投稿元:
レビューを見る
子供に読ませたい本を捜していたので、ちょうど良かった。
子供も気に入って、数回読み返してくれたのがうれしかった。
アナゴの話が、気に入って毎回の感想にでてきます(^◇^)
投稿元:
レビューを見る
重松清さんの作品は毎回、本当に感動します!!特にこの青い鳥は1人の教師に焦点をあて物語を描いていてあっという間に読み終えた本でした!!
投稿元:
レビューを見る
子供を持つ親にとってこの作品は考えさせられます。
今の学校教育の現場には確実に村内先生が必要です。
投稿元:
レビューを見る
非常勤の国語の教師なのに、どもってしまってうまく話せない先生。うまく話せないからこそ伝わるたいせつなこと。
そんな先生と心と体のバランスがバラバラになってしまった今にも崩れそうな生徒との物語。短編集。
うまく話せないけど、生徒を救う言葉をかけること、伝えることができる先生。できすぎと言えばできすぎ。かっこよすぎと言えばかっこよすぎ。
でも、そんな先生がいたら・・・とも思わせてくれる。
人間の繊細な部分の表現が残酷だったり、反対に温かかったり・・・。心に染みいるお話です。
投稿元:
レビューを見る
吃音、どもりのある国語の先生と、中学生生徒を扱った連作短編物です。ちょっと設定にありきたり感があって、どの作品もおおよそ似た筋道なのがあれなんですが、そうと分かっていながらじわじわと泣かされる方向へ連れていかれてしまいます。
投稿元:
レビューを見る
吃音でうまくしゃべることのできない村内先生が、様々な事情で声なき叫びをあげている生徒たちに優しく寄り添う物語。
短編連作になるのかな。
重松清さんの作品には、いつも何か心動かされます。
優しく、温かい。
村内先生と生徒を主軸とした作品ですが、その他の先生や親などの大人たちもまた、優しかったり、憎めなかったりと魅力的でした。
個人的には「おまもり」が特に印象深いかなぁ。
投稿元:
レビューを見る
村内先生みたいな先生に会っていたら、人生変わっただろうなぁ。
昼休み、お弁当食べながらポロポロ泣きました。。
投稿元:
レビューを見る
村内先生は、中学の非常勤講師。国語の先生なのに、言葉がつっかえてうまく話せない。でも先生には、授業よりももっと、大事な仕事があるんだ。いじめの加害者になってしまった生徒、父親の自殺に苦しむ生徒、気持ちを伝えられずに抱え込む生徒、家庭を知らずに育った生徒――後悔、責任、そして希望。ひとりぼっちの心にそっと寄り添い、本当にたいせつなことは何かを教えてくれる物語。
(裏表紙紹介文より)
***
単行本だけの頃から気になっていた本。
8作の連作短編集です。
悩みや問題を抱えた生徒たちが 村内先生と接していくなかで、自分なりに解決への道を歩み始める話。
この本では村内先生がどんな人生を送ってきたのかはまったく描かれていない。
けれど、おそらく先生自身も 吃音のことで悩んだりつらい思いをしてきたんじゃないだろうかと(勝手に)想像しながら読みました。
まったく傷付かずに生きていける人なんてほとんどいないと思うけど、傷ついたうえで(傷付けられたうえで) それでも他人に手を差し伸べられる人になれたらいいなぁと思いました。
話の内容としてはちょっと都合が良い部分があったかな。。。
村内先生と直接接していない生徒も改心(?)していたけど、彼らが先生の想いを理解して 自分を変えることができるかはちょい疑問・・・。
個人的には「カッコウの卵」が泣けました。
投稿元:
レビューを見る
生徒に寄り添うということがどういうことなのかがこの本では描かれている。
それにしても学校のなかで生き抜けるかどうかは本当に運の要素もあり、一つの出来事がその後の生活を一変させてしまうんだなと本書を読んで改めて実感した。それを支えるのか親であり先生であるわけだか、村内先生はその1人の先生のロールモデルなのだろう。
投稿元:
レビューを見る
村内先生
勉強より大事なことを 教えてくれる
本気の叫びをちゃんと聞く耳を持つこと
だまってそばにいること
ひとりだけど、一人ぼっちじゃあないこと
どの生徒との話も じんわりと心の中にしみて来る
雄弁ではないけれど 本気の話はちゃんと届いたよ
私の心にも
投稿元:
レビューを見る
吃音の国語教師と心の傷を抱えた中学生の物語。章ごとにメインの中学生は変わるが、どの中学生も、緘黙や父の自殺、虐待などの誰にも語れない影を背負っている。主役の教師、村内先生は、吃音なので上手く喋れないのに国語教師をやっていて、何故かいつも非常勤の教諭で登場する。そしてすぐに別の学校に転勤して生徒の前から姿を消す。
いわゆる熱血先生とはおよそかけ離れた村内先生は、こういう生徒たちの静かなヒーローなんだと思う。そして、教員というよりも、カウンセラーに近いと思う。
教員になりたい人、教員の人やSCの人は読んで損はないと思う。物語としても素晴らしいと思う。
投稿元:
レビューを見る
泣きそうに歪んだ顔を、不意に帽子のひさしを下ろされる事で隠して貰った。
重松さんの話には、いつもそんな雰囲気が漂っている。
あ、まずいな、と思うと、いつでも見計らったように降ろされるその下でワンワン泣きたくなる。
心の優しい所を握られている気がして、嫌いな人は本当に嫌いって言うのが納得出来る。
書評にまで曖昧さが出るような現代で、こういう内容を取り扱って正面切って語れる作家は貴重だ。好きでも嫌いでもハイどーぞ!と気前よく差し出されるとこちらも受け止める準備ができる。
その間ですら計算されている気がしなくもないが・・・。
投稿元:
レビューを見る
重松ワールド、重松氏だから書ける感じ。大好きです。
短編の中で、ワタシが一番気に入ったのは「進路は北へ」。
投稿元:
レビューを見る
生徒一人ひとりに向き合う非常勤講師の村内先生。
自分が学生の頃、挫けそうになったら村内先生に対してどう接してたかな…
投稿元:
レビューを見る
うまくしゃべれないから、あまりしゃべらない。
だから、それでもなにか一生懸命しゃべるとき、それはたいせつなこと。