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象と象使いと道筋に例えたビジネス書
2021/07/28 11:30
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投稿者:empath - この投稿者のレビュー一覧を見る
「なぜ正しい戦略が上手くいかないのか?」
この難しい問いにも、「象」「象使い」「道筋」という3つにフォーカスを当て、シンプルに答えてくれる良書。
セーブ・ザ・チルドレンがベトナムで行った栄養不足児の根絶活動の事例が登場し、NPO関係者にも非常にわかりやすいと感じました、
ビジネスではよく「仕組み(システム)」が大事と言われるけれど、仕組みだけではダメで、その仕組みにスイッチを入れる仕掛け(スイッチ)も必要だと思います。非常に興味深い内容です。
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投稿者:ブラブラ太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
おもしろかった。わかりやすく,納得しやすい書き方で決断する方法が書いてある。象遣いと象という比喩を使って、合理的な判断、考え方と感情を表している。人はどちらかがストップをかけて、自らを変えないようにしてしまうと言う。例えば、勉強をやらなくてはいけないとわかりながらもなんとなくいやでできないような場合、合理的な判断は納得しているが、感情が伴っていないと説く。たとえるなら、象遣いがいくら象に鞭を入れても動かない状況だ…どのようにしたら解決できるかを実例を通しながら、説明するのがこの本である。聞いたことがあるなーと言う人もいるだろう…が私にはおもしろかった。
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その著作が全米でいずれもベストセラーとなっているハース兄弟が、人や組織を「変える」ための方法について述べた一冊。
様々な事例から人や組織が「変わった」結果から、一定の法則を見いだしてフレームワーク化し、それをわかりやすいメタファーで説明してくれているので、とても腹に落ちやすい。
人の感情を「象」、その理性を「象使い」に例え、変化を起こすためには「象使い」に方向を教えて、「象」にやる気を与える必要があると説く。
「象使い」は分析が好きで理論的に事にあたろうとするが、思考の袋小路にはまってしまう場合もある。そうならないためには、目的を明確にし、うまくっている部分を探して、それを行動に移す。
「象」は行動を起こすエネルギの源だが、気まぐれで怠け者の側面もある、「象」を行動に移すには、感情を芽生えさせ、行動のハードルを下げるために変化を細かくする必要がある。
「象」と「象使い」を動かすことができたら、あとは「道筋を定める」。環境をかえ、必要な行動を習慣化する。
うまくいってないことを探して解決するのではなく、うまくいっている事を探してそれを広めるという手法は、目に鱗が落ちた思いだった。
実際には、「目的を明確にしたり」、「感情を芽生えさせる」ことが非常に難しいわけだが、何かの変化を起こしたいときに、その手順が明確化された本書は非常に参考となる。
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・ハイトは、私たちの感情は「象」であり、理性は「象使い」だと述べている。
・象使いの担当は計画や方針。象の担当はエネルギー。
・人を変えたければ、とびきり明確な指示を与えなければならないということだ。
・行動を変えるポイントは、象使いに方向を教え、象にやる気を与え、道筋を定めることだ。
・ブライト・スポットを探すということは、「何がうまくいっていて、それを広めるにはどうすればよいか?」と自問することにほかならない。
・変化を成功させるには、あいまいな目標を具体的な行動に置きかえることが必要だ。簡単井に言えば、変化を起こすには、「大事な一本の台本を書く」ことが必要なのだ。
・相手に行動を変えてもらうには、「新しい行動」をはっきりと説明する必要がある。
・変革に成功した大半のケースで、変化は「分析し、考えて、変化する」の順序ではなく「見て、感じて、変化する」の順序で起こることに気づいた。
・やる気のない象を動かしたいなら、「変化を細かくする」べきなのだ。
・自分自身や他人を変えるためには、習慣を変える必要がある。
・目標に近づいたことに気づいてほめるには、つねに周囲に目を配り、明るい兆しを探さなければならない。
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「象使い」=理性、「象 」=感情、「道すじ」=環境になぞらえて、どのようにして人の行動を変化させていくかを3つの観点から教えてくれる。
行動を変たり変化を起こすポイントは次の3つだ。
①象使いに方向を教える=明確な支持を与える。
②象にやる気を与える=相手の感情に訴えかける。
③道すじを与える=環境を変化させる。
理性の弱点は考え過ぎて空回りすること。
ブライトスポット=上手くいっている例を探す=解決策を探すこと。
変化を起こすには「大事な一歩の台本を書くことが重要」
目標は具体的な行動の目標として設定する。
行動が反射的になればなるほどセルフコントロールが不要になり疲れにくくなり行動を継続しやすくなる。
「true but useles」な事実は無視せよ。姿勢に必要なのは踏み出すための小さな一歩が記された台本なのだ。
子供にやる気を与えるためにはこどもの言葉を使うべし。
近い将来に実現できる鮮明な未来像を「目的地の絵はがき」と呼ぶ。
理性と感情の両方に訴えかける目標が大事。
大規模な問題に大規模な解決策はうまく行かない。小さな一歩を設定することが大事。
理性には、(1)小さな一歩を示す、(2)目的地を指し示す。
感情には(1)変化を細かくする、(2)アイデンティティを刺激する。
環境を変えるためには、(1)習慣を生み出す、(2)仲間を集める。
目標はオールオアナッシングで設定して、曖昧さをそぎ落とす。
理性の強みは先見性。長期的目標のためには短期的な犠牲は厭わない。ただしあいまいさや選択肢に直面すると麻痺してしまう。
感情に訴えるときには、「見て感じて変化する」よう意識する。
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象使いと象に置き換えられた、理性と感情面から行動を変え、道筋定めて、変われないということを変えるヒントがここに。
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「自分を変える」ヒントがたくさん詰まった一冊!!
