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話の内容はとても良いのだけど、(医療系の)専門用語が多すぎ&難しすぎて、脳内想像が乏しくなってしまった。。
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著者の文章は、独特の語りかけを感じる。それはこの本でも健在。ただし、この本に関しては、全体的に少しリアリティがなく、残念に感じる。
テーマがテーマだけにしょうがないか、とも思えるけど。
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この作者の作品は、セリフと地の文のバランスが良く
スイスイ読めてしまいます
臓器移植がテーマの作品ですが、
ドナー、レシピエント、施術者、コーディネーター・・・
いろんな角度から生、死、それを取り巻くいろんな問題について考えさせられます
「嫌われ松子の一生」もそうでしたが、
読み終わった後にスッキリしないような不思議な気分になります
決して読後感が悪いわけでなく、
いろいろな思いが錯綜する作品です
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脳死、心臓移植について、深く考えさせられた。
移植の描写も細かく、目の前で手術に立ち会ったかのように感じた。
ミステリーという要素は低いかな。
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移植を待つ家族の感情…自分の子供を救う為には他人の死を願ってしまう生々しい感情描写に恐怖を感じた。
専門用語が多い、且つ自分の身近な話題でないため、細かく想像することができず、小説を楽しみきれなかった。
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心臓移植がテーマの話。
ミステリー要素は少ないけど、ドナーやレシピエント家族の気持ち等いろいろ考えさせられる。
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心臓移植を受けた娘の家に、ドナーだった人物から「私の心臓を返して」と電話が…
まるでホラーのようなプロローグから始まる医療ミステリ。ドナーとレシピエント、病院内の人間関係が結構複雑。どの人物にも「コイツあやしい」と思えるポイントがあり、終盤まで興味津々。医療専門用語が多くて読みづらい部分もありましたが、全体的に読みやすかったこともあり、あっという間に読了しました。
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臓器移植の話、テーマの割に軽い。語り手も多く誰が主人公か見えにくい。誰も悪役がおらず全員が何らかの罪の意識に悩でいるがちょっと綺麗事すぎる気がする。テンポ良く読み易かったんやけどな…。
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神の手のあとに読んだのが悪いのか
全体的にふわっとした感じ
ただ心臓移植や脳死に関しては
色々あるのだなと理解できたかな
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脳死の方の臓器を提供する事で助かる命がある。
そう考えたら良いことなのかもしれないけど…
臓器をもらう側が社会的地位がある人で、あげる側がごく普通かあるいは貧しい人だったら?
もらう側とあげる側が偶然知り合いだったら?
このお話の中では、仲のいい親友の少女2人の内一人が心臓が悪く、臓器移植待ちの最中にもう1人の少女が事故に遭う。
脳死になるかならないかの意識不明の状態。
さらに心臓を患っている少女の父は大学病院の教授でもある。
この子の臓器が手に入れば娘が助かるのに。
まあそう思わずにはいられませんよね。
だから恐い。
この誰かが死ぬことによって誰かが助かるという事が恐いと思った。
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脳死臓器移植がテーマ。登場人物たちの言葉がちょっと綺麗すぎて、リアリティを感じなかったのが残念。
しかし、脳死患者からの臓器移植という技術が生み出されたからこその現実、誰かの死により誰かが生かされるということ…それが答えのでない深い問題を生み出しうることがよくわかった。
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臓器移植をテーマに、医療関係者や家族の葛藤と苦悩を描いたヒューマンミステリー。
二人とも見殺しにするによりも、一人を助けるためにもう一人の死を早めるのことは悪なのか。与えられた課題はとても重い。おそらく正解はない。登場人物全員の苦悩は、当事者になる可能性がある私たちにとって他人事ではない。望むことは『死』の定義を明確化すること。生きていることとは何か。老人介護問題とあわせて考えたい。
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誰かが死んで、自分の子供の命が助かるなら、私は誰かの死を願ってしまうかもしれない。
もし、誰かの死によって、自分の命が助かるとしたら・・・?
そして、もし、自分の子供が脳死になってしまったら?
もしも、って思っていろいろ考えるけど、実際には考えずに済むように願わずにはいられない難し過ぎる問題である。。。
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大学教授の娘が心臓移植を必要になる。そこに転落によって脳死状態になりそうな親友が運ばれる。あり得ない設定ではあるが、その状況で人は何を思い、どう行動するかを描かれている。専門用語が頻発し、よりリアルである。
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尾崎文庫。
天使の代理人と同じく医療もの。しかもこれもまた難しい移植医療の問題。この人 この分野が1番いい。あんまり好きな作家さんじゃないけど この分野はすき。