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2007/8/15 アシーネダイエー甲南店にて購入
2008/9/21~10/1
博多行き新幹線の中で読了。いやあ、すごいホラーだ。五十嵐氏の作品は[Fake」に続き二作目。これがデビュー作で、第2回ホラーサスペンス大賞の受賞作。解説を読むと応募時より、また単行本からさらに加筆されているらしいが、その加筆されたエピローグが秀逸。最初はかったるい感じもしたが、後半のたたみかけるような怖さはほんとになんというか。未読の人のために詳しくは書かないが、是非読んでいただきたい作品。
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他の軽妙な作品とは違って、デビュー作はホラーだったとは。この類いの本とは縁が無いので比べることはできないが、充分恐ろしかった。まさに「怪物」としての恐ろしさ。ただそれは人間が「怪物」になる恐ろしさとは違う。もはや人間ではないモノへの恐怖。ホラーとはこういうものなのかもしれないが。
>妻子を愛する42歳の平凡な会社員、本間は
>、出来心で始めた「出会い系」で「リカ」と
>名乗る女性と知り合う。しかし彼女は、恐る
>べき“怪物”だった。長い黒髪を振り乱し、
>常軌を逸した手段でストーキングをするリカ
>。その狂気に追いつめられた本間は、意を決
>し怪物と対決する。単行本未発表の衝撃のエ
>ピローグがついた完全版。第2回ホラーサス
>ペンス大賞受賞。
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かなり強烈。
ホラー大賞を獲ったと聞いて、どんなもんかと思って挑戦したら見事に打ちのめされました。
どこまでも追ってくる恐怖が
MAXになって話が終わるので叫びたくなる。
出来心で始めた出会い系。
しかし相手が悪かった。。。
RIKA、恐るべし。
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気軽な気持ちで入り込んだ出会い系サイト
そこで出会った女性がじょじょに変わってきて・・・
怖いです、こんな女性、本当にいそうで(汗
いやいや、簡単な気持で出会っちゃダメだよね、まったく。。
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怖い。
舞台となってる場所が勤務先の辺りなので余計に怖い。
そんなこと絶対のないだろうけど、実は起こり得るかもって思える絶妙な線をついてるところが怖い。
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とりあえず、めっさ怖かったぁぁぁ。
元々のタイトルは『黒髪の沼』っていうらしく、そっちだったらすぐ買ってたのに。
42歳のくたびれた会社員の男が出会い系で出会った女に
恐ろしいストーキングされる話なのだが、こんなのはよくあってビックリもしない。
それがね、このエピローグが怖すぎるし、
ホント著者の見せる技がうますぎる!
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第2回ホラーサスペンス大賞受賞作。
日本ホラー小説大賞とはじめ勘違いして読み始めました。
ホラーにサスペンスの要素が加味さえて、わくわくどきどきどろどろねちねちが十分伝わるお話でした。
エピローグなどは村上龍の『オーディション』にやっぱり軍配が上がるでしょう。
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妻子を愛する42歳の平凡な会社員、本間は、出来心で始めた「出会い系」で「リカ」と名乗る女性と知り合う。しかし彼女は、恐るべき“怪物”だった。長い黒髪を振り乱し、常軌を逸した手段でストーキングをするリカ。その狂気に追いつめられた本間は、意を決し怪物と対決する。単行本未発表の衝撃のエピローグがついた完全版。第2回ホラーサスペンス大賞受賞。
どういうこと!?
ってなお話になります。すごく単純すぎる答えですが、悪いことはできない!!!
と心に誓った時間です。。。
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おそろしい。
いやいや
ホラーとか知らないで読んでたから。
さ。
まだ昼間の車内で読んだからよかったものの
夜寝る前に読んだら絶対だめね。
ダメ、絶対。
読むんじゃなかった―。気持ち悪い。
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本当に恐い。
でも本当に面白い。
軽い気持ちやゲーム感覚で恋愛をしようと思ってる人に読んでもらいたい笑。
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最初はどんどん読み進んでいきましたが、進むにつれてリカの異常性がありえなく感じてきて、リアル差がなくなっていきました。
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70点!
うむむ。
なんだか中途半端な感じだったなぁ。
何より主人公が好きになれない。
でも、メールのやり取りとかがあることで
サクサクっと読めた。
リカの気持ち悪さももうちょっとあっていいし、
バックボーンも描かれてたらよかったと思った。
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妻子を愛する平凡な42歳のサラリーマン本間は、友人の誘いから「出会い系サイト」を始め、擬似恋愛を遊び感覚で楽しんでいた。そこで知り合った「リカ」と名乗る女性。大人しく控えめそうな印象だったが、彼女は恐ろしい“怪物”だった。常軌を逸した言動、ストーキング、そして暴力……追い詰められた本間はついに彼女と対峙するが……。
当初この作品の紹介を読んだ時「何だ、フツーのストーカーものじゃん。『危険な情事』と「座敷女」のミックスみたいで」と、読むのは文庫が出てからでいいや、なんて思っていた。
実際、ストーカー女であるリカの造形は、ストーカーものの傑作コミック「座敷女」とよく似ている。プロットもあの映画と似ている……。が、その怪物ぶりはそれら以上であり、やはり国産サイコホラーの一大傑作(と自分は思っている)「黒い家」の菰田幸子に匹敵するんじゃないだろか……いや、バケモノぶりってことじゃリカの方が上回るかもしれない。
文庫版ではハードカバー刊行時未発表だったエピローグが加筆されている。ハードカバー版を読んだ方も、このエピローグは一読の価値あり。いや、これは―怖い。
出会い系サイトは使ったことはなかったけれど、今後も絶対手を出すまい、近寄るまいと思わされたw
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コワイコワイ…
読みやすさも手伝ってドンドン読み進めてしまったけれど。
リカほど極端じゃないにせよ、無意識(本人にしてみるとそれが普通のこと)下で他人をひどく傷つけている人を知っているので、
そういうことを思い返しながら読んで怖さ倍増w
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さてこの本、ホラーだと言うこととタイトルから
「私リカちゃん、今アナタの家の前にいるの」から始まり
「私リカちゃん、今アナタの後ろにいるの」で終わるあのぞっとする話を思い出しました。
まぁストーカーの話しだし全く違うとも言い切れないかな。
知らないうちにいろんなことされてるし。
ただねぇ…ストーカーされるきっかけがきっかけ(ネットの出会いサイト)だからあまり主人公には同情できない。
家族が大事とかいいながらなんでこんな事するんだかって思うわ。
奥さんや子どもが不憫でならない(笑)
まぁ本題はそこではないんだけど。
さてさてこの「リカ」
まだ他の人も働いてる時間に職場に忍び込んでパソコンに細工したり、家の玄関に髪の毛を貼り付けたり、本間の家族の行動を事細かに見ていたり…
どこをどう見ても立派なストーカーをしてるだけでは足りないのか、邪魔物は消すとばかりにどんな大男であろうが銃で撃たれたうえ相手が複数であろうが殺してしまうなんて。
「?」なのは臭い(口臭)
ひどい臭いらしいのだけれど最後には敵意を感じる臭いってナニ?
もう超人的なことばっかやってくれるんだけど紛れもない人間らしい。
いくら本のなかの出来事とは言えここまで超人的な事をやる以上は怨念とかの霊的な存在の方がまだ納得できるような。
憎悪が源なんだろうけどそこまでの憎悪をもつきっかけもよくわかんなかった。
でもただ単に恐怖物語を読みたい(13日の●曜日とか)ならいいと思うなぁ。
ネットでの出会いやストーカーの恐ろしさは十分に伝わると思うしね。