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心理学の内藤さんの本。
言わずもがなの心理学を利用した、表題ケースでの振る舞い方。
あっためかえし本。
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一見してすごいタイトルだなあと思いましたが、「ごまかす」と「だます」ことは違うと気付いて、読んでみることにしました。
ビジネス面でのピンチの切り抜け方がメインとして紹介されています。
全編を通じて、前向きで、自己中心的な面も感じられます。
よっぽどお調子者のご都合主義でないと、なかなかここまでのごまかし術を実行するのは大変そう。
ただ、どれもさほど大げさなことではなく、言葉の選び方など、ほんの少しの気持ちの入れ方次第なので、ごまかされた側からしても、憎めないような気がします。
いろいろな小さなごまかし方が紹介されている中で、「本を読んで知識を増やすこと」と普通にまじめに書かれていたので、(ごまかさないこともある)と、ほっとしました。
また、スーパーが行っているごまかし方は知らないことでした。
入り口すぐに野菜を置いてあるのは、カラフルな色で買い物客の心をうきたてさせ、財布のひもを緩めるためなんだそうです。
なるほど。確かになんだかウキウキして、買い物が楽しみになるのは、その心理的効果なんですね。
京セラは、独特の会社理念を持つことで知られていますが、もともとは言い値主義商法で成長したというのも初耳でした。
取引先に、値下げをしろと脅され続けたため、相手に値段を決めてもらうようになったそうです。かなり思い切ったビジネス路線を選んだんですね。
「タイトルは長ったらしくつけると、もっともらしく難しい雰囲気が出る」という項目で、例として挙げられていた、井伏鱒二の小説『槌ツァと九郎治ツァンは喧嘩をして私は用語について煩悶すること』や大岡信の詩『心中で生き残った青年と帰らないたびに出た娘について三面記事が語らなかったいくつかのうた』には、度肝を抜きました。
そんな作品があったとは。
しかも、そんなに長いタイトルなのに、内容がさっぱり予想できません。
見事に煙に巻かれています。
私が考えられる長いタイトルは『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』が限界だなと思いました。
読み進めていくと、結局完璧な人なんていないんだなとわかってきて、なんだか安心して気が緩みます。
高田純次が好きで、人生の師匠と敬愛しているという著者。だからなのねと納得です。
結局は人柄が生きるという、至極まっとうな締めで終わった、面白い一冊。
ゆるゆるな気持ちで読めました。
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うー…ん…。
誠実な人には向かないし、こういうことを他人にされたら嫌だなあと思いました。
こんな上司だったら嫌だな、とか、こういう人とはプライベートでは付き合いたくないなあと。
けれどたぶん、ビジネス書のようなものですし、多少のズルさを知っておくのは悪くないと思います。あくまで知識として。
ボンジュール・クボさんの挿絵は一々面白いです。
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筆者の高田純次さんのように生きたいという言葉に共感しました。
細かいことは気にしない。ある程度適当に振る舞うことで、仕事に対してのモチベーションが上がりました。