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8月前半読了分の1冊。
平積みされていたので手に取った、連作短編集。楽しく読み進んだものの、まあ特に人に勧める、というほどではないのかも。
これを読みたい!と思って読む本と、とりあえず何か読みたいと思って読む本があると思うのだけれど、どちらかといえば後者。可もなく不可もなく、という感じか。
もしかしたらあっさりしすぎなのかもしれなくて、もう少し人同士、出来事同士がねっとり絡むほうが面白いか?w
そう、ちょっと物足りない感じがちょっぴり残念でした。
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2011/8/5 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2022/1/21〜1/23
殉職した父の跡を図らずも継ぐことになった、成り立てキャリア警察官の立花令子は副所長として父のゆかりの南武蔵署に赴任する。腫れ物に触るように扱われつつも、いくつかの事件に巻き込まれる。獣医である土井徹先生と孫娘の桃子に事件の話をすると、土井先生が鋭い洞察力で事件を解決する、という安楽椅子探偵型短編集。キャラクターが魅力的だが、残念ながら続編は出ていないようだ。10年くらい経っているので、もう出ないのかなぁ。
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副署長が超絶嫌いだ。
自分以外はクズだと思っているとしか思えない。勘違いバカ。
とても愛せない。
他の登場人物はとても好きなのだけどなぁ~。残念。
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五十嵐貴久さんの作品ということで衝動買いしたんですが…。
いまいちでした。
形態としては「謎解きはディナーの後で」と同じでしょうか。
ただ、そちらは☆1評価でこちらを☆3にしたのは
ちゃんとした推理をしているからでしょうか。
土井先生はちゃんと動物のことだけを見ていて勘を働かせているし
実際に動物と話せるのであればかなりオールクリア。かと。
そんなことなんで聞いたわけでわかるんだよバーカ!
とはそんなには思わなかったのと
出てくる人たちに好感を持てたので☆3評価です。
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軽く読めるし、おもしろくないことはないけれど、玲子さんの流され体質が気になるというか、仕事がなければ、探せよとイラっとする。土井徹先生がせっかく動物と話せるのに、もっと活躍させたら???桃子ちゃんも中途半端な気がしちゃって、全体的にもったいない。もっと面白く料理できる素材だと思うのに。
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主人公があんまり好きになれなかった…。土井先生・桃子ちゃんペアは素敵だったし、アニマルミステリというのも新鮮で面白かったので、もっと主人公の成長ドラマがあったら良かった。
ドラマだったら面白そう。
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中村祐介さんのイラストを発見して購入。
優しい獣医の土井先生が、警察副所長の令子との会話だけで事件を解いて行きます。人間にとって身近な動物の知られざる生態が事件の鍵を握っていて、単なるサスペンスとはひと味違って新鮮でした。
短編オムニバスなので、すらすら読めちゃいます。
でも、環境問題や未成年の犯罪、高齢社会など、現在の日本が抱える問題にも警鐘をならしており、実はとても深い一冊。
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おじいちゃん先生は好みで良かったんですが、令子さんが…イマイチ。もうちょっと『しっかり仕事して欲しいなぁ』って思ってしまう…。
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面白い設定で、土井先生の動物知識に「へー」と思ったりした。が、主人公の仕事に対して無気力で冷めた感じは、好きになれなかった。Dr.ドリトルみたいに、もっと動物と交流のある作品かと思っていた。
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アジカンのCDジャケットでお馴染みのイラストレーターさんの作品を書店で最近よく目にする。「謎解きはディナーの後で」「夜は短し恋せよ乙女」等。
この本もそう。上品で穏やかな獣医のお爺さんが謎を解いていく。安心して読める。
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なんだろ、微妙・・・。
キャラクターに深みがないし、
拍子抜けしてしまう浅い謎。
あっさりな感じかと思ったところに「笑う猫」で
ちょっとヘビーになってきたかと思ったら
またもどった。
なんだかなあ。
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ミステリ風味な短編集。上品な先生が素敵ですが、獣医さんな縛りのために真相がちょっと厳しいなぁと感じる部分も。ライトで読みやすいです。
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職場のおじさんにお借りしました。
このおじさん五十嵐ファンなんですよね、私実はミステリーとかそんなに好きじゃないんですけど・・・と今更言えず、いつも渡されるままに読んでいます。
まーいいんですけどね、今回は特に、ゆるーい雰囲気の中途半端なトリックの短編集だったので、1日で読破しました。
(私にとって)勉強色の強い本や重いテーマの本の合間の気分転換にはなったかも。。
とはいえ、動物の習性とかはじめて知ったこともあって、そのあたりは面白かったです。
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この人の作品は、基本的な設定におかしいところが多い。
この作品もそう。
キャリアの初任幹部が警部補なのはいいけど、
警部補で副署長はねぇ・・・。
あり得ん。
そう言う、設定ミスがなければ、
ストーリー自体は、まぁまぁかな。
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同作者の「リカ」「リミット」はスリリングな内容でしたが、本作はとってものんびりした雰囲気。
作中発生する事件は殺人などのシリアスなもの(中にはそうではないものもありますが)ですが、登場人物がとにかくおっとりしているため、不思議とマッタリと読めてしまう本。
事件の真相などは大体予想通りではありますが、動物の特性を足掛かりに真相にアプローチするのはなかなか面白かったです。こういうノリが「アリ」な人なら楽しめる内容だと思います。