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平成19年、2連覇を決めた我が北海道日本ハムファイターズ。平成19年のシーズンは、新庄が引退、小笠原が巨人へ、岡島がレッドソックスへ移籍、と誰もが「ダメなんじゃないの…」と思っていました。しかし。
見事なスモールボールでリーグ優勝。その源泉となる、チーム運営のノウハウ、選手育成方法について書かれた本です。
会社経営へ100%応用可能な本で、ビジネス本として読んでいただきたい本です。
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日本のコーチングのレベルが上がってきていると思う。
でも、アマチュアはまだまだ選手以上に指導者側が勉強していくべきでは?と思わせる場面に数多く遭遇する。
私自身も勉強である。
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わかりやすい!
コーチングの考え方・やり方が、プロ野球の現場を題材にして、非常にわかりやすく解説されている。
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白井先生は長年ヨーガを実践されている方で、メンタルトレーニングにもヨーガの智慧を
取り入れていらっしゃいます。
部下と上司の関係だけでなく、親と子ども(子育て)にも充分役立つ内容だと思います。
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◆全体を通じて、「コーチはあくまで選手の中にあるものを引き出す存在である事」と「『準備』の大切さ」を感じた。実績ある方(83年ドラ1、91年最高出塁率、カムバック賞、ヒルマン時代の日ハムヘッドコーチ)なので説得力がある。
◇怒るときだけの話しかけでは、本音を引き出せない47
◇本人の試行錯誤を見守る余裕が大事77
◇つまり、「一〇〇回振れよ」と言うのではなく、一〇〇回振ることの必要性を気づかせることがコーチの仕事だということになる。89
◇「天才は、高みに登る階段を見せない」(中略)驚異的な記録の裏には、実は、適切な目標という何十段もの階段101
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万年Bクラスだった日ハムが優勝したときのヘッドコーチが説くリーダー論的一冊。
他のリーダー論と違って現実の成功がメディアから知れ渡っていることもあるが、成功までの記述が鼻につくようなところが少なく、いい部分を素直に吸収できた。
もちろん野球に限らず、組織に属する者なら得るところのある良著。
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俺様流を押し付けるような内容ではなく、読んでいて気持ちがよかった。この人は理想の上司ですね。上司がみんなこんなだったらええやん、と思った。野球に関心ないけど、読み終わったら日ハムが好きになるかもョ。
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守備の日本記録をおもちの名プレーヤーで、ヒルマン日ハムのヘッドコーチを務めた方です。講演も聴きに行きましたが、ポジティブフィードバックに徹した方でした。なかなかまねするのは難しいですけどね。
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「選手が気づき、自ら動いたときにこそ能力が発揮される。指導者自らが、選手以上に選手の成長を願い、組織の成長を願う強い気持ちを持ち続け、やる気に満ちあふれ、全力を尽くす存在でなければならない」ニューヨーク・ヤンキースにコーチ留学し、北海道日本ハムファイターズの日本一を支えたヘッドコーチが、実践的メンタル・コーチングを紹介。(Amazon.co.jp)
電子書籍にて購入。プロ野球ファンなら著者・白井一幸氏をご存知だと思いますが、北海道日本ハムファイターズのヒルマン監督時代のヘッドコーチ。選手としての経歴も紹介すると、1983年のドラフトで日本ハムファイターズから1位指名され入団。1990年に肩を手術し出場機会に恵まれなかったが、1991年には自身最高でリーグ3位の打率.311を記録。最高出塁率とカムバック賞を受賞されたスゴい方です。では早速ですが、目次を以下にご紹介。
第1章 一生懸命なのになぜ効果があがらないのか
第2章 部下の自覚を引き出す働きかけ
第3章 部下の意欲を高める心理作戦
第4章 中間管理職としてのコーチの役割
第5章 チーム・コーチングが「個」を生かす
これだけのキャリアの持ち主が、どんなコーチング理論を話してくれるのか期待しながら読んだのですが、テクニックよりもコーチングの基本や心構えをしっかり教えてくれる教科書のような内容でした。コーチング理論を勉強したことがある方は、もしかすると金言はないかもしれませんが、言い換えると魔法の言葉などないってことなんですよね。ひたむきに誠実に向き合って、本気と寛容をもって接していく。この繰り返しが、選手との信頼関係をより強固にし、質問やアドバイスに本当の意味を持つようになるんだなと。とても分かりやすく、改めて勉強になりました。
著者の選手時代は、栄光・挫折・復活を経験していくなかで、どのような状況下でも能力を100パーセント出せるように、メンタル・トレーンングを実践してたとのこと。引退後はニューヨーク・ヤンキースへコーチ留学し、能力を高められたそうです。プロ野球のヘッドコーチという、肉体的・精神的にキツい仕事は、一般人には到底全うできそうにありません。もの凄いプレッシャーの中での苦労話や成功話は、コーチングを語る上で大きな価値があるし、最もふさわしいと思います。
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著者はヒルマン監督の時のヘッドコーチで、現解説者の白井一幸氏。
本によれば、「メンタル・コーチング」の反対語は「フィジカル・コーチング」ではなくて「メンタル・ティーチング」。
熱血根性時代のコーチは「オレはこうだった」「こうしろ」「頑張れ」が多く、選手自身が考え、気づく指導法とは縁遠いものだった。
基本的なことがらを知らない人には教える(ティーチング)は有効だが、調子を落としたり、ミスをして凹んでいるプロに頭ごなしに何かをやらせようとしても決して身につかない。
本書にも出てくるが「馬をムリに水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」という通り、「やる気」は「やれ!」からは生まれないのである。
本人が気づき、納得して実行するには、まず叱責することをやめよう…そんな調子で、いかにファイターズを育てて行ったかが綴られる。
ノムさんをして、スタープレイヤーはいないが個々がやるべきことを知っていて実にいやな攻め手を打ってくる強いチーム、といわしめたファイターズのバックボーンを、ここに垣間見ることができる。
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真剣にやっていれば、必ずいきづまる。それでも一心にやっていくと、ひょいと通じるものだ。通じないのは、いきづまる段階までいく真剣さがたりないからだ。
選手に対するコーチの姿勢をメンタル面から書いた本。
押し付けでなく選手自身の力、意欲を引き出す内容が全体にわたり記載されている。
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しばらくぶりに再読。
あの頃応援したチームを思い出しながら、素晴らしいコーチングの実践例に背筋が伸びる。