紙の本
キュン。
2016/12/19 17:56
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投稿者:キミオミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どのお話もきゅんきゅんで胸が切なくなり、中村航さんの世界観に引き込まれてしまいました
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中村航さんらしい、ホンワカする短編が集まっています。
基本的に過去に出たものを集めているので連携はないのですが、なぜか一連性を感じさせるところがあります。
恋愛ものというカテゴリになるのかもしれないけれど、そこまで恋愛話に偏る事もなく、学園ものほど熱くもなく、自分の過去の体験と照らし合わせて捉えて読めると思います。
いつもながら、宮尾カズさんの装丁画もいいです。
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短編集。幻視画、インターナショナルウチュウグランプリ、女子五編が特に好きな話だった。
キラキラとニヤニヤが楽しめる。でもそれだけではない色んな味わいがある一冊だと思う。
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幻視画は、航さんらしいいつも雰囲気で安心した。
こういう日常の素敵感、本当に好きだ。
あとはさよなら、ミネオが秀逸だった。
自分の感じていたことと重なる部分があって共感できたし、意外な事実にやられたなあって思った。
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「サヨナラだけが人生だろ?」
と聞くと、ひどく悲しいことのように思えますが
中村航が紡ぐサヨナラたちは相変わらず優しくてあたたかです。
(だから宮尾和孝の表紙もいつもながらすごくピッタリなの)
「さよなら」をモチーフにした短編集。
とはいえ、さよならにもさまざまな色があるわけで、
悲しいブルーのさよならばかりではなく
虹色のさよならが詰まっています。
真っ白な新しい明日へ向かう「幻視画」
漆黒の宇宙にきらめく、
「インターナショナル・ウチュウ・グランプリ」
夕陽のオレンジと深緑のカエル「さよならマイル・ストーン」
懐かしい気持ちが甦るビビットカラーの「女子五編」
透き通ったブルーの「さよなら、ミネオ」
そして最後に可愛くてたまらない「ぱぐ ぐぐぐ」
サヨナラだけの人生でも、
それが虹色なら、悪くないかもしれません。
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さすが中村航さん、としか言い様がない。さよならから始まってさよならで終わる。あったかくて切なくて、世界を包み込む力のある物語。ぱぐ、ぐぐぐがホッとして好き。辛くなったらまた読みたいなあ
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青春時代の1ページを切り取ったような短編集。
でも、ホントに1ページという感じで物足りない。
『LOVE or LIKE』に収められている『ハミングライフ』のようなのを
勝手に期待しちゃったのがいけなかったんかなー。
あれは名作なんだけど。
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少し不思議?ファンタジー?よくわかんないけど今まで読んできた中村航の小説とはちょっと違った話が多かった気がする。
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▼収録作品
「幻視画(ジオラマ)」
「インターナショナル・ウチュウ・グランプリ」
「さよならマイルストーン」
「女子五編――UDON KINGが採譜した五つのメロディ――」
「さよなら、ミネオ」
「ぱぐ ぐぐぐ」
まぶしい季節は、確かに存在したこと。
ずっとずっと、忘れたくない。
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既発表の作品を集めた短編集。
初出が中高生向けの媒体だったものもあって、正直なところ物足りない感は否めない。
でもやっぱり、中村航さんの小説、好きだなぁ。
ほのぼのした恋人たちのやり取りとか、さりげないシュールな小ネタとか、「カルピコ」みたいなぜっっつみょーなネーミングとか。さりげなさすぎる故郷リスベクトとか。
本作に限らず、「さよなら」を描くのがほんとうに上手な作家さんだと思う。
さよならだけが人生なのかも知れないけど、さよならは悲しいだけじゃないでしょう。
だって「さよなら」の後には、「手をつなごう」がつづいているのだから。
そろそろ、長編の恋愛小説が読みたいです。
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卒業をテーマにした短編集、なんだろう人と別れる時に感じる何とも言えない感覚がそばに寄り添っているような作品だと思う。
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航さん手広いな、と。
小中学生のお話が中心。
初恋、とか、クラスに打ち解けられない、とか。
なんとなくむずがゆい。
航さんの作品だとぐるすべとか、夏休みとかが好きなので、ちょっとはまれなかった。もともとの掲載誌がピチレモンとかなのでしょうがないのかな。
幻視画のカップルは、あのとき~の二人かしら違うかしら。
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中村航さんの短編集。はじめて読む著者。
全体的にかなり短め。雰囲気も軽いように感じたので、大学生とかが読むものではないのかな?
女子五編は短編集のなかのさらに短編集、みたいな。ただ、USJの話は青春すぎて、読んでて恥ずかしくなった。
とりあえず全体的に、読みやすくて、ライトな小説でした。
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短編6編。登場人物があまりにも若すぎて、ちょっと感情移入できませんでした。ついでに言うと、こんなにピュアな少年少女達って極稀でしょう。もう少しリアリティが欲しかったな。
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しりとりで「リス」に持ち込んでからの「……好き」。大人にはできない中学生ならでわの告白テクニックがよかった。