投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
この世は悲しいからきれいで、きれいだから続けていく。
主人公たちの悲しみをハワイのあたたかさや美しさが溶かしていく。私もハワイに行きたくなった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ハワイで読むつもりでしたが、結局帰国してから読みました。初、ばななさん作品は、温かく爽やかな風を届けててくれました。
本を開くとハワイがそこにあるように感じられ、時折、開く一冊となりそうです。
マハロ
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
http://ameblo.jp/toshichan-seal/entry-11486727602.html
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
生きてる人は、毎日毎日朝起きたところから順番をこなして、それの繰り返しが生きるということなんだなあ。
朝起きる、歯をみがく、顔を洗う、ごはんを食べて学校に行き、家に帰って、またごはんをたべて。
ルーティンを繰り返すことが生きること。
死んだら、順番を飛ばして自分のやりたいことをいきなりできるようになる。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
よしもとばななにとって
ハワイは大切で心地いい場所なんですね。
心休まる土地・場所があるのは
しあわせなんだろうな。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
再読です~。
「スウィートヒアアフター」読んでからばななワールドに引き込まれております。
やっぱり好きだなぁー。
上手く言葉にできないのがもどかしい・・・。
とにかく、ハワイに行きたいってなるー。
なまぬるーい甘い匂いの風とか、乾いた砂とか立ち込めてくるんだよね。
スゴイです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ハワイには行ったことがないけど、だれもが良いところだという。でも、どのように良いのか、だれも教えてくれない。
世の中には、みんなが良い、体験すべき、という割に、その理由を教えてもらえないことがよくある。
結婚式は挙げると良い。子どもは産んでみると良い…
きっとそこには、言葉にしようのない、生命や家族の見えないつながり、そういったものを肌や心で感じて、揺さぶられるからなのだろう。
だから言葉で言いあらわせないのだろう。
ハワイにも、そんな何かを感じさせる力があるように思う。
この本をよんで、ハワイがなぜ人を魅了するのかが少しわかった気がする。よく書いて教えてくれたなぁと思った。
私は、普段生活していて、命の連なりや、自分がここにいること自体について、何かを感じ取る機会は滅多にない。
ハワイに行ってみたい。濃い青の空や風に包まれて、何を感じ取るか、とても楽しみ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
未開の土地、ハワイ
ばななさんは、ほんとハワイが好きなんだろうなぁ。
フラを踊っているひとの周りの風の気持ちよさ
気分がすかっとする青い空
涙が出てきそうになる夕陽
どれも見たことないけど、どれも身近に感じる
やはりハワイに行けってことなのかも(笑)
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「ハワイ」という切り口をひとつのツールとして、
人間と人間の残酷であたたかくて生々しい絆みたいなものを、
ばなな風に明るく消化・昇華した作品。
おそらく作者はハワイをとても好きで、
日常のなかにひそむ人間の闇を明るいナイフで切り込むことも好きで、
それらを合体させた作品がこの物語なのだと思う。
ただ、ハワイの場所そのものの魅力に関してはそこまで書かれておらず、
「これ、ハワイが舞台じゃなくてもよかったんじゃないかなー」、
「むしろ、日本の土俗的な空気の方が合ってたんじゃないかなー」
なんて、思ってしまったこともあった。
(ハワイよりむしろ北海道の豚丼屋のエピソードの方がよほど鮮やかに覚えている)
でもそれはきっと、
普段おしゃべりな子が好きな人について突っ込まれると巧く説明できないような、
「好きすぎてうまく伝えられない」という現象に近いもののような気がする。
だから、ハワイ感を楽しむという目的ではなく、
親の何気ない言動が子ども中の何かを決定的に壊してしまうことがあるということ、
