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今回はバレンタインのエピソードです。フィア、このは、錐霞の3人は、春亮にどんなチョコレートを贈ろうかと悩みます。
一方学園では、研究室長国の日村素直が復帰することになります。しかも、第1巻で死んだはずの「マミーメーカー」ことアマンダ・カーロットが、日村によって保護されていたことが明らかになります。錐霞は日村に対する警戒を解くべきではないと考えますが、春亮たちは、アマンダや自分たちに接する日村の態度を見て、ある程度信頼してもよいのではないかと思い始めます。そんな彼らを見て、錐霞の態度にも少しずつ軟化の兆しが見えるようになります。
そんな中、日村から春亮たちに、蒐集戦線騎士領から新たな戦闘員がアマンダの抹殺のために送られたという報せがもたらされます。そして、フィアたちの前に騎士領の戦士・雛井エルシーが登場します。フィアたちはアマンダを守るために戦う。だが、今回の事件の背後で糸を引いていたのは日村だったのです。
メイン・ストーリーに関しては、アマンダの再登板が今後の展開の鍵の一つになるのでしょうが、まだ物語の全貌は見えてきません。ちょっとマンネリ気味にも思えてきました。ラブコメのパートに関しては、本巻の最後で錐霞が自分に正直になることを決意するという展開があったので、少し期待したいところです。