紙の本
夜寝る前に1つか2つほど
2015/09/17 03:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんな名作でも時間がたつとともに色あせてしまう事がある。しかし星新一の作品は固有名詞を極力排して時事ネタを扱わないことによって、いつ読んでも新鮮な驚きがある。個人的なお気に入りは「ある1日」だ。ショートショートなのであらすじは紹介できないが、本書収録の30編の中でも異色な読後感がある。
投稿元:
レビューを見る
都会からはなれた小さな入江で出会った老人と新婚の夫婦。その夜、老人が見たのは、新婚の2人が殺しあう夢だった。1年後、老人はまた同じ夢を見た。不思議な夢を気にした老人は、名産品を2人に送って様子をみる。礼状が届き、何事もなかったかと、安心する老人。この繰り返しが、何年も続いたのだが…。夢想と幻想の交錯する不思議な世界にあなたを誘う夢のプリズム30編。
投稿元:
レビューを見る
個人的には星新一の作品は少しホラーが混じっているやつが面白い気がするな。おすすめは「ウエスタン・ゲーム」「マイナス」。ショートショート30編。
投稿元:
レビューを見る
星新一のショートショートです。
表題作凶夢含め30編が収録されています。
面白かったです。
この中でも特に「妖怪」が好きです。
「妖怪」…ある満月の夜。谷川に沿った小道を老人が歩いてると、屈み込んで何かを食べている人物がいた。
その人物は老人が歩いてきたのを見つけると「見たな・・・」と老人に話しかける。
老人は・・・
投稿元:
レビューを見る
内容(「BOOK」データベースより)
都会からはなれた小さな入江で出会った老人と新婚の夫婦。その夜、老人が見たのは、新婚の2人が殺しあう夢だった。1年後、老人はまた同じ夢を見た。不思議な夢を気にした老人は、名産品を2人に送って様子をみる。礼状が届き、何事もなかったかと、安心する老人。この繰り返しが、何年も続いたのだが…。夢想と幻想の交錯する不思議な世界にあなたを誘う夢のプリズム30編。
投稿元:
レビューを見る
とっても星新一らしい作品。
暇潰しにちょうどいいと思って、軽く読んでみたら、結構おもしろかった。
星新一はショートショートの開祖なんだなと、再認識。
投稿元:
レビューを見る
ショートショート30篇
ウエスタン・ゲーム 王さまの服 暗示療法 深い仲 たねの効用
ひどい世の中 指示 ある夜の客 好奇心 鬼が
体験 夜と酒と マイナス ある一日 書斎の効用
夏の女 妖怪 才能を 手さげバッグ 川の水
退屈 病名 多角経営 甘口の酒 宿直
凶夢 目がさめて 印象 生きていれば 捕獲した生物
投稿元:
レビューを見る
いつもみたいな「うわー!そうきたか!」というようなラストではなかったけど 相変わらず質の高いショート・ショート
投稿元:
レビューを見る
裸の王様をモチーフにした「王さまの服」や、浮気を繰り返す亭主の話「深い仲」がお気に入り。表題作「凶夢」もこれぞショートショ-トという感じがしてよい。
投稿元:
レビューを見る
星歴ーゥん十年。一話数ページなのに必ず、人物像と起承転結。意外なオチもある。それらをで千以上も紡ぎだしたのだから、「ショート界の神」だ。
一回しか効き目のないお守り。だから人手にわたるのだ。病名:幽霊/UFO感覚過敏症。
投稿元:
レビューを見る
電車をつかったちょっとした出張なんかにビッタリ
いつも思うのですが星新一さんほど毒にも薬にもならない、そのくせ面白い短編を作れるひとはそういないんじゃないかと思います。電車をつかったちょっとした出張なんかにビッタリで小一時間くらいは簡単に過ぎちゃいます。
この作品は40才くらいのおとこのひとがい〜ぱい出てくるなんだか変な夢のお話でした。
投稿元:
レビューを見る
おもしろかったね!基本的に全編よかったけど、
【捕獲した生物】が一番好き。それと、
どれの最後かは言いませんが、
" 青年はふと思った。
もしかしたら、わけはわからないが、ぼくはなにか好ましくない循環に巻き込まれたのでは……。 "
ここ最高!
投稿元:
レビューを見る
『星新一とわたし』
好きな作家は誰だと聞かれたら、たくさん名前が挙がるのだけど、一番影響を受けた作家は誰だと聞かれたら、星新一をあげるだろう。
星新一という名前がまず愛おしい。そしてかれが作り上げる世界は少ない言葉で圧倒的な存在感リアリティをそこに表す。かれは未来を視る能力があったのではないだろうかと確信してしまうほど、点を放射状に展開することができた。
今はもうその才を持った人はいない。わたしはしらない。いつまでもいつまでも彼の作品のそばで生きていきたい
わたしの未来はいつも星新一の物語の中にあります。
投稿元:
レビューを見る
ん? ちょっと待てよ……な「考えオチ」が少し多い印象。しかしながらショッキング極まる表題作「凶夢」、ユーモラスな味わいが気持ちいい「生きていれば」、人類という存在の根底を問う壮大な巻末作「捕獲した生物」など、ビシっと決まるものもちゃんと用意されている。
投稿元:
レビューを見る
星新一さんといえば宇宙人系のSFが多いですが、こちらの一冊は「世にも奇妙な物語」のような系統の話が多く、飽きずに楽しめました。