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デザインをおさめた人にとっては、ごくごく当たり前の概念を、とても優しい言葉でわかりやすく書き綴った本ですね。デザインを勉強している学生とか、「デザイナーってクールで高度でカコイイ!」みたいな固定観念しか持っていない人に読んでほしい本かも。デザインでお金をもらう仕事をしたことのる人は、当然知っている内容。ただ、わかりやすいのでさっと読んで再整理、程度はいいかも。まずまずでした。
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デザインに関わることのあるデザインのわからない経営者、管理者向けの本ですが、むしろデザイナーを目指す学生や、プロのデザイナーになったばかりの人が読むと参考になる本。
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デザインとはアートでは無く利益を産むビジネスである。良いデザインは的確に商品のコンセプトを体現するもので、色、形といったスタイルとは一線を画す。デザインを考える手順、考慮点がわかりやすく解説されている。
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デザインに関わる仕事をしていて、悩みを持っている人にとっては慰めや自己肯定には役立ちますが、それ以上の気付きは得づらい一冊だと思います。なぜならそういう人は本書で紹介されている事例や手法は個々に学習していると考えられるからです。
ですので、本書はデザイナーを志す前の高校生やこれからデザインに携わる社会人に向いたものだと感じました。
中身以外では、構成がバラバラ過ぎて頭に入ってこなかったです。連載コラムを一冊にまとめたかの様なつながりのなさが読む気力を奪います。あと余計な文章が多くて要点が掴みづらく読みづさを強めています。
昨今の日本のメーカーが苦戦している原因の一つと考えられるデザイン力の弱さについて実力のある方が言及されている良い一冊(とAmazonでも評価されています)ですので、もう少し読みやすければ…と思いました。
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「デザイン」を、単なる見た目ではなく、核や機能など商品の本質を具現化するものと定義し、事例を用いながらその重要性を説く。
優れたデザインと実存性では醤油入れが有名ですね。書いてあることはごもっともなのですが、内容と事例紹介がちょっと浅いですかね。定価の価値があるかは判断が分かれるところ。
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デザインすることと、スタイリングすることは違うということ。デザインは自分たちの強みをカタチとすること。非常に共感を持って読めました。
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デザインは≪コンセプト≫作りが重要。一言で製品の特徴を言いあらわせるのが理想なのだ。(猫製品で言えば、ニャンともにおワントイレとかか)
プラットフォーム(=仕組み)の考え方に感動。受け皿をつくっておくと強いんだな。単発商品でいくら稼いでも、下地が安定していないと不安定。
確かにお笑い芸人とかも一発芸で終わる人いるもんな。お笑いのプラットフォームつくっとけばいいのかな?
・デザイン=設計(商品開発の計画なども含む)
・スタイリング=意匠(色、形などの装飾)
→本書では「スタイリング≦デザイン」と定義する。
デザイナーのあり方について詳しく書かれている。最初に疑問が提示され、それに答える形式なのでわかりやすい。
・商品の「コンセプト(こーゆーもの、という概念)」を決めることが第一!これがグラついていると失敗しやすくなる。理想的には一言で説明できるコンセプトが良
い。
・商品名はコンセプトを表したものをつける(例:日産キューブ、iPod、熱さまシートetc…)。逆にこのポイント外している商品はコンセプトが定まっていない可能性あり。
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デザインという漠然としたイメージを、具体的な仕事のイメージまでおとしこんでくれる本。技術系の人は多少刷新できると思います。
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商品のコンセプト、強みをしっかりデザインに落とし込む事。
デザイナーとして仕事をしている人には当たり前の事でも、
企画側に人間には、とても参考になる内容であった。
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評価できる点は、より広義なデザインの定義を紹介しているという点だ。デザインというと形や色といった外見だけが捉えられることが多いが、コンセプトや経営方針も含めて設計することをデザインとして主張している。
とくにマーケティングの効果についてな、身近な事例を引用したり、インタビューをはさんだり、わかりやすい。
一方で、著者自身、表面的なデザインに重きをおきすぎていて、本質が見えていない。というか、知識の範囲が狭いので、理解しきれていない。
アップルが成功したのは、技術ではなくて、既存技術をまとめてコンセプトとして提案するのがうまいから。
美人の基準は世界共通という指摘も文化的、心理学的に考えるとおかしい。自分たちより少し違うエキゾチックに美を感じる。平均がよいと言うのは、親しみのことであり、美とは異なる概念だ。
デザインの定義を拡大しよう、という問題提起がよかっただけに、著者の考察が狭い視点からのものにとどまっているのが残念。
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デザインのことをよく分からない経営者向けの本という感じです。プロダクトデザイナーだからなのか、内容もデザインというよりはブランディングやプランニング寄りです。アップルの話がちょいちょい出てきますが、誤った認識をしているところもいくつかあってちょっと残念。センスを磨くには自分のファッションを磨けっていうのはどうなんでしょうか。。。
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商品開発をする際に重要な要素であるデザインについての考え方。著者はデザインはその企業を反映するものだという。デザインといわれると見た目のスタイリングをイメージしてしまうが、そうてはなくその商品の価値を表現する全体の設計図なのだ。また、これからのメーカーはサービス業であり、そのサービスをモノで表現するのがデザインとは納得。全体的には、一般論が中心の組み立てだけど、企業にとってのデザインって特別な人だけが考えるものではないわけで、新しい商品を市場に出すときの基本動作なんだろうな。
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読みづらい書き方がしてあり、分かりづらかったからー1です。
デザインの重要性を述べる本だったのだから、この本もきちんとデザインすれば良かったのに。(装丁ではなく、中身の文章の伝え方)