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うーん、松前侑里さん好きなんだけど。これはイカしませんなぁ。そもそも、パイナップルにあまり意味がない。慣れないテイストのお話は、書かない方がよろしいかと…。
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景人のうだうだした感じがイライラしたけど、最終的に直正が本当の意味で報われて良かった。当て馬が攻めを好きになるのは読んだ記憶がないけど、こんなにもイライラするとは!もうちょっと心の葛藤とかを省いて直正とのその後とか書かれてたらより満足できたと思う。続きが読みたい作品。
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BLには珍しく元々付き合ってる恋人同士の話。
少し世間離れしたところのある彫刻家の倉沢景人と役者の麻生直正は高校時代からの恋人同士。
美大在学中に、未婚のまま子供を産もうとしていた二人を巡り逢わせてくれた先輩・美帆を放っておけなかった景人は、美帆と契約結婚をすることを思いつく。
もちろん、直正は反対だったけれど、景人が言い出したら聞かないのを知っていたため、生まれてくる子供が事実を受け止められるようになるまで、という条件で、それを受け入れる。
そうして、美帆も二人の関係を認めた上で、生まれてきた息子・潤の父親役を任せることになる。
しかし、月日が流れ、中学生になった潤が、本当のことを知らないまま直正に恋心を抱き、それを知らされた景人は……?
というような話。
当初、直正が景人と潤の間をふらふらと揺れる話なのかな? と思わないこともなかったんですが、まったくそんなことはなく。
どちらかというと、景人が、今まで離れるなんて考えたことのない直正に対して、潤というライバルができたことによって、本当は自分が直正のことをどう思っているのか……と思い悩む話……でした。
ただ、ちょっとぼんやりさんなところがあるとはいえ、景人は基本的には素直なので、悩んでるとかわいそうな気がして胸が痛かったり、もどかしかったりもしましたが、まぁ景人の自業自得……といえば自業自得でしょうか……?
最後は元の通り、一番いい形で終わってくれてほっとする形。
「恋ってなんだろう?」と考える話で、ちょっとゆったりでした。
この作者さんの味の出てる話で、激しくないのがお好みの方にオススメだと思います。