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客観的視点によるうつしよ語り。納得できるところと納得できないところ半々づつ。このように達観できたらいいなあとは思いつつも、ここまで達観する必要はあるのだろうかと考えさせられた本。
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授業で使うからほぼ1日で読了。思っていたより面白かった。第一〇段とか第二三五段とか・・・好きな段いろいろ。
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勉強でも何でも無く、全くの趣味で購入。本文はさっぱり解読出来なかったけど、訳がとても面白かったです。兼好のモノの考え方、仏教的な価値観に、納得したりしなかったり。ちょっとしたジョークも交えつつ、軽快に読む事が出来ました。時間を置いてもう一度読み直したいですね。
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この『徒然草―附・現代語訳 』の初版は1952年だが1957年に大幅な改訂が行われた。さらに1993年には安良岡康作先生の著作である角川書店刊『徒然草全注釈(上・下巻)』を参考に編集部による改訂が行われ、これが現行版として出版されている。だから初版からは60年近くを経ているのだが、内容的には比較的新しい作品である。底本には、岩波文庫版の『新訂 徒然草』と同じく烏丸光広校訂本を採用し、さらに正徹自筆本と最古の版本である嵯峨本を参考にしている。
また、角川ソフィア文庫から出ている他の古典シリーズと同じく、原文を前半部分に、後半部分に現代語訳を分けるスタイルをとっている。現代語訳が付いているので、原文の下にある脚注は補訳的な項目が省かれてスッキリとした感じになっている。ちなみに、岩波文庫版は各段の原文の後に注釈を付けているのだが、現代語訳付きではないので、補訳的な内容が多いように感じる。ただ、読みだせば慣れてくるだろうから、あとは好みの問題だろう。
さて、現代語訳だが、個人的好みで判断すると、正直名訳と呼べるものではない。原文を補訳した書き方が多いので、『徒然草』が持つリズムが伝わって来ない。学術的な現代語訳に無理な注文なのかもしれないのだが、他の部分が良いだけに残念。
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面白かったけど、女の身としてはちょっとムッとさせられる所もありました。
別に噂話好きじゃないよ!
確かに自己中だし煩いから反省しなきゃいけないこともたくさんあるけど…。
自然に対する賛美は本当にその通りだと思う。
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趣味で買った。一通り原文にも目を通した。
中世が近しく感じられた。親しみやすいが訳が原文に大分忠実なのか少し意味の通らない箇所もある。もっと意訳されたものを読む予定。
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徒然草の現代語訳を吉田兼好のツイートだと思って読むとクスリと笑えてくる。自然の趣、教養、無常観、文中の矛盾までもが現代人にも通ずる人間らしい部分だなぁと思う。ジェンダー観は腹立つほど現代人(主に日本)にも未だに定着しているような思想もあり、人間の成長とは?と思わざるを得ない。