どうしても惹かれ合ってしまう人間というのが存在するということ、
最愛の人を亡くしても人はそこから明日を迎えねばならないということ、
そういう、ある種ひとの心の闇の部分に属する感覚を、
優しい哲学に近い形で受け取って、考えて、楽しんで、
そういう対象と向き合ってみることが本書の醍醐味なのではないかと思う。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
まぼろしハワイがよかった。
ハワイ行ったことないけど、景色が浮かんでくるようで、暖かい気持ちになった。
銀の月の下では、途中まで良かったけど後半イマイチだったのが残念。
よしもとばななの作品は、父親が亡くなることが多く似たような境遇の作品になるのに、なぜかどの作品も心の柔らかい部分に滲みてくる。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ハワイつながりで読んだ本。
自身もフラをやっている著者だけに、フラダンサーの「あざみさん」が踊る描写はとてもいい。
「裸足の足が床に触れるごとに世界が喜んでいるのがわかった。ああ、世界は今彼女を愛している。」
「ひとたびあざみさんが右足を前に出して踊りのかまえに入り、音楽やイプという太鼓の音が聞こえてきた瞬間に、何かが変わる。~そして彼女が踊り出すと、そこから魔法が始まる。~彼女は自分から選んで神や世界への供物になる。きっと神様はどん欲で、お米や花や果物が盛ってあるお皿では満足しない。美しく神聖な女が動いていないとだめなのだ。美しい肉体は別に求められていない。きっと彼女のまわりで動いている空気の色や質が見たいのだと思う。」
「とても細かくニュアンスをつけて踊っているしずっと中腰なのでほんとうは軽くないのだが、あざみさんが踊るとちょっと体をゆらしただけ、というふうに見える。ほんとうのフラは腰がふらふらすることもなく、上半身がくねくねすることもない。ただ風が吹いていっただけという感じだ。セクシーになりすぎることもない。木になっているマンゴーが丸くて官能的だというような、花が咲いていていい匂いがしてちょっとふらっとするような、淡いセクシーさなのだ。」
両親を亡くした「私(=オハナ)」と、オハナの父親の再婚相手だった「あざみさん」。悲しみの中で訪れたハワイで、懐かしい自然や人々と触れ合い、心が再生していく物語。
ハワイってどんなところなんだろう。
フラを始める前まで(つまり1年前までは)、ハワイってどこか薄っぺらいイメージしかなかった。芸能人が正月を過ごすところ。ウクレレを弾くおじさん。お相撲さんの出身地。度派手な衣装で踊るけばいオバチャンたち。
1年前、オハナにとってのあざみさんのような、よしもとばななにとってのサンディーのような、今のフラの先生に出会って、私の中のハワイが180度変わった。
先生の踊りをはじめて見た時、目からウロコがどばーーーっと落ちるのが見えるみたいだった。「フラダンス」が、「フラ」になった瞬間。
ハワイの風の中で、フラを踊る人たちを見てみたい。
その人たちのまとう空気の色や質が見たい。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
あとがきによれば、「5年もかかった、入魂の小説集」とのこと。筆者の思い入れもそれだけ強いのだろう。いずれもハワイを舞台にした中編が3篇。また、多かれ少なかれ、そこには失われた家族関係がからんでいる。表題作では、「私」も義母の「あずみさん」も泣いてばかり。構図とすれば、カタルシスによる癒しの物語ということになるだろう。全編にハワイの空気感がよく出ているし、また「単純でいい」ことを指向する世界観は、やはり癒しにつながって行くのだろう。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
1ページに1回…見開きじゃなくて片ページに一度号泣ポイントがあるので、とても電車の中で読めない、進まない。そんな傷ついてる状態でもないのに、なぜこんなに響くのか。
なぜこれを買い損ねていたのか。ハワイでばななさんなんてど真ん中なのに、ゆえに「読んだ」と思い込んだか。よく同じの2冊買うからなーw。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ハワイは甘いのだろうか。
どれもハワイという場所、空気がやさしく、ふんわりと自然に体を癒してくれるようなお話がつまっていた。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
アナザースカイで紹介された回数が多いハワイ
芸能人にも何かしらの想いがあるように
わたしたちの中にも日常と離れてるようで
どこか繋がってるんだと思う
OHANA