困難な状況を克服した実例がたくさん載っており、いずれの解決方法も決して特別ではない。私を含めて、問題が大きいとそれに見合った解決策も大きくなければならないと考え、できない理由を考えてしまう。できない理由を考える(問題点に焦点を当てる)のではなく、あるときにはできた理由(ブライトスポット)を探すことが大事だと実感できた。
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「なぜ正しい戦略が上手くいかないのか?」
この難しい問いにも、「象」「象使い」「道筋」という3つにフォーカスを当て、シンプルに答えてくれる良書。
セーブ・ザ・チルドレンがベトナムで行った栄養不足児の根絶活動の事例が登場し、NPO関係者にもわかりやすい。
まだ途中だが、非常に興味深い内容です。
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気づきとアイデア満載の本。
感情的な象と理性的な象使いという例えもよい。事例も病院から学校からNGOまで幅広い。タンザニアの援助交際率が減ったとは思えないが。。
今のポジションで、そしてこれからやりたいことで人を動かしていくのに、知恵と勇気をくれた1冊。
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例えが秀逸。
象と象使いは、本書でも述べられている通り引用だけど、それらを選択した、表現のセンスに感嘆する。
この文章を書いている段階で、まだ読書中で全体の評価、感想は避けます。
それでも、『「箱」の法則』を読んだ時のような、理解したらものの見方がコロっと変わってくる予感がしている。
読了後にどうなっているか、今から高揚感を与えてくれています。
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行動を良い方向へ変化させる為に必要なフレームワークを提示し、
実例を用いながら丁寧に説明している本です。
人間の感情や本能を「象」、それをコントロールする理性を
「象使い」とした上で、行動を変えるためには、
①象使いに方向を教える
⇒変化する為に取るべき行動を具体化する
②象にやる気を与える
⇒感情に訴えかけ、モチベーションを保つ
③道筋を定める
⇒状況、環境などの外的要因を整える
の3つが必要であると提示しています。
今私がやっている読書に例えると、
①象使いに方向を教える
⇒毎月、7冊の本を読書する。内、2冊は英語で書かれた本、
内、1冊は既に読んだことのある本、内、1冊は小説、
内、1冊は自分の専門分野に関わる本とする。
②象にやる気を与える
⇒・オンラインで書評を書いて、読了した本を可視化(=達成感を得る)
・読書を積み重ねて得ることの出来る能力をイメージする
③道筋を定める
⇒・読了した本の書評をオンラインで公表し、フィードバックを貰う
(=承認欲求を利用する)
・読む予定の本を自宅の机の上に置いておく
こんな感じでしょうか。。ちょっと弱い気がしないでもないですが。
何事を成すにもやる気を起こし、持続させることが不可欠であり、
その際に本能や感情を如何に味方につけるかを説明している本です。
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個人の行動・習慣を変える啓発本だけでなく、他人や社会への影響を及ぼすコツが得られる良書。定期的に見直したい。ブライトスポット(成功事例)を見つける、大事な一歩の台本を書く、目的地を指し示す、感情を芽生えさせる、変化を細かくする、人を育てる、環境を変える、習慣を生み出す、仲間を集める。
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変わりたくても変えられないという経験を人は皆、何回かしているのではないだろうか。「分かるとできるは違う」とか、「マインドとロジック」が必要とか、変えられない理由、変わるための方法として様々なコメントやアドアイスを耳にしたこともあるだろう。
しかし、それらを聞いて「それなら本当に変われそう!」と思ったことは、どのくらいあるだろうか?実際に変われただろうか?その答えがNoである人こそ、本書を読むべき人かもしれない。
本書では心理学実験や様々なケーススタディをもとに、どうすれば変われるかについて具体的な行動指針が明示されている。また、感情を「象」に、理性を「象使い」に例え、説明も分かりやすい。著者のハース兄弟はビジネスマネジメントの専門家だが、ビジネスパーソンに限らず幅広い層の人々が実践できる内容になっている。
書店で山積みされている自己啓発書の部類の中では、納得感、実践性ともに上位に位置すると思われるが、登録数やレビュー数を見ると、認知度は低いようだ。内容は申し分ないのに、実にもったいないことだ。
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1:you must be mirroring success thing. 2:you make a in front of your eyes. 3:you looking for your simple destination. 4:it wake up for sympathy or passion.(the mounted gloves) 5:step by step to minimum goals. 6:you must be growing your mind set. 7:it change your circumstance. 8:it used to be your new actions. 9:you must be getting your party! 10:you make a matrix for it.
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問題の多くは、人間ではなく環境の問題。抵抗ではなく戸惑っている象使いに、明確な方向を教える。感情を揺さぶり変化を細かくして、象にやる気を与える。環境を変え、習慣化し、仲間を作って道筋を定める。
人間は理性的だと思われているけど、感情の方が重いし大きい。そのコントロールのノウハウ。
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スイッチ!!変われないを変える方法
本書の中で一貫していわれているのは、意識というなの「象使い」、感情という名の「象」、そして環境という名の「道筋」をいかにコントロールすればやる気のスイッチが入るか。象、象使い、道筋は比喩だが、それぞれの「性格」を解説していて、それがもたらした結果を実際の事例を交えて紹介しており、非常に理解しやすい。
アクショントリガーがにわか習慣につながる、というのはすぐに使えるテクニック?だなと感じた。