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第2回ホラーサスペンス受賞作品だという。読んだのは文庫本の方。受賞作に大幅加筆訂正された単行本に加え、さらに文庫になるにあたって完全版エピローグの付いたものらしい。怖い。ただただ怖い。リカの狂気がひたひたと近づいてくる恐怖となって、ただただ怖かった。読み終えた後、寒くもないのに背筋が凍るような震えが続く感覚。怖かった。一気に読んでしまった。五十嵐さんの本は他に「2005年のロケットボーイズ」が手元にある。ホラーとはジャンルの違う理系青春小説だそうで、こちらも楽しみ。また更に時代小説である「安政五年の大脱走」も読んでみたいと思った。
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出会いサイトでほんの出来心ではじめたメール交換の相手が、徐々に常軌を逸する言動、行動にでてくる。読んでいて、大昔に流行った「口裂けおんな」を思い出しました。
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出会い系サイトの攻略本かと思わせるような物語で始まって、出会い系サイトもちょっと面白そう。やってみようかな。さぁこれからというところで、一気に暗転。
これを読んだら、やっぱり出会い系サイトはご遠慮したくなっちゃいました。
2006/6/25
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出会い系をきっかけに、リカと名乗る女にストーキングされる会社員の本間。リカは常軌を逸した怪物だった。リカの狂いぶりが笑える!人間なのか、本当に怪物なのか、その辺が分からなくなってくる。
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非常にテンポよく読める作品です。
映画化したら見たいですね。
いろんな意味で。
主人公本間が出会い系サイトで知り合ったのはリカという女だった。
最初はいい女だと思っていた本間が、段々と追い詰められていく。。。
そして衝撃のラスト。
怖いものが読みたいときはおすすめです。
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読んでいて「うう・・カンベンしてやってくれ」と思わず主人公に同情してしまった!!
以前、「座敷女」という望月峯太郎の漫画を読んだが、これと少し似ているかな。
妻子を愛する42歳の平凡な会社員、本間は、出来心で始めた「出会い系」で「リカ」と名乗る女性と知り合う。しかし彼女は、恐るべき“怪物”だった。長い黒髪を振り乱し、常軌を逸した手段でストーキングをするリカ。その狂気に追いつめられた本間は、意を決し怪物と対決する。
中年期にさしかかれば、誰もが自分の人生について色々と考えてみるだろう。
折り返し地点も過ぎ、果たしてこのまま家族や子供のために生きてゆくだけなのか・・
若い頃の自由な恋愛など、あの「ときめく気持ち」をもう一度感じてみたいとか・・。
主人公の本間は遊び人の友人に「出会い系」のことを聞き、何気ないつもりで参加してしまう。
そこで知り合った「リカ」という女性。彼にとっては、再び自分の気持ちを素直に伝えることのできる存在だった。
しかし、そこからが恐怖・・。
最初のほうは「出会い系って、何だか面白そうじゃないか」と誰もに思わせるが、物語が進むにつれ「出会い系は絶対怖い!!」と思わせる小説(笑)
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これぞホラーだ!!!と感動。途中まではただのいみわかんない危ない女の人と出会い系に嵌っていくかなり無様なおじさんの話だった筈が最後にぞくっ、夜中ひとりで読みたくないと思いましたうんこういうのがホラーですよね!
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リカが怖すぎる、、、
五十嵐貴久、「パパとムスメの7日間」も書いた人らしいが、同じ作者とは思えん。。。
読み易い!
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妻子を愛する42歳の平凡な会社員、本間は、出来心で始めた「出会い系」で「リカ」と名乗る女性と知り合う。しかし彼女は、恐るべき“怪物”だった。長い黒髪を振り乱し、常軌を逸した手段でストーキングをするリカ。その狂気に追いつめられた本間は、意を決し怪物と対決する。単行本未発表の衝撃のエピローグがついた完全版。第2回ホラーサスペンス大賞受賞
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2008/2/24
時々、ホラー読みたくなる。で、手にとって見た。出会い系サイトでひっかけるつもりの女がストーカーに変貌する、ってのは身近にありそうで、それなりに恐怖心を煽る。でも、ネットの怖い話なんていくらでも転がってて読めるので、本で読んでもなー…と。今ひとつ盛り上がらないまま終了。「人の心の闇」ってのがポイントならもうちょっとその辺突っ込んで欲しかった。
他の人の感想読んで知ったけど文庫版だとラストが違うみたい。私が読んだのは単行本でした。
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怖い。今までこれ程怖い物語読んだことない。
ただ「RIKA」はもっと普通の女の子の方がよかった感じで。
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ホラーを読みたい人にはお勧めです。
※妻子を愛する42歳の平凡な会社員、本間は、出来心で始めた「出会い系」で「リカ」名乗る女性と知り合う。しかし彼女は、恐るべき“怪物”だった。長い黒髪を振り乱し、常軌を逸した手段で巣トーキングをするリカ。その狂気に追いつめられた本間は、意を決し怪物と対決する。単行本未発表の衝撃のエピローグがついた完全版。※
ちょっとリアルにありそうだったから、これは怖かった。
けど怖いのが好きな人にはとっておきの1冊になると思います。
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「すっごい怖いよ〜」
と聞いて読んだ一冊。
確かに怖いんだけど
「リカ」がちょっと行き過ぎちゃってるかな
だって人間じゃありえないでしょ?
ホラーだよなぁと思いながら読了。
ストーリー展開は相変わらず絶妙
リカがもっと見た目とか普段の生活が
普通っぽいほうがより怖さが表現できた気がする
だけにもったいない!!!
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なんだよ、この女!!
ってな本です。このリカを生かしているのはもう執念だけ。執念に匂いは悪臭。
もう、かかわりたくないとしかいえなような女の話。
最後まで一ミリとも報われない。なんだよ、幸せになろうよ!!
こリカの内面をもっと書いて欲しかったし、いたずらに恐怖をあおるような書き方に
少々残念な気もするが、深夜の病院で一人で読むには怖い本。
続きをあせって読んでしまいました。
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ホラーは好んで読みませんが五十嵐貴久が良くて三番目に読みました。
物語に矛盾を感じる展開はあったけれどもそういうマイナス要因を差し引いても、とにかく怖かった。
どこにいても追ってくる恐怖、過去が明らかになるにつれてさらにその恐怖がましていき、そしてその恐怖は最後まで消えませんでした。
怖い!!
ホラー小説において怖いことが良いことなら、これはまぁ良いもんだと思います。