルメイト)である犬のお話し7編。
自分も犬との別れを経験していますが、自身嗚咽交じりの別れとなったのを思い出しました…いや~辛かったなぁ…。
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ソウルメイト。いい言葉だなあ。動物と共に人生を過ごすという事は、まさにそういう事なのかもしれない。言葉で通じあう事の出来ないもの同士が心で通じ合うのだから。私もいつか訪れるわが家の犬との別れの瞬間を思うと今から胸が締めつけられる。でもその最期をきちんと看取ってあげたいと切に願う。この本には色んな犬種の犬が登場する。この本を読んだ事で、犬にはそれぞれ犬種の個性がある事を知り、犬を飼うのではなく、犬という家族を迎えるという気持ちの飼い主が増えるといいなあ。
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沢山の人が読んで泣いたと書いてあったけれど泣けなかったのは愛情が足りないせいでしょうか?
最後の章は泣いてしまったけれど‥
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ワンちゃん好きな人はぜひ読んでみて欲しいですね。ワンちゃんの寿命は、短いですよね。別の本に書いてありましたが人間の目を見て、目だけで通じるのは犬だけらしいです。
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泣かせようって感じで逆に泣けませんでした。あと登場する犬は好きなんだけど登場する人間たちがあんまり好きなタイプじゃなかったです。けどまぁなんだかんだで読み終わりました。
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「魂の伴侶」ソウルメイト
犬と人間の7つの短編集です。
好きだったのは、離れて暮らす父親の元に、暴れん坊のジャックラッセルテリアのボスとなるためにひと夏を過ごす少年のお話。
そして最後のバーニーズマウンテンドッグ、不治の病に冒された飼い犬を看取る夫婦のお話です。
そうか、言葉を持つ人間同士より言葉を介さない犬が人間の心をを理解してくれるのか~。
たくさんの犬のこころが見えてくるような短編集でした。