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社長とはいえ、能力が発揮できない分野がある。そんなときは、とことん社員に任せること。任せれば人は勝手に育つ。
そして、モチベーションが高くなる環境を社長をはじめとしたリーダーは社員に提供する。しかも、とことん手厚い「餅」を提供する。
それは給与はもちろん休日だったり、働く時間だったり。
給与を上げるためには、売上を上げる。そのためには、社員がとことん考えて製品やサービスを唯一無二の高品質にし、他社と徹底的に差別化する。そして、それが客にベクトルが向いている。
また、時間を捻出するためには合理化と無駄を省くこと。極限までシンプルにして、個人の判断で進められるようにする。だから、「報連相」なんて絶対やんない。上司も部下に命令はしない。
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題名はインパクトがあるが、内容は題名通りではない。要は「常識を疑え」ということだ。
作者の未来工業創業者、山田昭雄独特の持論が展開されている。現在の日本社会への大きなヒントになりうるのではないか。
しかし理論があまり体系的でなく、随筆的なために何度も読み返す必要があるだろう。
日常に新たな視点を入れたい方は一読を進めたい。
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以下を学べた。
納得感あり。
- 営業は八方美人が大事。集中しすぎない。
- 客と馴れ馴れしく仲良くなる。客との距離感は時間、接待数は関係ない。
- トップは命令しない。部下が自発的にやるよう説得する。
- リーダーの仕事は部下のやる気を出すこと。
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岐阜県に本社のある、未来工業株式会社の創業者(現在は取締役相談役)山田昭男さんの痛快な経営指南書です。
もう開いた口が塞がらないと言ったらよいでしょうか、常識では考えられない経営学がポンポンでてきます。普通だったら、何バカなことを言ってるんだとなるところですが、何故か物凄く説得力があります。まったくブレのない、自信に満ちあふれた言葉ばかりで、一気に読むことが出来ます。
この本を読み終わって思うことは、今の日本は、常識と思って行動している中で、皆が苦しんでいる。ということは、その常識を疑ったほうがいいんじゃないかということ。常識だと思ってやっていることが、ただ人を縛っているだけで、まったく会社にとってプラスになっていない。どうしたら、そこで働く社員がやる気をもって、いっぱい稼いでくる気になるか。働いているのは機械ではなく、人間なんだということを、すべての経営者は再認識する必要があると思う。
こういった常識を超越してしまったビジネス本はありますが、この本はその常識をさらに超越し、あまりの正論に笑って納得するしかありません。経営者だけでなく、すべての日本人が今すぐ読むべき本です。仕事に人生にきっと、あなたのプラスになるでしょう。
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未来工業株式会社といえば,今やメディアに取り上げられまくってる超ホワイト企業.その会社の方針や仕組みを作ってるのが,著者山田さん.
この本を読んだ理由は,某テレビ番組で「ドアにノブがない」「個人の蛍光灯にスイッチがある」など,他にないことをやってる面白い会社があると興味を持ったことから.
ただ単に与えられたタスクを消費するのみならず,常日頃から生産性をあげること,差別化を生むことを「考え」て仕事しろということが主旨かなと.読み終わった時は,恐れいったと同時に自分の仕事のやり方を見なおすいい機会となった.
本の内容自体は,項目が細分化されているのでスラッと読み終わる.それでいて内容は革新的なものが多いので,とても爽快かつ面白かった.
今後は,現状に満足せず,作業1つ1つを疑っていきたい
《記事抜粋》
◆「常に考える」
◆「ホウレンソウ」の禁止
◆勤怠管理の廃止
◆評価基準:0%のリスク >>> 100%の失敗
◆「働くな」とは,プライベートを犠牲にして働く意義はなく,プライベートの充実は仕事へのヤル気向上
◆上司の仕事は,部下のヤル気を100%にすること
◆社員の3割は営業職.そしてノルマ無し
◆「リスク」:実際に起きた出来事の検証 と 「マイナス思考」:有りもしないことを空想 の違いを理解する
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今メディアで話題になっている、未来工業創業者山本昭男氏が記した一冊。
常に常識を疑い、その逆を行く姿勢は、これからの日本社会を生き抜いて行く上で必須のスキル。
この本を読んで、逆風の時代をサバイブしましょう。
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あの未来工業の経営の一片がわかる本。全部が全部自分の会社に当てはまらないけど、そう思ってしまっている常識さえも見直さなければならないと感じた。とても面白く、明日からの仕事のやり方を考えるのが楽しみになった。
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常に考える。
権限があるのと、能力があるのとはまったく別だ。
ムダが人間らしさをつくり、ムダが人間を育てるのだ。
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岡野工業の社長も強烈だったが、この方も強烈だ。
未来工業を知ったのはテレビ。
人と逆をいく。
案外考え方はシンプル。
でも海外、特に中国人にはこの考え方は通用しないだろうなー。
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本当に「働くな」という意味ではないです。
「無駄に働くな」ということです。
そして「考えよ」と。
勢いがあって読みやすく、納得できる部分もたくさんありました。
少しでも取り入れて、会社の業績アップにつなげられたら、と思っています。
しかも、できるだけ自分は働かずに(笑)。
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面白かった。
業績の悪さを不況のせいにするな。業界規模を考えるとパイはまたまだ大きいという点が最も納得できた。
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未来工業創業者、山田昭男の経営論。
自身の経験と言葉でマネジメント、コーチング、経営者とは、を語る。
全体のベースとなっているのは、既成概念を疑い、自らの頭でゼロベースから考え、差別化となる付加価値を創り出せ、ということ。
それらが、経験を通じた平易な言葉で、時に飄々と語られる。
肩の力を入れずに読め、文章を読み進めるうちに頭がやわらかくなってくるのを感じる。
長時間働くな、という言葉の奥には、既成の慣習に則って、自ら考えることを放棄する怠惰への柔らかな指摘を含むように思える。
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未来工業って会社の創業者の本。社員に対して働きやすい環境を整えてやるのが社長の務めだ!って趣旨。年末年始休暇が19日、残業禁止、ホウレンソウ禁止、とか普通の会社では考えられない内容だけど、説明読むと実に理にかなってる。こういう人が社長だったら楽しいだろうなぁ。金は人を喜ばせるために使うもの!その他の無駄なものには使わない!ってのも響いた。
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『差別化』とは『常に考える』こと。
常識を疑い、自身で考えて組織作りは大変参考になります。
山田さんは、考える素晴らしさももちろんですが、どうしたら社員が力をだせるかを感じる力もすごいのだと感じます。社員と顧客の身になれば、自ずと経営方針も決まってくるのだということを実践されているのだと思います。ビジネスマンだけでなく、全ての人に学び、気付きのある一冊。
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この社長さんが書いていることは、どの本でも同じかつシンプル。
今風にいえば、ブレていない。
常識を疑い、大局を見極めよ。
問題は実践そのものの難しさではなく、疑うべき対象と、何が大局かわ見極める目を持つことが、難しい。