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暗殺者専用サイト「殺し屋.com」を巡って繰り広げられる、殺し屋たちの攻防を描いたミステリ。一見ハードな印象だけれど。殺しの依頼がネットの入札形式だったり、殺し屋専用ネットショップが「昇天市場」だったりという遊び心が楽しい。
殺し屋といってもいろんな人がいて、それぞれに抱えるものがあったりもして。なかなか濡れ手で粟の楽な商売ではないのですね。そしてそれぞれが独立した短編かと思いきや、ラストであのように繋がってくるとはびっくり。うーむ、一番凶悪なのはあの人だったのかしら。
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暗殺者専用サイト“殺し屋.com”をめぐり殺し屋たちの事情や攻防が語られている。
短編集かと思ったら、実は関連していて、4話を読み終えてなるほどという感じ。
殺し屋なんて現実には怖い話だけれど、面白かった。
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恐ろしい世界感です。
オークションで落とされて、殺されちゃったらたまったもんヂャないです。
金額がナンボか判りませんが…現実にもあるかも?
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「殺し屋.com」というネット入札で暗殺を請け負う殺し屋たちの話。
短編集であり、4話それぞれに別の殺し屋が登場する。殺し屋と言っても、事情がそれぞれ違い、素人まがいの人間もいれば、プロ中のプロもいる。オチはブラックユーモアだったり、とことんブラックだったり、、、。残酷ではあったけれど、面白かった。ただ、最後の纏め方は、、、、。スゴイ!と見るか、やり過ぎ!と見るか。すみません、私は後者でした。
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曽根さん、好きなんだけど途中でなぜか疲れて読むのをやめようかと思ってしまった・・・。第四話が登場人物が多すぎでよくわからなくなった・・・。
オチはわかったけど・・・。
第三話はばかばかしくて一番好きww。
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二日で読了
面白い
繋がってる
最後の話を読みつつ、前に戻りつつ
今日、一話をもう一度読み直そう
こーいうの好きな感じだ
腸詰め小僧を思い出した
(腸ネクタイの描写で)
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読んでて幸せを感じるレベルでおもしろかった。
この作家は、短編がいくつか繋がってオチ、みたいなのが上手いなぁ。
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このご時勢、あるんじゃないか?と思う・・・。
オークションして殺人依頼。
一つ一つの話は難しくないので、読みやすい。サイコっぽいのも無いに等しい。
でも、パート2が出てもきっと読まないから☆2つ。
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ネット上に殺人依頼の案件が出て、入札で実施者を決めるという前提で4つの話しが展開する.どれも面白かったが第3話「ジャッカルの落とし所」が楽しめた.新進の政治家やさる業界の大物を処理を試みたが、後者に失敗する.仕事を完遂できなかったペナルティが厳しい.代案として組織から随意契約を持ちかけられるが承諾せざるを得ない状況だ.何とも奇想天外なストーリーが続く.
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あり得ないけれど、小説ですから、そのありえなさが
とても面白く読めました。
短編の連作ですが、上手に繋がって円になっていて
構成も楽しめました。
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★2014年5月29日読了『殺し屋.COM』曽根圭介著 評価B+
インターネット上で、殺しの依頼がオークションにかけられ、落札者はその条件に従って殺人することが報酬を受取る条件。ただし、その落札条件を満たさないと主催者は、落札者をあるルールに従って、逆に無残な殺害により命を落とすことになる。
この作品では4人の殺し屋が主人公となり、それぞれの物語が進行し、次第に一つのつながりを持って話は完結する。
一気に読ませるこの作者 曽根圭介は、2007年に日本ホラー小説大賞短編賞と江戸川乱歩賞をW受賞した実力者。なるほど読ませるわけです。
現代のおぞましい一面を描きながら、何故か暗くならない明るさをどこかに感じさせる作風は、池袋ゲートパークシリーズを書く石田衣良に似たものを感じさせる。
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軽~く楽しめるミステリ(?)。
殺し屋が題材で殺人は起こるものの、他作品と比較するとグロ描写も心理戦も少ないので曽根圭介を期待して読むと拍子抜けです。
でも展開は早いしサクサク楽しめてソフトだから(主に拷問描写を)もうちょっとグロ軽減してくれたら他人に薦められるのに!
…犬釘ってごつくてこわいですね。
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殺人依頼を落札するサイトの話。
なんか実際にありそうな気になってくる。
「殺りたい仕事が、きっと見つかる」、て。
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久々に曽根圭介の名前を見たので。
オークション形式で殺人の依頼を落札するサイト「殺し屋.com」にまつわる殺し屋たちの連作短編集。実際こういう殺人サイトの事件が昔あったなぁ。
第二話のヘルパーのおばさんの話と、第三話のジャッカルの話が好き。
4つの短編が思わぬところで繋がって面白かった。つまり結局あの人が黒幕だったってこと…?
曽根圭介作品はこの胸糞悪い感じがいい。
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話がどれも殺し屋オークションサイトにつながる話で
そういう風に最初につながるのか、と面白かった!
本当にこういうサイトがあったら怖い。
3つ目の話がなかなかのダークなハッピーエンドで好き。