紙の本
易しくはないが正攻法の英語学習法
2019/01/05 21:44
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投稿者:かめぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに「灘校」「TOEIC」とあるが、大学受験用の本でもTOEIC用の本でもない。極めて真っ当な、「使える英語力」を身に付けるための本。
英単語、英文法、リスニング、スピーキング、リーディングそれぞれについて具体的に勉強法が述べられている。
いずれもこの本を読むとできるような気になるが、実際に毎日続けるには相当の努力が必要。特に社会人でこれだけの分量をこなすのはなかなかできるものではないと思った。その意味で、勉強に専念できる学生が羨ましい。
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2015/11/01図書館から借りた。
「岩村圭南の言えそうで言えない英語表現500」(NHK出版)
第1章 英単語の学習法
・100語を1ユニットにして毎日反復
・0.3秒以内に英語にできるのが「使える単語」
・「日本語→英文」の順番で収録されているCDを使う。『岩村圭南(いわむらけいなん)の言えそうで言えない英語表現500』(NHK出版)
・多読多聴での単語の覚え方
英語の読書やリスニングの習慣がない人は、まずは単語集を使った勉強をするほうがいいと思います。
一度書店に行かれまして、僕の『ユメタン② 国公立大2次・難関私立大レベル』を立ち読みしてみてください。そこに出てきているレベルが大丈夫なのであれば、単語集は不要です。
・自分だけの単語帳を持て!
独り言や思索を基本的に英語で行っている。
自分が独り言を言うときの単語は当然ながら身の回りの、使用する機会が多い単語となっているはずで、それこそ知っておきたい単語です。
どこかに出かけるときもお酒を飲んでいるときも、小さいメモ帳をポケットに入れておくことをお勧めします。
→僕は無印良品のメモ帳を使っているのですが、これがいいのは小さい上、背中のところに金具のリングがついているのでボールペンをはさんでおけるのです。左ページに日本語を、右ページに英語を書いていきます。僕のように鞄の中に常に電子辞書を入れている人は即座に右ページの英語まで書けますが、
・クイックレスポンスできないものは全て書く
単語帳には名前を付けておきましょう。僕はW&P vol.1と書いています。W&PというのはWords and Phrasesの略で、vol.1はそれの1冊目ですよという意味です。
<おすすめの単語集・熟語集>
『キクタン』シリーズ(アルク刊)
『英単語ピーナッツほど美味しいものはない』(清水かつぞ一著、南雲堂刊 )
『ユメタン』シリーズ(木村達哉監修・著、アルク刊)
『ユメジュク』シリーズ(木村達哉監修・著、アルク刊)
第2章 英文法の学習法
・英語を使う意識を持って英文法を勉強する
→『ユメブン』(アルク)にしても『5ーSTAGE英文法完成』(数研出版)にしても、いわゆる英文法の問題(四択や穴埋め)だけを課しているわけではありません。
・英文法の効果的学習手順
①『NEXT STAGE』(ピアソン桐原)
第3章 リスニングのトレーニング法
第4章 スピーキングのトレーニング法
第5章 リーディングのトレーニング法
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やはり音読が大事、か。
書かれている勉強法はどれも納得できる方法でわかりやすかったです。
リーディングに関してはやはり最初に語彙力がある程度ないと厳しいようですね。
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キムタツ先生は同じ大学同じ学部同じ専攻で同じ職種でかなり親近感があります。リーディングを鍛えるためにリスニングを鍛える発想はなかなか面白いし、実践していきたいと思う。
灘高だからこそできることもあることは思うが(リーディングスピードの指定等)、どの高校でも通用するやり方もあるはず。日本は改めて英語教育発展途上国であることに気付かされました。