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上下巻読んでの感想です。
正直、微妙…。
るろうに剣心世代で、当時集めていました。すごく好きで、面白くて、何度も読み返して…。京都編の途中から、飽きてしまいましたが…。
でも、全巻通して読んで、改めて、キャラもストーリーも良かったと思っていました。
キンドルで、酷評レビューが目立っていたので、もともと期待せずに読んだ特筆版。
だけど、想像を更に下回る、それ以下でした…。
ストーリー自体に文句はありません。練りに練ってのお話だということは読んで分かるし、フリートークでもそれを再確認した感じです。
個人的に不満だったのは、キャラクターと絵。
キャラクターに、全く魅力を感じませんでした。設定は変えても、もともとのキャラクターの性格は本来のままだと思っていたので、
違和感ありまくり。大好きだった剣心は、ヒモというかパラサイトというかニートというか…ダメンズに成り下がり。
特筆版の剣心は、まったく好きになれませんでした。
弥彦は、薫に向けたセリフがひどい。「棒っきれ振って、いくらになるんだよ!」
薫に悪態つく男の子ではあったけど、そんな事言う子ではない。
絵に関しては、当時から20年近く経っているので、多少なり変化してるものだとは思うし、仕方のない事なんですけど、
変化というより、雑になってるように見受けられたので、ここもショックを隠せませんでした。
そういえば、フリートークも違和感がありました。
「るろうに剣心は、もう二度と描かない」と編集者と約束?誓い?みたいなことを交わしていたのに、
「映画化に伴い、描くべきは今…!」みたいな(読んで間が空いてるのでうろ覚えです)決意。
正直、「…は?」としか思いませんでした。
好きだったのに…剣心…。北海道編も気になるけど…見たいような見たくないような…。
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うーん、どうも絵が同人ぽくて受け付けない…
原作の、荒々しいタッチが好きだっただけに、デジタルに移行した和月先生のシンプルな絵はどうも好きになれません。
話のテンポも早すぎるほどきれいに進んでしまって…この辺は映画に合わせているのかもしれませんが…
ほんとに申し訳ないけど、同人誌を読んでいるとしか思えなかった。
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人気絶頂の連載当時の勢いを超えるってまぁなかなか難しいでしょうし、省略の多いダイジェスト感って入り込みにくいですね